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2020年9月29日火曜日

2020.9.13三井不動産は追い出しやめろ!宮下公園とりかえすぞ! 24 時間あけろデモ、大成功! (ねる会議)


 2017年の宮下公園強制封鎖以降、ほぼ毎月13日(ミツイ31をひっくり返すぞ)とやってきた三井不動産抗議行動。今月9月13日は日曜日。すっかり様変わりしたとはいえ、宮下公園はみんなの公園だ!ということで、宮下公園発着のデモを追求することにした。宮下公園出発のデモはたぶん2016-2017渋谷越年越冬闘争以来の約4年ぶり? 再開発後の宮下公園では初のデモ!


 もともとデモや集会に広く利用されてきた宮下公園は、渋谷区と三井不動産による公園敷地まるごと再開発により、三井の商業施設「レイヤードミヤシタパーク」の屋上4Fに追いやられてしまった。再開発で指定管理者制度が導入され、現在、「宮下公園パートナーズ」(西武造園と再開発をやった三井不動産の2社で構成)がタナボタ式に運営・管理を行なっている。デモや集会利用について、渋谷区公園課(いつのまにか名称から「緑と水」が消えた)は、三井不動産と基本協定を締結する直前2015年12月の区民環境委員会で、委員からの質問に当時の吉武(よしたけ)緑と水公園課長がこう答えている。
「公園機能につきましては、維持していきたいというふうなことは先ほど申し上げさせていただきましたが、委員のおっしゃる集会、デモ等につきましても、公園機能の一環かというふうに考えますので、今ある宮下公園の機能だというふうに考えますので、これは交通管理者であるとか、その他関係者とも協議をした上で、今後進めてまいりたいと思いますが、原則、基本的には、今ある公園機能については維持していきたいというふうに考えております。」
https://ssp.kaigiroku.net/tenant/shibuya/SpMinuteView.html?council_id=1153&schedule_id=1&minute_id=514&is_search=true#
 しかし、7月28日の宮下公園オープン後も、渋谷区ホームページには区立公園の使用について、「神宮通公園のデモ解散」たった1箇所しか掲載されていない。おかしい、話が違う。では実際聞いてみるかということで、別件(2020渋谷秋祭り:10月3日開催)の申請に行ったさい、宮下公園パートナーズ所長に「デモ・集会の使用」はどうなっているか聞いたところ、「断る理由はありません」とのことだった。(秋祭りでの使用に関しては、貸し出し手続きの詳細がまだ決まっていない、とりあえず内容を紙に書いて出してくれ、渋谷区と検討して連絡すると言われ、いろいろ話しているうちに以前と同じフォーマットの申請書を渡された。詳細決まっていないといいつつ、8月末の時点で9月の土日はぜんぶ渋谷区主催のイベントで埋まっていた。なんかズルくない?)。

 もうひとつ、宮下公園のデモ使用で懸念されることとして、先月8月13日の三井不動産抗議行動の終了後、終始無言の謎の警備員軍団に入園を阻止されるというとんでもない事件が起こっている(http://minnanokouenn.blogspot.com/2020/08/13.html)。屋上の宮下公園に行くには、階段、エレベーター、エスカレーターのいずれかを通らないとたどり着けないにもかかわらず、多勢の警備員に通行を阻まれ入園できなかった。これについて、利用者選別はおかしいだろということで、お盆明け8月17日すぐに渋谷区公園課に出向き、中村公園課長に27日に現地で説明することを約束させた。その日のうちに宮下公園パートナーズが「持ち込み禁止事項」を羅列した赤い掲示をあわてて大量に剥がしているところを仲間が目撃。

19日に新たに貼り直された掲示の内容を確認すると、「安全管理のため、以下の持ち込みを禁止」と書かれていたのが、「安全管理のため、以下の物を使用する為に持ち込むことを禁止」という表現に変更、持ち込み禁止物として書かれてあった「プラカード」の記載も消されていた。そして、8月27日、釈明にきた中村公園課長は、「『商業施設の管理者が、プラカードなどの使用について質問した。回答が得られなかったので膠着状態に陥った』と三井不動産から聞いている」と、事実に反する見解を繰り返した。プラカードのことなんか一言も言ってなかったぞ、ウソつき!中村公園課長には再度の確認を要請しているが、いまだに三井不動産から返事ナシとのこと。しかし、集会やデモの必需品であるプラカードを、持ち込み禁止物品からあわてて除外したということは、「ヤバイ」と気づいて撤回、持ち込み可としたのか? 

