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2009年12月24日木曜日

おすすめのドキュメンタリー 「宮下公園TOKYO/SHIBUYA」(http://www.ourplanet-tv.org/)が現在、話題をよんでいるらしい。アワープラネットTVという映像をネット配信するNPO団体が制作している。内容は、まさに宮下公園のナイキ化について。守る会の主張も取り上げられている一方、区長や議員やスケーターに対しての貴重なインタビューも含まれています。60分の長さをていねいな編集でテンポよくつないでいて、この問題の多様な面をコンパクトに知ることが出来ます。必見!。

2009年11月28日土曜日

11月20日、私たちは宮下公園の改造に反対し、ナイキ社前での抗議行動にとりくみました。行動には、支援の仲間もふくめ六七名が参加。『「宮下ナイキパーク」が開設されたらできなくなることを、あえて社前でやる』をテーマに、天王洲アイルのナイキ本社前にてアピールしました。突然ならべられた仮小屋、ダンボールハウスに、ガードマンはしぶい顔。寝袋で「野宿」する仲間、シートをしき弁当を食べる仲間もいましたよ。するとナイキの管理職もビックリしたのか、改造に反対する署名の受け取りを拒否するではありませんか。署名ぐらい受けとればいいのに。ともかく、「グローバル資本・ナイキは宮下公園にくるな」の声を、これからもあげつづけましょう。

2009年11月13日金曜日

11月16日(月)宮下公園青空映画会

11月16日(月)(雨天時17日に順延) 場所 宮下公園渋谷駅側集会場 ●19時~21時 青空映画会!!!!。(暖かいコーヒー付き) 映画「釣りバカ日誌18ハマちゃんスーさん瀬戸の約束」(2007) 内容 美しい瀬戸内海のリゾート開発を巡る大騒動。 リゾート開発と反対派との闘いの行方は?ゼネコン鈴木建設元会長のスーさんの約束とは?今回の釣り上げた魚は?すべての謎が16日に解き明かされる!。 暖かい格好でお越しください。 みんなの宮下公園をナイキ化計画から守る会

2009年11月11日水曜日

お泊まりワークショップ「ダンボールロケット」報告

※渋谷界隈では、ダンボールハウスのことをダンボールロケットと呼ばれています。  渋谷区は11月9日朝にナイキパークに向けて宮下公園のいくつかの出入り口と橋を封鎖するためにフェンスを設置すると告知しました。  公園はみんなのものであり、私のものでもあるけど、一企業のものではない。  その前夜8日(日)からダンボールロケットでお泊まりし、夜間飛行するワークショップを開きました。  終電が終わる頃、渋谷の夜の街を歩いてダンボールを探しにいきました。そして、公園の橋の上でそれぞれ自分のロケットを作りました。  6台のロケット。荒川河川敷からきてくれた人のロケットは、ダンボールを敷きその上で毛布で寝るオープンスタイル。それぞれのロケットで、おやすみー。ビルの上に明るく光る月を見上げ、出発です。  それぞれどんな夜間飛行だったでしょうか。  6台のロケットのすぐ横で、246表現者会議の人たち3人も、ダンボールを敷きそこを囲って風をよけ、その中でおしゃべりをしながら夜を明かしました。ロケットに対して、それはUFOみたいでした。  朝、寝ぼうをして、私たちがいると渋谷区はフェンスを設置できないかな?ならば、朝寝ぼうさん、大歓迎です。  秋晴れの青空の下、お茶を飲んでいる間に、フェンス設置を反対する人たちがぞくぞくと集まりました。  そして、宇宙から公園へ、無事着陸しました!

2009年11月10日火曜日

11月9日フェンス封鎖阻止行動の報告

11月9日(月曜日)の、フェンス封鎖阻止行動には、多くの方々が応援にかけつけてくださいました。遠方からはるばる来てくださった方達もおられます。どうもありがとうございました。 当日の朝8:30には、約70名の仲間が宮下公園の中央通路に結集し、渋谷区を待ち受けました。すろと、フェンス設置の責任者である渋谷区公園課長から突然の電話。 こちら:「もしもし~?」 課長:「職員の身内の具合が悪いため、今日のフェンス設置は中止。いつになるかは目処がたっていない。また、(11日に予定されていた説明会(団体交渉)も含め)一週間の予定をキャンセルする。」 とのことでした。なんじゃそりゃ。その後みんなで渋谷区役所へ出向き、公園課にしっかりと抗議。写真は、渋谷区役所へ向かう仲間たちの様子です。 今回のフェンス封鎖を巡る動きは、ナイキ化へ向けた工事の進行においても、宮下公園で暮らす仲間への追い出しにおいても、重要な契機となる出来事でした。それに反対する多くの人々が集まり、結果として、公園課は現場への登場すらできず、当日の封鎖を断念しました。大きな成果です!!公園課長がこちらに伝えた理由はどうあれ、公園課は当日私たちが大勢での抗議行動に取り組み、宮下公園で待ち受けていることを察知していました。当日結集してくださった皆さんにあらためてお礼もうしあげます。 今後についてですが、11月20日(金)のお昼にナイキ本社前で、宮下公園ナイキ化計画の撤回を求め、情宣行動を行います。多くの皆さんのご参加をお願いします。

2009年11月9日月曜日

【緊告】宮下公園のフェンス封鎖を阻止!?

【緊告】宮下公園のフェンス封鎖を阻止!? 2009年11月9日(月)の朝方に予定されていた、 公園出入り口のフェンス設営が中止になりました。 「今後、フェンスを設営する予定はたっていない」と、 渋谷区から宮下公園ナイキ化計画の 撤回を求める人々に連絡が入りました。

2009年11月7日土曜日

【緊急】11月9日(月)8:30~宮下公園のフェンス封鎖に抗議の意思を!

2009年8月27日、渋谷区長とナイキジャパン社長の間で区立宮下公園を「宮下NIKEパーク」とする命名権売却の調印式が非公開で行われ、9月1日には渋谷区報に完成予想図が掲載されました。工事期間は2010年4月迄(予定)とされ、十分な説明がなされないまま、公園の作り替えが行われようとしています。 10月に入り、渋谷区は公園内に30名弱生活する野宿者に対して、わずか6名分の福祉施設を用意しました。それにより10名弱が施設を利用する予定です。一方、テントに残ると決意した方、気持ちが固まっていない方もいます。そして園内や公園周辺でテントを張ることもできず、今回の福祉施策から除外されている方々もたくさんいます。 そんな混乱の最中の10月末日、渋谷区は突然11月9日から宮下公園の出入り口をフェンスで封鎖するとの掲示を園内に出しました。「工事着工は未定」としているにもかかわらず、フェンス封鎖のみを先行させるこの掲示は一見不可解です。しかし宮下NIKEパークへと至る今回の不自然な手続きは、野宿者を追い出すための手段や圧力にしかすぎません。 このフェンス設置は工事着工へ向けて公園の機能を停止させる露払いであり、また野宿者追い出しの圧力として象徴的な意味を持つと思います。そして野宿者追い出しを渋谷区に任せ、高見の見物を続けるナイキジャパンに対しても、私たちははっきりと抗議の意思を示したいと思います。 緊急の呼びかけですが、皆様のご支援・ご注目のほどをよろしくお願いいたします。 11月9日(月)朝8時30分 宮下公園中央階段前 集合 ※プラカード・差しいれ等の持込歓迎。 ※長丁場になる可能性もありますので、防寒着を各自ご用意ください。 当日連絡先 080-3127-0639

