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2019年11月13日水曜日

長谷部区長に美竹公園について質問書を提出しました

本日、長谷部区長に美竹公園について質問書を提出しました。
回答は文書にて、期限は11月21日まで、です。
みんなの財産である美竹公園の不当な封鎖状態について誠実な回答を求めます。



2019年11月1日金曜日

10月28日 避難施設での野宿者受け入れについて防災課へ聞きに行く

●ゆきひろ課長が野宿者に不愉快な思いをさせたことを謝罪、今後はきちんとスムーズに受け入れることを約束しました!

まず、台風19号の時の避難施設の対応について私たちの経験を話しました。
台風前日の11日夕方、ねる会議で防災課窓口へ訪問、また、夜7時に電話連絡し「避難施設で受け入れる」「各施設に連絡した」ことを確認する。
12日10時、神南小学校で「地域区民以外は受け入れる事は出来ない」「防災課から聞いていない」「3箇所(自主避難施設)に行ってくれ」といわれる。防災課へ行ったら、「受け入れる」とのこと。職員の同行のもと、神南小学校の体育館に避難した。12日12時、代々木八幡コミュニティセンターでは「今後は、ひがし健康プラザへ案内する。そのような人たちはひがし健康プラザで受け入れると聞いている」と言われた。暴風雨だし遠いのでこちらで受け入れてほしいと言ったところ待たされ、全避難所で受け入れる事になったと告げられる。大部分の野宿者は14時に廊下から部屋に案内される。

以下、わたしたちと防災課長との問答をまとめました。
〈ねる会議〉不適切な対応になった経緯を聞かせてほしい
〈ユキヒロ課長〉まず、みなさんに不愉快な思いをさせてしまった事を申し訳ないと思っている。11日にみなさんから言われて、渋谷区としてホームレスの方々を受け入れる事にした。それまで認識していなかった。11日のその時点では、渋谷川氾濫と八幡の崖崩れの危険から、自主避難施設の三箇所(ひがし健康プラザ、地域交流センター恵比寿、代々木八幡コミュニティセンター)を開設した。同日夜、避難所(小中学校など。福祉避難所を含め9箇所)も追加で開設する事に決定した。
〈ねる会議〉台風の前にわたしたちは話したのに、野宿者に対してなぜ今回のような事がおこったのか。
〈ユキヒロ課長〉渋谷区としてはホームレスの人たちを受け入れるとしていたが、11月夜、非常にバタバタしていたので、情報が共有できなかったかもしれない。12日神南小学校での対応については、渋谷区の防災体制の観点から、帰宅困難者と区民を分けており、今回は帰宅困難者受け入れ施設は開設していないため、そのような対応になってしまったのかもしれない。代々木八幡の対応は、どうして職員がそのように言ったのかわからないが同所は避難者の想定数を20人ほどしかしておらず、ひがしはもっと多く備蓄があり受け入れる事ができるので、そのように言ったのかもしれない。自主避難施設であった3カ所を管理している渋谷サービス公社には、野宿者受け入れについて徹底するように伝えた。他の場所については一応は(区職員に)伝えていたが、施設の管理者がいて、小中学校は学校の先生が施設管理者だったりして、また町会の自主防災組織の方もいて運営していて、周知ができなかった。
(ねる会議)ホームページ上では、避難所と自主避難施設を区分けしていなかったが。
避難所はぎりぎりまで開設するつもりがなかった。でも風の害もあるだろうと思って、まんべんなく避難できるようにした。実質的には、自主避難施設だった。
(ねる会議)自主避難施設は区民以外の利用を想定していないのか