 そういうわけで、公園使用についてよく分からないままであったが、デモ・集会は憲法にある表現の自由で保障されているわけで、やるのに許可が必要であることじたい不当なので、とりあえず渋谷警察署にデモ申請に行った。宮下公園交差点出発、宮下公園内解散で用意してきた申請書を出すと、警備課係長が「宮下公園は使えるんですか?」と聞いてきたので、「所長が断る理由はないと言ってましたよ」と告げると「では確認してみます」といなくなる。戻ってきて「所長はデモについては聞いていないと言っていますよ」と言いつつ、「出発場所、『宮下公園交差点』とありますけど、『宮下公園』と書き直してください」とだけ言ってきて、申請書をあっさり受理。しかし毎回デモ申請のたびに渡しているデモ警備について①警察による写真・ビデオ撮影をやめろ②(コロナ感染対策で)2メートルのソーシャルディスタンスを保てるよう徹底しろの要請書を今回なぜか頑なに受け取り拒否、しょうがないので警務課を呼び出し請願権に基づいた請願の拒否はおかしいだろうと渡そうとしたらこれも徹底して拒否、さらに「帰れ!」と阿部衛渋谷署警務課長に恫喝されたので、桜田門の警視庁本庁まで赴き、警視庁広報課公聴係に手渡した。渋谷署はこのかん在日外国人への暴力職質で大批判を受けているが本当相変わらずしょうもないですね。


  そして迎えた9月13日のデモ当日。予報では夕方から雨だったが、とりあえず決行しようと話し合い、16じころから集まりいつものようにみんなでメシづくり。この日のメニューはトンデモミツイ丼!雨が降ってきたので雨よけテントを建て、その下で米を炊き、豚肉をガンガンゆでてハチミツ醤油をからめる。これは美味い!宮下公園内でゴール後にみんなで食べる予定だが、何が起こるかわからないので、鍋ごと台車に積んで宮下公園に向かう。

 出発場所は、商業施設の1F、宮下公園交差点のアディダスの前。宮下公園は「レイヤードミヤシタパーク」の屋上部分だけかと思っていたら、そういえば、ホテルを建てるために都市計画上、ホテル敷地を公園から削って、無理やりに足りなくなった分を増やした(2017年4月)のが、アディダス前だった。さらに、ややこしいことに、なんと7月28日オープン当日に渋谷区が公園区域の一部変更を行っており(渋谷区公示第270号)、1F地面の駅側の入り口から、以前駐輪場があり、脇に野宿の仲間の小屋が並んでいた緑道だった東京都の敷地、現在レイヤードミヤシタパークの「渋谷横丁」がテーブルや椅子を出しているエリアが、新たに「渋谷区立宮下公園」として編入されている。みなさん、1Fも公園ですよ〜!

 
  今回、デモの告知がほとんど出来ていなかったのだが、アディダス前に行くと30人ほどの参加者が!取材記者も3〜4人ほど同行。雨っぽいのに人通りは多い。レイヤードミヤシタパーク、盛況ですね〜 デモ出発前、渋谷署警備課トキトウ警備課長が「歩くのが大変な参加者がいるでしょう? 信号は変えない、途中で止まって後ろを待ちながら行っていいから」と言ってくる。警備の人数もなんとなく少ない。

 ルイ・ヴィトン、プラダ、グッチなどブランドショップが立ち並ぶ明治通りを「公園はみんなのものだ!」「貧乏人を追い出すな!」「ヴィトンは出ていけ!」などコールしながらデモ出発。最後尾が追いつくのを時々止まって待ちながらゆっくり進み、三井不動産のホテル「シークエンスミヤシタパーク」前では5分以上も滞留しながらコールしまくり。早く進めと急かされない、警察が後ろを待つよう指示してくる。こんなデモは初めてだ。ホテル前から神宮通公園にかかっていた歩道橋はなくなり横断歩道が出来ている。JR高架下を通って、タワーレコードのある通りからスクランブル交差点、左折してガード下をくぐり、いよいよ宮下公園の渋谷駅側入り口へ。