2009年11月4日水曜日

共同声明への賛同ありがとうございました。

「宮下NIKEパーク」の命名権契約と改造工事の撤回を求める共同声明への賛同ありがとうございました。295個人、40団体からの賛同をいただきました。 10月20日、私たちは議会開催中の渋谷区役所にて情宣を行い、配布したビラで、賛同署名の報告をしました。 11月18日を期限として、共同声明への賛同の、第二回目の集約を行います。多くの方からの賛同を引き続きよろしくお願いいたします。

11月20日、ナイキ本社前情宣を行います

2009年8月27日、渋谷区長とナイキジャパン社長の間で区立宮下公園を「宮下NIKEパーク」とする命名権売却の調印式が非公開で行われ、9月1日には渋谷区報に完成予想図が掲載されました。工事期間は9月~2010年4月とされ、十分な説明がなされないまま、公園の作り替えが行われようとしています。 11月初旬現在、公園で野宿する人々には追い出しの圧力がかかり、公園への出入りを制限するフェンスが設置されようとしています。何人かの人々は施設で暮らすことを選び、公園を去りました。しかし、公園で暮らし続けることを決めた人々は現地にとどまっており、ナイキは未だに工事をはじめることはできていません。また、9月27日の私たちのデモには過去最多の240人の人々が参加しました。工事の撤回を求める共同声明には298個人、40団体の賛同が集まっています。多くの人たちが工事の撤回にむけてがんばっています! 私たちは、宮下公園ナイキ化計画の撤回を求め、11月20日(金曜日)のお昼にナイキ本社前で抗議の情宣行動を行います。多くの皆さんのご参加をお願いします。 日時:2009年11月20日(金曜日)/ 午前11時りんかい線「天王洲アイル」駅B出口集合 みんなの宮下公園をナイキ化計画から守る会 東京都渋谷区東 1-27-8-202 TEL 080-3127-0639 FAX 03-3406-5254

2009年11月2日月曜日

宮下公園ナイキ化【テントの封鎖が始まる】

宮下公園の生活者に移動の警告が告げられ、 公園から移動した人々のテ ントが封鎖されました。

2009年10月8日木曜日

10/9(金)宮下公園で野宿の仲間に公園課が回答!

明日10/9(金)、宮下公園において、野宿の仲間からの質問に公園課が回答する場が持たれます。公園課が、宮下公園で暮らす野宿の仲間全体に開かれた形で話をするのは、7 月末に行われて以来、2ヶ月ぶりとなります。関心を寄せてくださる多くの人々がこの交渉に参加していただくようお願いします。 * 時間:1:00集合、公園課との交渉は1:30から * 場所:宮下公園のフットサル場横、渋谷駅寄りの場所 この間、宮下公園は集会などでの使用ができなくなり(9/1以来)、同じ渋谷区では区役所地下の駐車場で野宿者締め出しのための工事が強行されつつあります。一方、9/27のデモには240名の人々が参加し、ナイキ化反対の声を上げました。宮下公園のナイキ化に反対する声は、広がりつつあります。私たちは、公園で暮らす人たちと定期的に話し合いの場を持ち、公園での生活の中からの切実な声として、9/29に質問状を区役所公園課に提出しました(添付のファイル参照)。 宮下公園のナイキ化問題は、私企業による公共地の買い取りという側面と、そこで野宿する人々の暮らしを守るという側面の両要素が不可分に結びついています。多くの人々が参加することで、この問題への社会的な関心の高さを示せます。大人数の応援は、役所に対するプレッシャーになりますし、野宿する仲間へはなによりも大きな力です。多くの方達のご参加をお願いします。

2009年10月7日水曜日

宮下公園サマーフェスティバル 落ち穂拾いアフターパーティ

宮下公園サマーフェスティバル落ち穂拾いアフターパーティ 日時:10月9日(金)19時より 場所:Cafe★Lavanderia (新宿区新宿2・12・9広洋舎ビル1F、03-3341-4845) 入場無料(1ドリンクオーダーいただければありがたい) 長崎も今日も、じゃなくて、やっぱりMIKE(みんなの宮下公園をナイキ化計画から守る会)のサマーフェスは雨だった。MIKEのイベントはいつも雨。しかも今年(8月29日30日)は台風ー。それで、残念ながらいくつかの予定が吹き飛んでしまった。おしい。そこで、宮下公園の現状報告やアイデア作戦会議をしつつ、それらの企画を復活! パーティ! ラバンテリーアに皆集合! 上映: 長居青春酔夢歌 (佐藤零郎) -東京初上映。長居公園テント村に住み込んで撮った力作。強制排除される時、テント村は芝居で抵抗した! スパゲッティ (いちむらみさこ) -代々木公園発、爆裂ムービー などなど DJ: MAKOSSA&SHINFUTATSUGI なんとかDJs 主催: みんなの宮下公園をナイキ化計画から守る会