(ゆきひろ課長)そこは微妙なところでグレーですが、例えば台風で暴風雨が吹いているときに新宿区民の方が渋谷区の施設に来られても人命の観点から拒否はできません。今回はホームレスさんだけではなくて、そういった方も受け入れることにしました。今後どうするかは計画の見直しや運用も考えていく。でも、渋谷区としても人命優先で考えたいので、大きな災害があれば、みなさん(野宿者)を避難所に受け入れるようにさせていただくという考えです。
(ねる会議)最初の受け入れの時みたいなイザコザがあると、野宿者はいろいろと嫌な思いをしているから、行く気持ちが奪われてしまう。
(ゆきひろ課長)次回からは、スムーズに受け入れられるようにしたいと思います。
(ねる会議)人命第一ということは了解したが、野宿者も区内に継続的に居所として住んでいるので、帰宅困難者というよりも区民として考えていただいた方が実態にあっていると思う。
(ゆきひろ課長)そうですね。
〈ねる会議〉他の区のホームページは、区民以外は利用できないなどと記載していてない。自分は入ってないと考えてしまう野宿者もいると思う。今回、最終的に実質は自主避難施設にすべてがなったことからも、こういう記載をしない方がいいと思う。
〈ユキヒロ課長〉渋谷の住所を書いていただければ、住民票を見せてくださいということまではやりませんので。区民というのも考え方かなというのも1つあると思います。今後、誤解がないように運用も考えさせていただきたいと思います。ただ、渋谷区の事情としてはあまりオープンにどなたでも来てくださいとなると備品もないですし。でも、渋谷の皆さんについては受け入れると決めています。
〈ねる会議〉避難施設の名前・住所・連絡先を記載する欄が丸見えだった。プライバシーに問題がある。
〈ユキヒロ課長〉そのへんもプライバシーに配慮して改善していく。
〈ねる会議〉避難場所のアナウンスは?ラジオを聞いていたが避難場所が分からなかったという意見もあった。ひがし健康プラザは野宿者が来たか?
〈ユキヒロ課長&職員〉12日10時15時、防災放送した。しぶやのラジオ(FM87.6)ではずっと流していた。ホームレスさんかどうかは本人に聞いていないが、ひがし健康プラザでも、そのような方が来たと聞いている。
〈ねる会議〉野宿者にとっては役所レベルで認定する災害以外、少さい台風や雪でも命に関わることがある。高リスクであることを認識していただきたい。渋谷区福祉課が紹介した施設は貧困ビジネスのひどい施設もあり、多くの野宿者たちは路上に留まる。緊急事態は建物に避難しなければならないときはある。
〈ユキヒロ課長〉渋谷区の防災計画の中では雪という話はないのですが、みなさんの話は分かりましたので、全庁で共有させていただきます。
(ねる会議)そういう場合も追い出したりしないでください。
(ゆきひろ課長)今回、ほんとにいい課題という風に我々も感じています。今後はきちんとスムーズに受け入れられるようにしていきます。
〈ねる会議〉テントにいるのは危なかった。枝が落ちてきて怖かった。テントに居続けた人もいるけど、わたしは避難できてよかった。命が大事だ。精神的にも良かった。避難所は風が入ってこないし、濡れないし。濡れたら大変だった。寒くなるし。避難所は静かでよかった。助かった。毛布は、暖かかった。避難場所は命をつなぎとめる。
(ねる会議)みんな我慢して利用を諦めてしまうので、開けています、という態度を見せてほしい。
(ねる会議)自分の中にある差別意識に気が付いてほしい。これはいかんな、という戒めが必要。
(ねる会議)現場の職員から最初は招かざる客みたいな扱いを受けて差別的に感じたが、上の方針が変わるとすごく対応が変わった
(ゆきひろ課長)渋谷区も今回の台風で方針を決めました。それについてはみなさんご安心していただければと思います。対応を徹底していきます。