 ここでいきなり渋谷署警備課長が、「宮下公園の使用許可とってないから、オレはこれ以上行かないよ」と言って帰っていく。その代わり、サファリパークあるいは西部劇保安官みたいな制服の「宮下公園パートナーズ」が10人くらい、首から赤いプラカードを下げて待ちかまえていて、「拡声器は持ち込まないでください!」「横断幕はしまってください!」と口々に言ってくる。その中にいたナイキ公園のときにいた顔を知ってるFIDOの職員(転職したらしい)が「公園使用許可とってないですよね? 拡声器をしまってください」と言ってきたので、「使用許可とったら使っていいの?」と聞くと無言。デモは急には止まれない。ドンドン後ろからみんなやってきてコールしながら大階段に向かっていく。大階段には、この前ジャマしてきた三井不動産の警備員(富士警備?)が待ちかまえていて、「どちらへ行かれますか?」と聞いてくる。「屋上です。宮下公園です」と答えると、この前とは違い「どうぞ」と両脇に避けた。
 そういうわけで屋上までの階段を頂上目指してのぼりながらデモ続行。公園の中央にある管理棟の前、ド真ん中の芝生あたりでぶじゴール!メシ運搬の台車や何人かの仲間もエレベーターで宮下公園までぶじ上がって来られた。最終的に約40人が参加、大盛況!

 屋上までがんばってのぼってさすがに疲れたが、その分みんなで食べたトンデモミツイ丼の美味さは格別だった。宮下公園内はうわさどおりけっこうな数の利用者が夜の公園を楽しんでいたがとくに問題もなく、バナーを広げてあちこちに腰掛けながらゆっくりメシを食って、解散までぶじ貫徹した。
 そもそもデモや集会でたくさん利用されてきたのが宮下公園だ。自由に使える公園、24時間開放された当たり前の公園をとりもどすため、これからもどんどん使っていこう。デモや集会もガンガンやっていこう!

2020年9月9日水曜日

9/13(日)三井不動産は追い出しやめろ! 宮下公園とりかえすぞ! 24時間あけろデモ


18時宮下公園(アディダス前)集合
18時15分出発
~宮下公園や駅周辺、40分ほどのコース
宮下公園内解散

※出発前に撮影についての注意などいたします。

ミヤシタパーク初デモです。ご結集ください。

2020年8月26日水曜日

宮下公園に入れないとはどういうことだ!? 8月13日三井不動産抗議行動報告~27日交渉告知



ゲリラ豪雨は去ったものの暑苦しい木曜夕方、宮下公園前で恒例の三井行動にとりくんだ。いつものヴィトン前に行くものも、向かいのアディダス前のほうが広くていいなあと移動。階段にゾロゾロ集まってる警備員たちの姿に、なんか雲行きが怪しいぞ、なんなんだ?と思ったが、まさかその後あんなことになるとは・・・
「公園に高級ブランドもホテルもいらない」横断幕やプラカードをたくさん出して、ビラくばりアピールをいつもどおり敢行。立ち止まって聞いていく人、チラシをもらう人多数。異変が起こったのはそのあとだ。情宣を終えて、さて、宮下公園で夕涼み、スペシャル飯「ス・タバスコ丼」をスタバ横の芝生でゴロゴロしながらみんなで食べようと、エレベーターに向かったところ、あちこちから走ってくる何人もの警備員。なんと、エレベーターの前に立ちふさがられた!