2009年10月4日日曜日

共同声明・署名用紙09年版

宮下公園を「宮下NIKEパーク」計画から守るための共同声明をつくりました。 第一次集約の締切りは10月18日です。 よろしくおねがいします。 --------------------------------------------------------------------- 「宮下NIKEパーク」の命名権契約と改造工事の撤回を求める共同声明への賛同をお願いします  8月27日に渋谷区とナイキ社との間でネーミングライツ契約が非公開に調印され、9月1日付けの渋谷区ニュースの第一面には、ナイキにより改造された宮下公園の完成予想図が掲載されました。いま、宮下公園は多国籍企業ナイキに売り渡されようとしており、数々の問題点に答えが出されないまま工事の強行が画策されています。これに対し、私たちは10月の半ば、開催中の渋谷区議会にあわせた大規模な抗議行動を準備しています。  それにあたり以下の声明を準備しました。取り組みに心を寄せて下さる多くの皆さんからの賛同をお願いします。個人/団体両方からの賛同を受け付けます。氏名または団体名を公表していいかどうか、合わせてお知らせ下さい。賛同金は不要です。 この共同声明への賛同を大募集中です! 賛同していただける方は個人、団体名、公表の可否、メールアドレス(非公開)、をご記入の上、下記のFAXか、Eメールにお知らせ下さい。個人名で肩書きを公表いただける場合は肩書きもお願いいたします。なお、共同声明は渋谷区やナイキにも提出します。 メール用フォーマット お名前/団体名: 肩書き(個人の場合): 公開可否: メールアドレス(非公開): 賛同の集約先: みんなの宮下公園をナイキ化計画から守る会 東京都渋谷区東 1-27-8-202 TEL 080-3127-0639 FAX 03-3406-5254 MAIL: minnanokouenn@gmail.com 署名用紙は以下のアドレスからダウンロードできます。 http://www.scribd.com/doc/20577211/%E5%A3%B0%E6%98%8E%E6%96%87%E3%83%BB%E7%BD%B2%E5%90%8D%E7%94%A8%E7%B4%99 -------------------- 以下声明 ------------------------ 「宮下NIKEパーク」の命名権契約と 改造工事の撤回を求める共同声明 2009年8月27日、渋谷区長とナイキジャパン社長の間で区立宮下公園を「宮下NIKEパーク」とする命名権売却の調印式が非公開で行われ、9月1日には渋谷区報に完成予想図が掲載されました。工事期間は9月~2010年4月とされ、十分な説明がなされないまま、公園の作り替えが行われようとしています。私たちは、この計画に関して主に4つの理由から撤回を求めます。 (1)宮下公園の公共的な価値を奪う計画内容 今回の改造工事では公園内に新たに有料のスケートボード・ロッククライミングなどの施設を設け、公園名が「宮下NIKEパーク」に変わります。すでにできているフットサルコートを含めると、公園の大部分をナイキ商品販促のための施設が占めることになり、実質的に利用者はスポーツ施設に関心のある人、つまりナイキジャパン社の潜在的顧客に限られます。本来、多面的な機能をもち老若男女が消費せずに憩える「公」園の価値が奪われ、商売を優先する一企業の意のままに変質されてしまいます。 (2)民主主義的な手続きを無視したずさんなプロセス この計画は単なる命名権契約の範囲を大きく逸脱し、公園の中身の改造にも踏み込んだものです。にもかかわらず、渋谷区政はこの1年間、基本プランの公開を行なわず、市民からの意見の募集もせず、驚くべきことに区議会での議決すら経ずに区長と一部の議員のトップダウンで計画を実行に移しました。公募や競争入札が行われておらず、数ある企業の中からナイキジャパン社が選ばれた経緯についても情報の公開を拒んでいます。 (3)野宿を強いられる人々の追い出し 現在、宮下公園で野宿を強いられている約30名は、ナイキ化工事を理由に住まいを奪われようとしています。ナイキジャパン社・渋谷区とも、これらの問題について十分な説明や対応策を提示しておらず、当事者は不安を感じています。 昨年以降の世界的な経済危機のもと、仕事・住まいを失う人々が大量に生み出されており、東京都下の炊き出しには、前年を大きく越える数の人々が集まっています。行政窓口はこの事態に対応できていないにもかかわらず、都内各地で炊き出しをつぶし、同じ渋谷区では区役所駐車場で夜を過ごす約40名を10月にも締め出す計画が進められています。このような状況のもとで宮下公園を含めた公共空間は、経済的・社会的な排除を受ける流動的貧困層の避難場所としての機能を実質的に果たしています。公園から野宿者を追い出すことは、直面する当事者の問題だけにとどまらず、仕事・住まいを失ったすべての人々の生命を著しく危険にさらす行為です。 (4)グローバリゼーションの典型としてのナイキ化計画 いま、ナイキジャパン社が宮下公園で行っているのは、公園の社会的、地域的、倫理的な次元を無視し、公共空間を、制限なく商品を販売するための場として意のままにすることです。規制緩和のなかで、議会での議論や情報公開などの正当な手続きが省略され、貧者の排除が強行されます。この、地球のすべての空間を市場原理に従わせ、あらゆる活動を市場と商品に変換しようという動きは、宮下公園だけでなく日本や世界各地で進行しています。一握りの多国籍企業による社会全体の再編であるグローバリゼーションの進行、このような動きに私たちは反対します。

2009年9月30日水曜日

27日のデモの映像

9月27日に行なった、宮下公園ナイキ化反対、野宿者排除阻止、緊急デモの映像です。 延べ240名ほどの方のご参加をいただきました。 ありがとうございました。 今後も「宮下ナイキパーク」阻止の戦いに、ご注目ください。 ●カンパありがとうございました!!!。28197円(+70せん、1元、2セント、5角、5シリング)でした。

2009年9月20日日曜日

9月27日 宮下公園ナイキ化反対、野宿者排除阻止、緊急デモ

宮下公園ナイキ化反対、野宿者排除阻止、緊急デモ (※終了しました) 2009年8月27日渋谷区長とナイキジャパン社長の間で、宮下公園の命名権を売却する契約が非公開で行われました。命名権だけではなく、ナイキが全面的に公園を改修するという計画です。みんなの力で昨年5月計画発覚以降、反対しくい止めてきた計画が、いよいよ動きだそうとしています。(集会の使用は出来なくなっています。) また、宮下公園内に起居する約30名の野宿者の方が追い出されようとしています。「強制排除はしないが、やわらかな排除はする」と公園課課長が言っています。渋谷区役所地下に夜寝ている約40名の野宿者もシャッター設置を理由に、出入りを禁止しようとしていす。(10月20日完成予定)。今回のデモは、野宿者排除と闘っている「のじれん」と共催で行います。 みなさん、ぜひ参加してください。 日時 9月27日(日)13時集合 集合場所 代々木公園A地区渋谷門 主催 ミケ(みんなの宮下公園をナイキ化計画から守る会) 共催 のじれん(渋谷・野宿者の生活と居住権をかちとる自由連合) 連絡 08031270639

2009年9月8日火曜日

サマーフェス終了、そして今は…

8/30・31に開催された宮下公園サマーフェスティバル、台風さんの御参加でハンパじゃない悪天候になりましたが、無事終了しました。お集まりのみなさま、ありがとうございます。あのあと風邪を引かれたりしませんでしたか。 30日は最大時200人、延べ人数は不明、31日のシンポ(@氷川区民会館)は70人以上が参加くださいました。 さてその翌日から、宮下公園は集会等の使用許可がとれなくなっています。 しかし、工事の具体的なスケジュールは未定とのこと(渋谷区公園課の発言)。 守る会は9月に入っても動いています。引き続きご注目を! ところで、スケボー場の予想図が発表されていますが、なんだかなあ。 樹を伐らないよう配慮したようですが、なんか無理があるというか、不自然すぎません? http://www.shibukei.com/photoflash/673/

2009年8月31日月曜日

シンポジウムは@氷川区民会館に変更しました!

本日のシンポジウムは、氷川(ひかわ)区民会館に場所を変更して行います。 ■渋谷区東2-20-18、03-3409-1195、JR渋谷駅と恵比寿駅の中間、明治通りの「東交番」交差点から恵比寿側100メートルに、案内の看板があります。 地図 http://www.shibuyaku-town.com/map/sb010712 19時~21時30分に時間を延長します。 ※1日目の30日は、多くの人がお集まりくださいました。ありがとうございます。午後6時頃から激しい雨が降り始めましたが、ブルーシートで屋根を作り、仮設の映画館が出現!  それにしても、当会のイベントは昨年・今年と台風さんが積極的にご参加くださいます。素晴らしき?ビッグ・ゲスト!