2019年10月29日火曜日

10月26日、美竹公園の廃止・閉鎖について近隣の皆さんにお知らせしました



依然として、更地をフェンスで囲んだままの美竹公園(の約三分の二)。
不当な廃止状態が続いていることを近隣の皆さんにお知らせしました。看板をつくり、美竹公園の近くでチラシを配りました。明治通りより1本裏で往来はまばらながら、飛ぶようにチラシが捌け、近隣の皆さんの関心の高さが強く伝わってきました。
1時間ほどの間に5人から「がんばってくれ」との声も。また、美竹公園を抜ける通路が封鎖されているために、ご老人たちが不便をしている、という話も聞きました。
もう高いビルはいらないよ、と言った人もいました。
仮庁舎解体後は公園に戻すと渋谷区が約束していたことを近隣の方たちも忘れてはいません。
何の説明もなくフェンスでかこったままの状態であることに疑問を感じている方は大勢います。
ましてや、区民や利用者に隠して再開発計画が進行していることを知ったら、誰だっておかしいと感じるでしょう。
フェンスをあけろ!公園に戻せ!

2019年10月25日金曜日

渋谷区における台風19号の野宿者の避難施設受け入れについての詳細報告

■ 10月11日(金)17時頃 防災課
 ねる会議の呼びかけで集まった人たちが、防災課に対して、翌日の台風19号時に区の避難所が野宿者を受け入れるよう要求。まず、防災課職員のコウノ氏が応対。
・17時時点で、対応は会議にて検討中。
・翌日(12日)朝には公表できる。
その後別の職員がやってきて、私たちに次のとおり伝える。
・自主避難施設を3ヶ所用意する。すでに公表されている。地域交流センター恵比寿/ひがし健康プラザ/YCC代々木八幡コミュニティセンター
・野宿者を受け入れる。
・ 開放時間は12日10時から、台風がおさまるまで。夜は越すだろう。
・毛布と多少の飲食料の準備はある。
・「帰宅困難者の受け入れ」ではない。地震等と違い事前に予測できるものだから。
・担当の課長は防災課長。
また、自主避難施設3ヶ所のリストを紙で受け取る。

私たちから防災課に
・災害の際、行き場所がない者がいる、ということを想定してくれ。
・代々木公園のサービスセンターに避難について聞いたところ、渋谷区に相談してくれ、と言われている。
・何かあったらまた来ます。

渋谷区サイト内に「区内在勤者等、区民の方以外の利用はできません」という記載があることを知る。
https://www.city.shibuya.tokyo.jp/anzen/bosai/hinan/2019_jisyuhinan_00001.html

Web Archive:
https://web.archive.org/web/20191014004620/https://www.city.shibuya.tokyo.jp/anzen/bosai/hinan/2019_jisyuhinan_00001.html

すでに役所は窓口を閉めていたため、18:20頃に防災課に電話。
下記3点を伝える。
・野宿者も自主避難施設が利用できることを念押し。
・現地スタッフにちゃんとした対応をするよう連絡するよう念押し。
・サイトの「区民の方以外利用できない」との記載を改善するよう要求。

19時頃に防災課に念押しの結果を聞くために電話。
・避難施設での野宿者受け入れについては防災課長、部長に確認をした。
・避難施設(この時は3か所)で野宿者をうけいるように職員に周知をした。
・「区民」(以外は利用できない)という文言については、そのままだが検討はする。

自主避難施設について、野宿者用ビラを作成し近辺の野宿者に配る。
夜、自主避難施設が10ヶ所+3ヶ所(要配慮者対象)に増えていることを知る。
また、23区内で「区民以外おことわり」の明記は渋谷・港だけとのこと。


■ 10月12日(土) 10:05 渋谷区内
渋谷区のスピーカーにて、「避難準備・高齢者等避難開始」のアナウンス。自主避難施設名も含む。


■ 10月12日(土)@ 神南小学校
マークシティでビラ撒き後、野宿者を含む2名で10時に神南小学校へ。正門開けて入る。
校舎入り口付近にて渋谷区職員が出てきて、「渋谷区民ですか?」
前日の防災課への申し入れの話を伝えると、そのまま待たされる。
その後、副校長(PTA会長同席)が出てきて、次の発言。
「学校は原則、地域住民だけ」
「 防災課の上の方に確認したが受け入れできない」「恵比寿、ひがし、YCC(当初の3ヶ所)は受け入れる」「今なら雨も酷くなく移動できる。移動困難な状況で来られたら受け入れる」

苦情を申し入れた上でいったん引き上げ、隣の渋谷区役所へ。
一階で待たされ(15分後)、防災課職員6名が出てきて、次の発言。
「 神南小学校に行きましょう、大丈夫ですから」「教育長にも、ウチの上でも決定がでましたので大丈夫です」
神南小学校に再び行く。
防災課から 副校長へ「教育長から決定がでましたんで、区民以外も受け入れてください」
副校長しぶしぶ受け入れる。防災課が一室を用意することを提言すると、副校長は、人数が少なくて管理できないと抗弁。
体育館に案内される。30分ほどして、館内を衝立で<区民・区民以外>に分ける。
16時、飯セット配布。400gのリゾットが3つ/クッキー/500cc 水
朝6時半に2人は退出。
避難者は25名。犬も2匹いた。


■ 10月12日(土)@ YCC代々木八幡コミュニティセンター
朝11時ころ、野宿者2名で行く。
名前・住所・電話番号を記載させられる(他の人の記載内容が見える記入用紙だった)。
住所を「XX公園内」としたところ、受付担当者にどういうことかを聞かれる。
前日の防災課への申し入れの話を伝えたところ、 避難所職員が受付内で検討して、受け入れることになる。
12:15くらいに、野宿者7人が避難。受付で「今後の野宿者は、ひがし健康プラザに行ってほしい」と言われる。
豪雨の中移動はきびしい、ここでも受け入れてほしい、神南小も受け入れたと聞いている、と要望する。
「ここで受け入れる事は聞いていない。(本部に?)ちょっと聞いてみます。」と職員が言う。
協議の上で「どの避難所も野宿者を受け入れることになった」と知らされる。
野宿者は、部屋ではなく、奥の廊下のパイプ椅子で待たされる。
13時ころ、職員に部屋のことを尋ねると「もっと人がきたら部屋を準備しようとしている」と言う。避難のための部屋が満員なのかを聞くと「地域の高齢者や障碍者のために用意している」と言う。「イスにずっと座っているのはきついので場所をつくってほしい」と要望する。職員は、「昨日から聞いていれば準備も出来たんですが」と言う。野宿者の避難については、今朝、初めて聞いたとのことだった。
14時に部屋が準備されたので移動する。
部屋は十分の広さがあった。