 
理由を聞いてもウンともスンとも言わない。宮下公園に行けないじゃないか!区立公園なのになんで入れないんだ?と聞いても無言。しかも、公園管理者の「宮下公園パートナーズ」ではなく商業施設の警備員だ。こんな区立公園ありえないぞ! しまいにはエレベーターの電源を落とし停止させる暴挙。エスカレーター、階段に回ってもやはり走ってきて封鎖する。20時スギ、もちろん開園時間内。屋上の宮下公園が、たくさんの利用者で賑わっている最中でのこと。ありえない!
かなり抗議したがあまりに腹が減ったので、そのままエレベーター前の地べたに座ってメシ。元々は大階段があった辺りだ。駅に続くギラギラ横丁に負けないくらいおしゃれなスパイシー・タコライス風どんぶりで、ひとときの南国気分を味わった。
この宮下公園入れない事件、「ツイッター」などで三井不動産はおかしい!という声がまたたくまに飛び交っている。宮下公園のあまりの変貌ぶりに驚き、注目してくれる人たちがたくさんいる。私たちはいままでどおり、宮下公園を本来の誰でも利用できる公園として使っていこう、ということで、盆休み明けの8月17日、さっそく何人かで渋谷区公園課に聞きにいくことにした。
いつも忙しいと逃げ回っている中村公園課長、そして明石公園整備主査が在席。待つこと30分、ようやく受付に出てきた。明石「宮下公園パートナーズから報告を受けてはいる」我々「パートナーズじゃないぞ、商業施設の警備員だった」中村「公園に入れないのはおかしい。事実確認して回答する。誰に電話すればいい?」公園が利用できないという一大事なのに相変わらずの軽いノリ。電話じゃなくて疑問に思っているすべての人の前で説明するよう求めた。
なお、公園課長とのやり取りの中で、宮下公園1Fわきの緑道、野宿の仲間のブルーシート小屋が並びバイク駐輪場のあった場所、現在は「渋谷横丁」で賑わっている場所が、実は宮下公園の一部らしいことが判明。ということは、渋谷横丁の店外にせり出したテーブルや椅子は公園設備なのか?
さらに公園課からの帰り、宮下公園前を通った仲間が、「宮下公園パートナーズ」が公園の注意事項を列挙した例の赤い看板を剥がしてまわっている場面に遭遇。渋谷区公園課から何か指示があったのか、それとも慌てて証拠隠滅か??
「宮下公園入れない事件」のみならず、三井不動産に占領された宮下公園は不可解なことばかり起こっている。あらためて追及する必要がありそうだ。

中村公園課長が8月27日(木)18時15分、宮下公園に説明に来ることになった。
18時からアディダス前で打ち合わせをするので、渋谷区・三井不動産が不当だと思う方はお越しください。
きっちり問いただそう。




2020年8月11日火曜日

総務省に署名提出、8月4日5日、泊まり込み連続交渉!!

●いざ総務省へ

「ホームレスで住民票のない人にも特別定額給付金を求めます」署名には、10日ほどで5121筆(賛同77団体)が寄せられました。
4日13時、総務省前に、大阪や山谷や渋谷、三多摩などから約60名が集まりました。
しかし、(総務省)給付金室は、屋外で署名を受け取らない、交渉は行政相談室という小部屋で6名で30分、という条件を直前に出してきました。皆の前で署名手交・全員での交渉という私たちの要望とは大違いです。
また、屋内と屋外をオンラインで結ぶことすら前日に断ってきました。さらには、大臣や事務次官ではなく、決定権限のない課長補佐しか出てこないとのことです。
そのため、はじめから給付金室と揉めることになりました。

ガラス越しに見えるところで署名を受け取る、と給付金室は提案しましたが、建物の隅の見通し悪い場所。中身のあるやりとりをにじませるフクダ主査に、署名提出は保留し6名で交渉することにしました。

●交渉内容は?

交渉は、こちらの要望内容と「住民登録によらない給付のスキーム」(給付スキーム)を巡って行われました。
相手は鳴田課長補佐とサカキ課長補佐、他2名。
給付スキームについて「事務負担」「法的制約」「2重給付」を問題点として否定。
貰えない人より2重給付の懸念をなぜ優先するのか、という問いかけに対しては、公金ですので、という答え。
法的制約については、住民登録を前提にしないと住基ネットの照会や戸籍の附票の取り寄せができない(注)、との見解。
渋谷区利用の住民登録できる無料低額宿泊所は1カ所しかないこと、自立支援センターは満室であることを伝え、仮に福祉を活用しても住民登録出来ない現実を訴えました。
「住民登録の意思」があれば、給付スキームなどの法的制約はなくすことができるのではないか、とも提案しました。給付室は、明確な回答をしませんでした。また、今までの通知で示したところが最大限できるところ、との説明でした。
2重給付については、給付スキーム中の例外的なケースである「本籍も最終住民登録地も不明な場合」について、その可能性について指摘するだけだった。
私たちは厚労省への現状確認とともに、期限の延長を求めましたが、住民登録の申し出があれば柔軟な対応(申請期限をまたいでも支給される場合がある)、との答え。
本日の話は受けたまわって内部で検討します、と交渉開始から30分たったことを理由に無内容のままに終わろうとするので、期限までもう時間がないんだ、回答もらうまで帰れない、と伝えました。しかし、外で待っている人たちの意見を聞きに行った人が戻る前に給付金室は退室してしまいました。
(注)戸籍の附票の取り寄せは、総務省住民制度課の見解では住民登録を前提とせずとも役所間で可能であるとのこと