2009年8月29日土曜日

明日より宮下公園サマーフェス&雨天時会場(映像・シンポ)

明日よりサマーフェスです。 映像上映は、雨天の場合機材故障の可能性がありますので 渋谷勤労福祉会館 第2洋室で行います。 ■東京都渋谷区神南1丁目19-8. TEL:03-3462-2511. JR山手線渋谷駅・ハチ公口を出て、公園通りをNHK方面へ。 渋谷パルコPart2の筋向いです。 シンポは、雨天の場合 氷川区民会館で行います。 ■渋谷区東2-20-18、03-3409-1195、JR渋谷駅と恵比寿駅の中間くらい

2009年8月27日木曜日

渋谷区とナイキ社、調印式を非公開で行う

今日、8月27日午後4時頃、渋谷区役所にてナイキ社と渋谷区との間で宮下公園のネーミングライツ契約に関する調印式が一般市民 、報道関係者に非公開で行なわれました。ナイキジャパン社長は区役所1階出口から、渋谷区公園課職員とナイキ広報部社員に援護されながら車に乗り込み無言で去りました。 そのときの映像です。 以下は静止画像。 ナイキジャパン社長が出口から出てきたところです。 同社社長にプラカードでメッセージを伝える当会メンバー。 タクシーの窓越しに声明文を示し、再考を求める当会メンバー。 声明 考え直してください、ナイキジャパン。 本日、正式契約されるという「宮下ナイキ公園」計画。これを単なる「改修」と言い張るのは、世間を欺くものです。どう控えめに考えても、これは公園の性格そのものの「改変」です。 貴社によるスポーツ施設「寄贈」予定場所は、何もない更地ではありません。樹木豊かな緑地です。 多くの人が無料で誰でも使える、緑豊かな休憩空間を壊し、使用者が限定された有料施設を建てることが、「公共的利益」に寄与することですか? また、「寄贈」予定のスポーツ施設は、30名の「ホームレス」の方々を排除しない限り建設不可能のはずです。現在、渋谷区からは何ら有効な方策が示されていません。 貴社は企業責任やグローバリゼーション化による貧困への対応を掲げているはずですが、このことには見て見ぬふりをするのですか? さらに、渋谷区は貴社に対する過度な「気遣い」により、適切な民主主義的な手続きを蔑ろにしてきました。 このままでは貴社のブランドイメージと「ホームレスの排除」「民主主義の破壊」が直接結びつくことになるでしょう。 今からでも遅くありません。考え直してください、ナイキジャパン。計画の完全凍結を求めます。 2009年8月27日 みんなの宮下公園をナイキ化計画から守る会 車の正面に居るのは当会メンバーではなく(笑)、ナイキ社の広報スタッフです。その左は渋谷区公園課職員。

2009年8月26日水曜日

宮下公園サマーフェスティバル開催!!!

(終了しました) 宮下公園は9月からフェンスで囲われる予定です。様々な問題をそのままにナイキ公園にむけての工事を強行する計画です。そこで、8月の30日31日の両日に、宮下公園を最大限に生かすような手作り感のあるフェスティバルを開きたいと思っています。ぜひ、宮下公園まで足を運んでください。ビバ!宮下公園。 (内容は決まりしだいアップしていきたいと思います。) 8月30日(日) *ブース (11時より) フリマ・飲食物・展示など *展覧会(11時より) いちむらみさこ、黒田將行、武盾一郎、遠藤一郎、藤井光、小川てつオ、MIZ、植松青児、林加奈子、須納瀬淳、廃人餓号、ほか *ライブ演奏(12時より) ぬかるみ、ミッシング箱庭、赤い疑惑、ハプニング、ちりがみーず(TASKEwith小川恭平)、ウランアゲル、DJ無料、ほか *ワークショップ ダンボールハウス制作、パペット制作 *休憩所 246表現者会議 *映画(日暮れより) 「2008・水戸黄門宮下の巻」「これまでの活動報告」(藤井光)「ブライアンと仲間たち パーラメント・スクエアSW1』(監督早川由美子)、「ここは私たちの職場だ」(根来祐)、「スパゲッティ」(いちむらみさこ)ほか 8月31日(月) *ブース(12時より) フリマ、飲食物、展示 *展覧会(12時より) 30日と同じ *音楽セッション 246ウナギスクワット *休憩所 246表現者会議 *シンポジウム(18時より) 「アートと公共性」 パネリスト 藤井光、原口剛、いちむらみさこ、早川由美子、イルコモンズ、ほか *DJ なんとかDJs、makossa&shinfutatsugi 共催 ストリート研究会 問合 08065291871(守る会) ****ブース出店者募集中 ・1ブース2畳程度・一人(一組)1ブース・出店料300円・業者の方の出店はご遠慮下さい・申し込み及び問い合わせは守る会まで連絡をください。 ●ブース出店要項及び申し込みフォームhttp://miyashita1.exblog.jp/ 「泳げないものは溺れろ」という世界を終らせる http://www.youtube.com/watch?v=JZLZnYyx7Js サマフェスフライヤー  http://www.scribd.com/doc/18775982/>

2009年8月19日水曜日

8月23日18時~隠田区民会館で会議します

ナイキ公園の工事を直前に控えて、前回の国際行動の報告や今後の行動のあり方(ナイキに対してなど)を話し合いたいと思います。忙しい時期だとは思いますが、みなさまの参加をお待ちしています。 隠田区民会館の場所http://www.city.shibuya.tokyo.jp/est/kmkaikan/km_onden.html

2009年7月30日木曜日

明日は世界同時行動

from yaki777 http://www.youtube.com/watch?v=4n81eJ4xCcM&feature=channel ■世界同時行動(世界的ナイキ批判) ・7月31日(金)12時 天王州公園集合 ・ナイキショップ前でビラ配りなど、デモ以外でできることをアピール。 World simultaneous action Friday, July 31 12:00 A TENNOUZU PARK set We criticize it by a method except the demonstration for NIKE Japan.  For example, I work as leafleteer in front of NIKE shop. If the one that cannot participate in a local action has you work as a possible action, I am glad.