食事は、クッキー(ブロックタイプ)4本、クッキー、水。寝具は薄手の毛布とマット。
職員は深夜まで働いていた。

野宿者合計11名避難。
 「外にいたら大変だった、避難できて良かった」との声が野宿者から出ていた。

翌朝6時~片付け、7時すぎに退出。
(ここの避難者は合計77名。)
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2つの避難施設についての報告でした。
今後、聞き取りによる報告、防災課との交渉の報告をしたいと思います。

2019年10月24日木曜日

台東区への要望書に、ねる会議で賛同しました

要望書の内容は「 災害対策からホームレスの人々を排除した件について」です。

台東区が行政として避難施設への野宿者受け入れを拒否したことは許しがたい暴挙です。
この件については、多くのメディアにも報じられ社会的に大きな問題になっています。
10月31日までに台東区長は誠実に回答することを求めます。

なお、ねる会議としては、要望書について「今後、避難施設からホームレスを排除しないことを確約させること」「災害時のホームレスを含む社会的弱者の問題は都市部だけではないこと」を意見させていただきました。






台風19号時の避難施設での渋谷区の野宿者への対応について

台東区において避難施設でホームレスが排除された件が国会で取り上げられるなど、大きな問題になっています。
一方で、渋谷区は野宿者受け入れをしたとして台東区と対照的に語られています。
アエラ記事https://dot.asahi.com/aera/2019101300012.html?page=1
しかし、渋谷区も、避難施設の神南小学校では開設時には野宿者を地域住民ではないとして追い返しました。また、代々木八幡コミュニティセンターにおいても、受け入れを拒否はしなかったものの、東健康プラザのみが受け入れ場所という発言が開設時にありました。
これらの対応は、現場での抗議によって改善されましたが、渋谷区がすべての避難施設において野宿者を受け入れることになったのは、12日の昼すぎのようでした。
決して、渋谷区も避難施設の野宿者受け入れが開設時から足並みをそろえて実施されたわけではありません。
わたしたち(ねる会議)は、前日11日に防災課に訪れ、職員に(その時に開設が決定していた)3カ所の避難施設について、野宿者受け入れについて質問し、受け入れを確認し、また、そのことを防災課から各避難施設に通知することを求め、周知したとの回答ももらいました。
それにもかかわらず、避難施設では(3カ所の1つである代々木八幡コミセンですら)11日に連絡を受けていないと12日に言っていました。
各避難施設などで職員は徹夜で奮闘していましたが、野宿者受け入れにおいて不適切な対応があったことも事実です。
避難施設での受け入れ体制、また、ホームページでの区民以外は利用できないという告知の仕方、いずれも問題がありました。
日頃の行政の酷薄なあり方を知っているだけに、避難施設の利用に、ためらいを持っている野宿者が多いと思います。
災害時において、生命の危険にさらされやすい野宿者が今後、避難施設を利用できるように対応の改善、徹底が必要です。

(詳しくは続報にて)

2019年10月21日月曜日

飛び出す法令、珍解釈! 公園課問合せ行動報告

10月に入っても半分以上がフェンスで囲われたままの美竹公園。
10月11日、公園プロジェクト担当課長に問合せるため、ねる会議で公園課に出向いた。
ところが、中村課長は音声録音について「庁舎管理規則」を盾に注意を繰り返し、話を進めることが出来ない。窓口での問合せを録音して何が悪いのか全く理解しがたい。意地になって意味不明なローカルルールを振り回す中村課長には閉口したが、仕方なく庁舎外でやりとりすることにした。台風が接近している(途中で、雨が降り出した)なか、実に愚かしい出来事であった。
さて、私たちはようやく本題の質問をはじめたのだが、それまでの対応に輪をかけて中村課長の回答は意味不明なものであった。

1、第3仮庁舎解体後、なぜ庁舎スロープだけが撤去されず補修までされているのか?