2009年7月21日火曜日

共同声明スペイン語訳と、声明がスペインのRADIO CHANGOに掲載

NIKE Park de Radiochango JP el 20.07.2009 NIKE Park Curiosamente NIKE (N-a-i-k-i) en japonés significa “sin árboles” Shibuya es un distrito de Tokio muy conocido por la imagen espectacular que se repite cada pocos minutos de su cruce gigantesco. Cuando el semáforo cambia a verde las mareas humanas llegan desde distintas direcciones juntándose para después volver a separarse. Desde este punto donde pasan millares y millares de personas diariamente, caminando unos 5 minutos hacia el norte, se encuentra un gran bosque: es Miyashita Kouen (Parque de Miyashita); se trata de uno de los parques municipales pertenecientes al Distrito de Shibuya. Parece mentira que haya tanta cantidad de verde en el corazón de Tokio. Si alguno de vosotros piensa ir a Tokio este verano os recomendamos pasar por allí para darle el último vistazo pues a partir del día 1 del próximo septiembre lo que encontrareis allí no serán árboles sino una zona de obras para construir el Miyashita Nike Park. Mayo de 2005. Sale a la luz un proyecto para entregar a NIKE el derecho de uso del Miyashita Park. Un grupo de ciudadanos funda una plataforma para plantear los problemas que conlleva dicho proyecto: The Coalition to protect Miyashita Park from becoming Nike Park. Su símbolo es un siluro, que evidentemente es una parodia del conocido logotipo de NIKE, y lleva incorporado el texto “Just Doite (“Doite” significa “Vete de aquí” en japonés)”. Esta es su Declaración Conjunta. En relación al proyecto de convertir el Parque de Miyashita en Miyashita Nike Park, que el gobierno del distrito del Shibuya anunció el día 18 de junio de 2009, pedimos la congelación de las obras de construcción y la retirada del proyecto por los siguientes motivos: Primero. Las obras y reformas incluidas en dicho proyecto perjudicarán el valor del parque como propiedad pública. Segundo. Este proyecto de reforma ha sido preparado y aprobado de manera inadecuada vulnerando los trámites requeridos en una sociedad democrática. El primer motivo es que el plan de reforma perjudicará el valor del parque como propiedad pública. 1) El proyecto de Nike Park supone la deforestación del parque, o sea, dejarlo “NIKE (N-a-i-k-i)”, que significa” sin árboles” en japonés. Cuando se anunció el proyecto el pasado junio, ni la asamblea ni los medios de comunicación, casi no hicieron mención de dos importante factores: la eliminación de la masa forestal y el cambio de la estructura del parque. De hecho, hay varios árboles grandes como son los olmos japoneses y otras especies en el espacio donde está previsto construir un parque deportivo (para skateboarding y rock climbing). Estos grandes y frondosos árboles forman parte de una gran zona verde, cada vez más escasa en el área de la estación de Shibuya. De acuerdo con este plan, Nike Japan nos “donará” al distrito las nuevas instalaciones deportivas. Pero, ¿necesitamos esta “donación” a cambio de unos árboles tan valiosos?. ¿Destruir una zona verde para construir un parque deportivo es realmente concordante con los valores que esperamos de nuestros espacios públicos? Este proyecto atenta contra la actual tendencia con que los ciudadanos se esfuerzan en preservar y proteger las zonas verdes de las áreas urbanas. 2) Perdemos un espacio público donde no es obligatorio consumir Hoy el Parque de Miyashita es un espacio al cual cualquier persona puede ir a descansar y reposar sin coste alguno. Esta tipologia de espacio es sumamente apreciable en áreas urbanas como Shibuya donde el consumismo ha alcanzado su máximo desarrollo. Además, la brecha entre población rica y pobre no cesa de aumentar en la sociedad japonesa actual, haciendo cada vez más necesario disponer de espacios donde la gente con pocos recursos pueda permanecer de modo gratuito. Este plan perjudicará el valor público del parque pues limitará considerablemente los usos y los usuarios del parque. 3) Destrucción de la red de seguridad social. Debido a la crisis económica global que estamos padeciendo, crece rápidamente el numero de ”Housing Poor“ (la gente que se queda sin vivienda principalmete por los problemas económicos). En esta circunstancia el Parque de Miyashita funciona como red de seguridad viviendo actualmente allí unas 30 personas de modo permanente. Es facil prever que de ahora en adelante aumentará la necesidad de este tipo de espacios. No creemos justo que la administración no provea de soluciones eficaces para solucionar el problema de la gente sin vivienda y proyecte eliminar esta función del Parque. El gobierno del distrito de Shibuya tiene previsto deshabilitar el espacio del subterráneo de sus oficinas donde duermen personas sin vivienda. Esto es una muestra más de su falta de comprensión sobre el problema de la gente sin vivienda. El segundo motivo es el ianapropiado procedimiento seguido para aprobar el proyecto vulnerando los procedimientos democráticos. Este proyecto excede los limites del contrato normal de derecho para nombrar (naming rights) dado que incluye la reforma del interior del parque. A pesar de esto, a lo largo del año pasado, el distrito de Shibuya rechazó presentar ningún informe a la población, se negó a publicar el marco del proyecto, no se convocó a la opinión pública ni se puso este tema en la mesa de discusión de la asamblea deliberante. Lo más sorprendente de todo, es que el proyecto ya está en marcha sin votación ni aprobación alguna por parte de la asamblea. Además Nike no es el único fabricante importante a nivel mundial de productos deportivos. Sin embargo, desde el principio no existe indicio alguno de que se haya realizado suscripción ni licitación pública de ningun tipo. Parece ser que Nike es el único candidato para dicho proyecto. ¿Porqué son ignorados los procedimientos básicos y normales en una sociedad democrática? El Alcalde no tiene derecho alguno de disponer de una propiedad pública como si ésta fuera suya. Por estos motivos negamos que el proyecto de Miyashita Nike Park tenga legalidad democrática alguna. Solicitamos la anulación de dicho proyecto de reforma por incumplimiento de los requirementos del sistema democrático y la devolucion del futuro del Parque a las manos de nuestros ciudadanos. http://nikepolitics.org/ http://minnanokouenn.blogspot.com/ ¡Comparte RadioChango! (※http://www.radiochango.com/castellano/konciencia/NIKE-Park.htmlより) ラジオチャンゴについて(ラジオチャンゴJPより) http://www.radiochango.jp/

共同声明英訳

画像は以下のサイトから。http://trevorharvey.wordpress.com/ We demand that upcoming construction to convert Miyashita Park in line with plans for a “Miyashita Nike Park”, as announced on June 18 by the Shibuya Ward government, be halted and the plans be withdrawn for the following two reasons. First, the plans to convert Miyashita Park are exceedingly detrimental to the park’s value as a public property. Second, the plans to alter the park were prepared and decided in a manner highly inappropriate in view of democratic processes and society. Reason One: The plans violate the park’s value as a public property (1) Does the entry of Nike mean an end to the trees (i.e. 無い木) in the park? At the time of the announcement in June, neither the Shibuya Ward Assembly nor the media have shared the most important element of this plan with the public. That is the fact that, in order to convert the park, they will cut down its trees. As a matter of fact, in the space where they plan to construct the sports park (for skateboarding and rock climbing) there already exists many large Japanese Zelkova and other trees. These large, mighty trees are a dear part of the very scarce greenery currently found in the area surrounding Shibuya station.  By the terms of this plan, Nike Japan will be “endowing” the ward with a sports park. However, is an “endowment” of a sports park really necessary to the point that we’d wish to cut down the expanse of trees already there?  Does destroying green spaces for the sake of building sports parks really suit the worth we see in our public spaces?  This plan goes against recent trends in preserving and protecting greenery in urban spaces. (2)We will be losing a free, non-consumerist space  At present, Miyashita Park is a place where anyone can go, at no cost, for a rest or a break. Such spaces are incredibly valuable in extremely developed consumerist urban areas like Shibuya. Also, as the gap between rich and poor grows wider in modern-day Japanese society, it is of utmost importance that people with little resources have a place to go that does not cost them any money. This plan will violate the public worth of Miyashita Park by dramatically limiting who will be able to use it. (3)Breakdown of the safety net  There is no denying that the current economic crisis is giving rise to increasing numbers of people who have lost their places of residence, i.e. the “housing poor”, and in the midst of this Miyashita Park serves a very real function as a “safety net”. Currently about 30 people live in the park, and we will surely continue to need such spaces in the future. We hardly think it right that the government, which has no present policy for effectively helping the housing poor, would nonetheless decide to eliminate a park that serves a clear function as a “safety net”. The Shibuya ward government is also trying to take space located underneath its Ward Office away from homeless persons with no other place to go. This is another example of their lack of understanding regarding the problems faced by the housing poor. Reason Two: The use of inappropriate processes ignoring democratic procedure  This plan deviates far from the scope of a simple contract for naming rights and involves the conversion of the actual interior of the park. Nevertheless, over the last year, Shibuya ward has blatantly refused to make any information public, neglected to release the basic plan, failed to open the issue to the public for comments, and has not even had the matter heard or discussed within the local assembly. Surprisingly, the plan is being advanced despite the fact that it was never voted on or passed in the Shibuya ward assembly.  In addition, when there are so many major corporate sportswear manufacturers in the world, why Nike Japan? There is no evidence that open competitive bidding ever took place. It appears that Nike was the only company under consideration from the start. Why have such a fundamental practices of democratic societies everywhere been ignored? Shibuya’s mayor should not be able to manage public property like a personal possession.  Unless the undemocratic processes utilized in arranging for plans to construct the sports park are abandoned and we are able to return to square one in order to decide on the future of our public spaces through open public discussion of the facts, then there will be no legitimacy to the “Miyashita Nike Park” plan.

2009年7月15日水曜日

7月11日初夏まつり報告

36ブースの出展者の方と、多くの方にご来場いただきました。 ありがとうございました。

7月31日世界同時行動

映像:nikepolitics ■世界同時行動(世界的ナイキ批判) ・7月31日(金)12時 天王州公園集合 ・ナイキショップ前でビラ配りなど、デモ以外でできることをアピール。

2009年7月12日日曜日

共同声明09年7月現在

私たちは、渋谷区から2009年6月18日に発表された「宮下ナイキ公園」計画による公園の改変工事に対し、主に2つの理由から工事の凍結・計画の撤回を求めます。  第1の理由は、この改変計画が宮下公園の公共財としての価値を大きく損なうものであることです。第2の理由はこの改変計画が、民主主義社会としては極めて不適切なプロセスで準備され決定されたことです。 第1の理由;宮下公園の公共的な価値を奪う計画内容 (1)ナイキのせいで「無い木」公園に?  重要なことが、6月渋谷区議会における計画発表、そしてマスコミの報道ではほとんど伝えられていません。それは、今ある樹木が伐られ、公園の中身が改変されることです。  今回の計画でスポーツ施設(スケートボード・ロッククライミング)が建設される予定の空間には現在何本もの大きな(ケヤキなどの)樹木があります。この大きな樹木が、渋谷駅周辺では希少ともいえる豊かな緑地空間を形成しています。  今回の計画では、ナイキ・ジャパンがスポーツ施設を「寄贈」するかたちになっています。しかし現在茂っている大きな木々を伐ってまで、スポーツ施設の「寄贈」を受ける必要があるのでしょうか。緑地を消滅させスポーツ公園化することが公共の価値に沿うことでしょうか。  今回の計画は、都市の緑地空間保全という近年の傾向に逆行するものです。 (2)「消費しなくてもいい場所」が奪われる  また現在の宮下公園は、「消費しなくていい場所」、無料で休息・休憩できる場所です。渋谷のような極度に発達した消費都市において、このような空間は貴重なものです。また格差社会化が進む現在の日本社会では、貧しい者がお金を使わずに過ごせる空間がより必要となっています。今回の計画は、利用者の幅を著しく狭め、公共的価値を損なうものです。 (3)セイフティ・ネットの破壊  さらに現在の経済危機のもと、居住空間を失った「ハウジングプア」が大量に生み出されており、そのなかで宮下公園は「セイフティ・ネット」の機能を果たしています。現在も約30人が居住し、今後もこのような空間がより必要となるでしょう。  行政が有効なハウジングプア対策を講じていない現状で、このようなセイフティ・ネットとしての公園の機能を奪うことは正しい判断とは思えません。渋谷区は区役所地下の野宿空間をも奪おうとしていますが、これもハウジングプア問題への無理解を示すものです。 第2の理由;民主主義的な手続きを無視した不適切なプロセス  今回の計画は、単なる命名権契約の範囲を大きく逸脱し、公園の中身の改変に踏み込んだものです。にもかかわらず、この1年間、渋谷区は情報の公開を拒み、基本プランの提示も行わず、パブリックコメントの募集もなく、都市計画審議会で議論されることもなく、驚くことに渋谷区議会での議決すら経ずに計画を実行に移そうとしています。  加えて、大手スポーツメーカーが数社あるなかで何故ナイキ・ジャパン社なのでしょうか。しかるべき公募や競争入札が行われた形跡がありません。最初からナイキに決められていたとしか考えられないのです。  なぜ、ここまで民主主義社会としての最低限のルールを無視するのでしょうか。公共財は区長の私物ではないはずです。  これまでの非民主主義的な決定プロセスをいったん白紙に戻し、公共的な議論をゼロからやり直さない限り、この計画に正当性があるとは考えられません。

2009年7月2日木曜日

上智大学ミニシンポジウム「渋谷・宮下公園ナイキ化計画の何が問題なのか」

(※終了しました) **** 上智大学社会正義研究所ミニ・シンポジウム 「渋谷・宮下公園ナイキ化計画の何が問題なのか?」 にぎやかな渋谷の中心地にあって、緑あふれる市民の憩いの場―区立宮下公園。 その宮下公園がナイキ・ジャパン社の資金によって全面改修され、同社に公園の命名権も売却されようとしています。 「税金も使わず公園がきれいになって、区の収入も増えて、ホームレスもいなくなるのに何が問題なの?」 そう不思議に思っている人はいませんか? なぜ反対している人がいるのか、気になってはいませんか? 実はこの計画には、野宿者排除、公共空間の民営化、民主的プロセスの欠如、ナイキをはじめとする多国籍企業の問題など、新自由主義的な政治経済の下にある社会を象徴するような、様々な問題点が指摘されています。当ミニ・シンポでは、この問題に取り組んでこられた方々をお招きし、マスメディアでは報道されない現場の声をご紹介するとともに、当研究所の教員を交えて、皆さんと議論を深めたいと思います。奮ってご参加下さい。 7/9(木)17:15~19:30 上智大学中央図書館 L-921教室にて ■講師■ いちむらみさこさん(美術家) 小川てつオさん(246表現者会議) 植松青児さん(みんなの宮下公園をナイキ化から守る会) 黒岩大助さん(渋谷・野宿者の生活と居住権をかちとる自由連合-のじれん―) ■コメンテーター■ 中野晃一さん(上智大学国際教養学部准教授/社会正義研究所所員) 村井吉敬さん(早稲田大学アジア研究機構教授/社会正義研究所客員所員) ■入場無料 ■使用言語(日本語■主催 上智大学社会正義研究所 tel:03-3238-3023/fax:03-3238-3885 E-mail:i-socjus@sophia.ac.jp URL:http://www.info.sophia.ac.jp/social_justice/ *****