これね、解体業者さんが階段に何かぶつけたんだって。それで補修した。そんだけです。別にそのまま壊さなかっただけなんで。
---なぜ壊さなかったのか?
壊す必要が今すぐないから、それだけです。
---第三仮庁舎は郡リリース(業者)からレンタルしていたものですよね。
そうなの?。詳しいことは知らない。
---解体するということは全部なくすということだから、一部残っているのは普通に考えておかしい。
ああ、かもしんないけど、復旧しなくていいってしただけです。
---公園に戻さないことの証拠ではないのか?
違います。
---郡リリースの解体すべき範囲に入っていたのか?
もちろん、範囲ですよ。範囲で更地に戻すところなんだけど。あのままでいいっていう。
---業者が予算内で解体すべきものを改めて解体するとなると税金が余計にかかるのではないか。
まぁ、うちが解体するようになればそうかもしれないけど。どう利用するかは。
---他のものを作ろうとしているのではないか
してないって、言ってるじゃない。してないです。してないです。いい?
---スロープを残している理由はあるのか?
だから、あそこを壊すと公園側もタダではすまないのよ。公園側に影響があるから。必要なくなれば壊しますよ。いまのところ何の必要もないから、いずれ壊しますよ。
---では、必要ないものをわざわざ補修しているのはどうしてか?
俺もわかんない。俺もわかんないけど、そうしたんだって。

2、仮庁舎解体後に都市公園を廃止しつづけている「公益上特別の理由」は何か?

今は公園が廃止されている土地だから、都市公園法はまだ当てはまらないので。そこは、渋谷区が総合的に判断をして、まだ公園としていない。あの更地で管理していく、当面の間となっているだけ。
---話が逆。公園が廃止されているから都市公園法が当てはまらないのではなくて、廃止するためには「公益上特別の理由」が必要。だから、それが現在ないのだったら、話がおかしい。
でも自動的には戻らない。
---廃園になった理由がなくなったのでしょ。
はい、なくなった。
---それで、そのままにしておくのか?
そう、それは総合的に判断して、当面の間あのままにしていくと区が決めたから。
---総合的な判断、というのは「公益上特別の必要」ということか?
それは関係ない。
---公益上の特別の必要が9月末になくなるのは前もって分かっているわけだから、その後は公園として回復した上で、整備工事が必要ならば利用制限を条例でかけてやるべきなのではないか?
それはご意見として伺っていますし、ご要望としても捉えられるのだけど、総合的に区が判断して、そのままと決めているだけです。
---公園は「公益上特別の理由」があってはじめて廃止できるわけだから、その廃止状態を維持しているのであれば、何らかの都市公園法16条(廃止要件)に当てはまる理由がなければおかしい。
そうじゃない。もう廃止したから、その土地は都市公園法の適用じゃないから。
---都市計画法上の公園でしょ。
都市計画上はそのまま残っています。
---公園として整備しなくてはいけないという義務があるわけです。
ああ、都市計画公園を公園にしていきましょうね、というのは決まっているから、そこは否定していないです。それが、今すぐかどうか、というのは決まってないから。
---2014年に美竹公園を廃止をしたときは今年の3月31日が廃止期限だった。その時点で、公園に戻ったのではないか。
公園として区域決定して、もう一回告示しないとダメなんじゃないの。
---ではなぜ告示しないのか?
それは総合的に判断して。
---総合的な判断というのは都市公園法16条の理由にない。
もう廃止しちゃってるから16条関係ないもん。
---その理屈でいったら、公益上の理由がたとえ1日だけであったとしても、その後ずっと廃止が出来る。おかしい。
ものの考え方はそうかもしれないけど、ぼくも法律家ではないけど。ただ、廃止する理由があって、廃止をした土地なんですよ。だから都市公園法は適用されないから16条の理由が必要ではない。
---その話、法律上、厳しい制限が加えられている廃止要件をかなりアクロバティックに運用しているように聞こえる。都市公園を所管し指導監督している国交省には、運用の仕方について問題がないか確認しているのか?
ぼくはしていないです。
---誰かしているのか?
う-ん、わかんない。してないと思いますけど。
---総合的な判断とは何か?
(歩きながら)総合的は総合的です。
---公園にいつ戻すのか?
(小走りで)当面の間はあのままです。
~~
こうして中村課長は庁舎内へと走り込んだ。
公園を廃止した理由がなくなっても公園にすぐに戻す必要が法的にないと筋の通らないことを言い、総合的な判断の中味も答えない、そんな公園課が美竹公園を元に戻すのか、私たちは疑念をいっそう深めざるを得なかった。
私たちは、さらに追及をしていくつもりである。