2009年6月19日金曜日

6月18日区議会傍聴 

(画像はSriniさんよりメールで送ってもらったアートワーク。) 6月18日、守る会のメンバーが区議会に傍聴に行きました。 ★概要★ 宮下公園は1953年開設、1966年の全面改修で下が駐車場、上が公園の現在の形態となった。40年以上経ち老朽化。1万808平米 ★経緯★ ・昨年2008年2月、関係団体(スケートボード場、ロッククライミング場を誘致する会)よりスポーツ施設建設の要望。(2009年2月嘆願書1000名署名) ・同じく2008年2月これまでほぼ前例のない取り組みのためノウハウを持ったスポーツ関連企業3社に相談。2社よりネーミングライツの提案。(ナイキ外の企業名は明かせない) ・2社から提案を受けて後、またまた2008年2月、どの企業と手を結ぶか検討すべく選定委員会設置。選定委員は学識関係者3名(弁護士、会計士、経営コンサルント(個人名は出せない)、行政関係者3名(総務部長、企画部長、土木部長)のメンバーからなり候補企業を精査。選定基準は財務、社会貢献、企業イメージ、安定運営。 ・選定委員会は2回会合をもち、2008年3月7日ナイキジャパンに決定。ナイキに決定した理由としてはバスケットコート寄贈などの積極的な社会貢献、10年安定を見込める。(ナイキとの契約は未締結。一年1700万円、10年契約予定) ・ちなみに先日6月13日の区長の発表まで区議らにも計画は伏せられていた。その理由としては相手が民間企業であり慎重に契約内容が整うまでは守秘義務などあり表に出せなかった。野党区議が議会・区民を軽視しすぎと強く抗議。 ・改修費用は全額ナイキが負担。具体的な金額は出せない。わからない訳ではない。野党議員から、資料の提示もしくは金額を明らかにする場を別途もつべきとの意見。 ★整備計画内容★ ・新たに公園南側(今テントが密集している部分)にスケートボード場1100平米、南東にロッククライミング場(高7.5m×幅4m)、公園北側(原宿側)に舗装した集会スペース1600平米(現在は1300平米)を新設。バリアフリーとして南西にエレベーター明治道り側に新たに階段新設。 ・フットサル場は人口芝張り替えトイレは便器改修、塗装。 ・公園外周のフェンスも全面改修ライト・ベンチは配置計画進めている。 ・管理事務所周辺はウッドデッキを設置。 ・スポーツ施設は渋谷区が管理運営(教育委員会、土木部) ・維持管理費はネーミングライツの収入より。 →野党議員より、都市公園法12条に違反するのではないかという指摘。「スポーツ施設設置の条項に違反してないので、違反していない」という答弁。 施設及び公園内に広告や企業名を出すのか? →都市公園法(?)・都条例に基づき、施設及び公園内には広告を出さない。 ★今後の予定★ 地元への説明会7月初旬 工事説明会8月中旬 工事期間9月~来年4月 来年5月開設目指す ★ホームレス★ 現在32名が生活してると認識。 誠心誠意説明、福祉・土木部連携し対応。施設計画に理解求める。 与党派(推進派)区議から「ホームレスの方々への理解については慎重に対応して欲しい」との意見。

2009年6月18日木曜日

宮下公園初夏まつり 7月11日(土)開催決定!!

渋谷区長からの「ナイキ公園」化の正式発表があり、9月工事着工予定と事態は急変しそうです。そんな中ですが、夏の訪れを感じつつ「宮下公園」でゆっくり過ごそうと「初夏まつり」を開催することにしました。フリマ、ミニライブ、手作りカフェ、似顔絵、、、、など。みなさまのお越しをお待ちしています!!。 日時 7月11日(土)13時から16時まで (雨天時の振替日は7月20日(祝)です。) 場所 宮下公園内の渋谷駅近くのエリア ライブ演奏 ウランアゲル、ぬかるみ、他 主催 みんなの宮下公園をナイキ化計画から守る会 連絡先 08065291871(守る会) ****フリマ出店者大募集中です!**** ・1ブース使用料300円  ・1ブース2畳以内 ・1人(1組)1ブースのみ ・業者の方の出店はお断りします ・希望の方は事前に守る会まで予約をお願いします 付記 開催時間が12時から13時に、振替日が18日から20日に変更にしました。ご注意ください。(6月30日)

2009年6月16日火曜日

ナイキ本社前行動

ナイキ本社前にて守る会が抗議行動を行いました。 上はその映像です。 http://www.youtube.com/watch?v=DZJTkhdeZEM nikepolitics

2009年6月11日木曜日

本日13時半からの区議会でナイキ化が決定!?

関連記事 東京新聞6月10日夕刊 http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2009061002000229.html ご存知ですか?渋谷駅前の宮下公園がなくなろうとしています。 渋谷区立宮下公園が、渋谷区とナイキジャパンにより、ナイキ公園に変えられようとしています。今流行の公共施設の命名権(ネーミングライツ)を売却する計画で、ナイキは渋谷駅前に抜群の広告スペースをえ、渋谷区は財政が潤うというふれこみです。 この計画は昨年5月に地域のミニコミ誌によって明らかになり、その後も区民や公園の利用者との意見交換がないまま、渋谷区長と一部の議員が水面下で進めています。推進派の伊藤たけし議員は「区の予算を使わないため、区議会での議決が必要ない」とマスコミで発言しています。 私たちは、公園もつ自由さや多様性を、一部の企業が独占して広告のスペースとしていくことに疑問を感じています。また、渋谷区はナイキ公園計画を進めるにあたって企業の入札を行っていません。ナイキはアジア諸国での児童労働などで海外では悪名高い企業でもあります。 昨年からの世界的経済危機の中、住む場所を失い、公園のベンチなどで夜をすごさざるをえない方々が、急激に増えています。生活保護や住居が定まらない労働者を支援する施設もパンク状態です。そんな折、貧しい人々がいられる最後の場所を奪い去るだけが、区政なのでしょうか。09年4月以降も、派遣切りなどで仕事を失い野宿せざるをえない方々が増えていますが、国や都区からは、まだ有効な対策が示されていません。 私たちはナイキ公園ではなく、地域で支え会う場として宮下公園を存続していきたいと考えています。どうか、みなさまお一人おひとりのお考えを渋谷区ならびにナイキジャパン社におよせください。よろしくお願い致します。 [計画の問題点] (1)公園の質が公共地から消費や企業の広告スペースへと変わる。 (2)渋谷駅周辺全体の都市開発の中で、「消費せずにいてもよい」場所をなくしていく。都市のあり方そのものを破壊してしまう。 (3)命名権売却は議会に報告するのみ。事前の住民説明や区議会での議決は一切ない。渋谷区は手続き上問題ないとの見解。 (4)命名権売却にあたり企業の公募・入札が行われていない。 (5)命名権年間1700万円は同規模面積の賃料時価5000万に比べて破格。 [この問題に関する問合せ先] ○渋谷区広報課広聴相談係TEL03-3463-1290/FAX03-5458-4900 ○区長への手紙 〒150-8010渋谷区宇田川町1-1 「渋谷区長宛」 ○ナイキジャパン広報03-5463-3300/お客様相談室0120-500-719

6月13日 第五回みんなの宮下公園を守るデモ

■手づくりサウンドデモをやろう!Just keep it MIYASHITA! [日にち]6月13日(土)雨天決行 [と き]14時~プラカード・楽器づくり     16時~集会     17時00分~デモ出発(18時到着予定) [場 所]宮下公園(中央階段上) [持ち物]パペット、プラカード、音の出る物(アルミ缶、片手鍋とおたま等)     をお持ちください。     手作りサウンドデモはアルミ缶やお鍋などを家にある物やゴミとして     捨てるような物を使い、一人ひとりが音をかきならすタイプのデモで     す。仮装あり、ユニークなパペットあり、カンカンとした金属音あり、     ペットボトルのマラカスあり・・。ぜひみなさんも、一緒に楽器をつ     くり、音を鳴らしていきましょう! [主 催]みんなの宮下公園をナイキ化計画から守る会 [連絡先]東京都渋谷区東1‐27‐8‐202/080‐3127‐0639 [ Mail] minnanokouenn@gmai.com [ブログ] http://minnanokouenn.blogspot.com [口座番号]00150-8-281375 当会はボランティアによる個人・団体の集まりです。行動費はそれぞれが負しながら行っています。ぜひカンパのご協力のほどをよろしくお願い致します。 [概 要]  ご存知ですか?渋谷駅前の宮下公園がなくなろうとしています。 渋谷区立宮下公園が、渋谷区とナイキジャパンにより、ナイキ公園に変えられようとしています。今流行の公共施設の命名権(ネーミングライツ)を売却する計画で、ナイキは渋谷駅前に抜群の広告スペースをえ、渋谷区は財政が潤うというふれこみです。 この計画は昨年5月に地域のミニコミ誌によって明らかになり、その後も区民や公園の利用者との意見交換がないまま、渋谷区長と一部の議員が水面下で進めています。推進派の伊藤たけし議員は「区の予算を使わないため、区議会での議決が必要ない」とマスコミで発言しています。 私たちは、公園もつ自由さや多様性を、一部の企業が独占して広告のスペースとしていくことに疑問を感じています。また、渋谷区はナイキ公園計画を進めるにあたって企業の入札を行っていません。ナイキはアジア諸国での児童労働などで海外では悪名高い企業でもあります。 昨年からの世界的経済危機の中、住む場所を失い、公園のベンチなどで夜をすごさざるをえない方々が、急激に増えています。生活保護や住居が定まらない労働者を支援する施設もパンク状態です。そんな折、貧しい人々がいられる最後の場所を奪い去るだけが、区政なのでしょうか。09年4月以降も、派遣切りなどで仕事を失い野宿せざるをえない方々が増えていますが、国や都区からは、まだ有効な対策が示されていません。 私たちはナイキ公園ではなく、地域で支え会う場として宮下公園を存続していきたいと考えています。どうか、みなさまお一人おひとりのお考えを渋谷区ならびにナイキジャパン社におよせください。よろしくお願い致します。 [計画の問題点] (1)公園の質が公共地から消費や企業の広告スペースへと変わる。 (2)渋谷駅周辺全体の都市開発の中で、「消費せずにいてもよい」場所をなくしていく。都市のあり方そのものを破壊してしまう。 (3)命名権売却は議会に報告するのみ。事前の住民説明や区議会での議決は一切ない。渋谷区は手続き上問題ないとの見解。 (4)命名権売却にあたり企業の公募・入札が行われていない。 (5)命名権年間1700万円は同規模面積の賃料時価5000万に比べて破格。 [この問題に関する問合せ先] ○渋谷区広報課広聴相談係TEL03-3463-1290/FAX03-5458-4900 ○区長への手紙 〒150-8010渋谷区宇田川町1-1 「渋谷区長宛」 ○ナイキジャパン広報03-5463-3300/お客様相談室0120-500-719

2009年5月21日木曜日

第5回手作りサウンドデモ決定!

6月13日(土)を予定しています。16時から集会。17時からデモ。 区議会開催中のデモになります。みなさまの参加お待ちしてます。

5月30日宮下公園新緑まつり開催!!

新緑がまぶしい季節になってきました。「みんなの宮下公園をナイキ化計画から守る会」では、宮下公園でフリマを中心とした地域振興イベントを随時開催していく予定です。第一回目は5月30日(土)。ミニライブや、似顔絵、カフェなども皆様をお待ちしています。土曜の午後、のんびりとした時間を渋谷宮下公園で過ごしてみませんか。 日時 5月30日(土)12時より16時まで (雨天中止) フリーマーケット、ミニライブ(ウランアゲル、平魚泳、大槻洋治、など)、ミニカフェ、似顔絵、、、、 場所 宮下公園の渋谷駅近くのエリア 主催 みんなの宮下公園をナイキ化計画から守る会 連絡先 08065291871(守る会) ****フリマ出店者募集**** ・1ブース使用料300円 ・1ブース2畳以内・1人(1組)1ブースのみ・業者の方の出店はお断りします・希望の方は事前に守る会まで予約をお願いします 付記(2009 6.18) 新緑まつりは、残念ながら、悪天が予想されたために、中止にしました。それでも、当日(曇りで雨は降らなかったこともあり)まつりを訪れた方があったとのことでした。どうもすいませんでした。 出店者も20ブースくらいあり、楽しい祭りになりそうだったのに、残念でした。 7月11日(土)に「初夏まつり」を計画しています。内容はほぼ同様です。新緑まつりが果たせなかった分、初夏まつりで盛り上がれればと思っています。 よろしくお願いします。

2009年4月8日水曜日

手づくりサウンドデモ@渋谷4/11

/// 公園は「公」園のままに~手づくりサウンドデモ@渋谷4/11 /// 好評☆手づくりサウンドデモ第4弾です。 渋谷区長は宮下公園をナイキジャパンに売り渡す改造計画を水面下で進 めています。区議会ではかりもせず、都市環境委員会への報告のみで決 めようとしています。次回の委員会は4月16日(木)です。 私たちの大事な公園をナイキに売り渡すという一大計画。なのにそんな決 め方ありえない!決まってしまう前にみんなで一緒に声をあげましょう! 【日にち】4月11日(土)雨天決行 【と  き】12時00分 楽器・プラカードづくり       16時00分 集会       17時00分 デモ出発(18時到着予定) 【場 所】宮下公園/中央階段上 【コース】宮下公園~表参道~岸体育館~渋谷区役所~公園通り下る~   西武からセンター街~宇田川交番を左~109前~ハチ公~宮下公園 【その他】音の出る物(アルミ缶・なべ・おたま)プラカード等をお持ちください 前回までのデモの様子はこちらから↓ http://jp.youtube.com/user/nikepolitics 【今後の予定】 ○4月16日(木)12時00分  都市環境委員会傍聴、および渋谷区役所前座り込み。 【概 要】 私たちの文化は人と人が出会う活動の中から生まれてきました。 地域・人種・考え方の違いを越えて、時にはぶつかりあいながら。 しかし、渋谷区はその多様な価値観・存在を許容できる公の場=公園をナイキジャパンという一社の独占物にしようとする計画を水面下で進めています。 渋谷区長と一部の議員は結託して、09年度中にも区立宮下公園のネーミングライツを売却する予定です。その計画を区民にも公園の利用者にも明らかにしていません。そればかりか、区議会の議決案件にもせず、都市環境委員会への報告のみで決めてしまおうというのです。 詳細は明らかになっていませんが、マスコミ報道ではネーミングライツ購入権がスポーツ用品店大手のナイキジャパン一社に絞られているとのことです。 当然行われるはずの公募や入札も行われていません。ナイキジャパンが数億と言われる公園改修費を全額出し、ロッククライミング場やスケートボード場を設置するとの事です。また公園を全体を柵で囲い、夜間施錠することや、有料にするといった情報も流れています。 ナイキジャパンは渋谷駅から徒歩5分という好立地に抜群の広告スペースをえることができ、渋谷区は10年間で2億円のネーミングライツ料をえることができると言われています。(08年10/25日本経済新聞/首都圏) また、宮下公園は戦後、何十年にもわたってデモや集会などの表現の場として使われ、親しまれてきた公園です。 100年に一度の大不況と生活苦にさらされている今だからこそ、私たちには気がねなく外へ出て、何もしないでいられる公園が必要です。そして民主主義の通らない政治不信が募る今だからこそ、誰でも表現活動ができる場所が必要です。 お上だけがモノを決め、「市民のため」と称して管理を強めるならば、人々の息づかいはなくなり、いつしか街の活力は失われていくことでしょう。 渋谷区長とナイキジャパンは、市民の自由な表現活動を封じ、金もうけの自由という一つの価値観のみを通そうとしています。また、その決め方も不透明性が高いと言わざるをえません。 ナイキジャパンによる公園の私物化をゆるさず、そして渋谷区長が勝手に市民の活動の場を売り渡す前に、ともに声をあげていきましょう!