●外からの質問

1,申請期限を延長できない理由
2,申請期限は住民登録のある人に対してのものであり、住民登録がない人の施策はこれからはじめるべきである。
3,受給できない人がいることについての見解

●記者会見、署名提出、そして泊まり込み

総務省正面玄関前で記者会見を行いました。交渉の報告、署名をはじめた理由、渋谷や山谷や大阪での取り組み、住民票のない当事者の思い、などを訴えました。
そのまま敷地内に座り込みながら、大臣や事務次官などに対して、署名を受け取るようにマイクアピール。フクダ主査は、相談室で代表1名だけによる受け取りを主張。ねばり強い電話交渉の末、19時すぎにみんなの前に鳴田課長補佐らが出てきました。
総務省の看板の前で、署名本文を読み上げ手交。しっかりやれ!との声が飛び交いました。「外からの質問」などを聞き及ぼうとしたところ、交渉ではない、として逃げるように引き上げていきました。
私たちが回答を求めていると、庁舎管理室長などがガードマンとともに出てきました。給付金がもらえない窮状を訴えるとともに、庁舎管理が給付金室にうるさく言うからこんな事態になったのだと追及すると「オンライン会議はどんどんやってほしい」「署名の受け取りはどこでも構わない」などと給付金室から聞いた話と全然ちがう。どうやら給付金室は庁舎管理室をだしに、こちらの要望を独自判断で否定していたようでした(騙された!)。
ねる会議で用意したサンドイッチを夜食にたべて(夕食は山谷のカレーだった)ダンボールをしいて、思い思いの場所で横に。3回ほど庁舎管理が「出て行ってください」など声をかけてきましたが、30名ほどで総務省敷地に堂々と就寝しました。

●5日、再交渉



朝6時起床。マイクアピールやビラまきなどをしました。しかし、地上を通るのは隣接する警視庁職員が主でビラの受け取りは残念な感じでした。今年一番の猛暑に見舞われながらも、のど自慢が歌を披露。
朝食のあと、「外からの質問」や要望について全員の前での回答を求めると、昼ころ、給付金室の鳴田課長補佐らが庁舎管理室室長らと出てきました。

①について。そもそも住民票がない方に対しての給付は困難だから、延長の必要はない、との答え。
②について。基準日(4月27日)に住民登録がなくても申請日までに登録していただければ給付できます、と答えになっていない。
改めて、渋谷での現状を示して、どうすれば受給できるのかと問い詰めました。最終的には自治体の判断です、との答え。
住民票がないために受給できない人、2重給付する人、それぞれどれくらいの数になると考えているのか?と聞くと、仮定の話にはお答えできません。
③について。我々(総務省)は最大限対応させていただいたということです、との答え。
給付金のために福祉を受けて感染症リスクが高い大部屋に入るのはおかしい、と迫ると、ご意見はお聞きしました。
改めて検討することを約束しろ、と求めると、納得されないかもしれませんが検討の結果が以上です、と言って、課長補佐らはまたもや帰ってしまいました。逃げるな、との声が沸き上がったのは言うまでもありません。

●あきらめないぞ

給付金室が帰ってしまったので、庁舎管理室室長に対して、次回交渉設定か要望の再検討を給付金室に伝えることを求めました。渋っていた庁舎管理室だが、根負けしたのか伝えることを約束。しばらくしても返事がないので給付金室に電話すると、庁舎管理室から返答する、とトンチンカンなことをフクダ主査が言いました。
結局のところ、給付金室の返答は、すでに回答は尽しているので交渉や検討はしない、とのことでした。
酷暑のなか、みんなでドリフを踊ったり歌ったりしながら、今後の対応を考え、給付金室に対して、またくるし、あきらめないぞ、と通告しました。
そして、18時すぎシュプレヒコールで行動を締めくくりました。総務省の姿勢を大きく変えるには至りませんでしたが、様々な団体が協力し、参加した方たちががんばり抜いて、総務省敷地(玄関正面)に60名で座り込み、30名で泊まり込んだ前代未聞の行動は強い影響を与えたと思います。
すべての人が給付金を受給できる日まで、様々なやり方を一緒に考えていきたいと思っています。

2020年8月8日土曜日

署名ありがとうございました

個人賛同: 5121 (うち、直筆1018、オンライン4103)
団体賛同: 77

でした。皆さんありがとうございました。
8月4日に総務省に提出しました。波乱含みだった署名提出、二日に渡った交渉などの報告は後ほど。

野宿者給付金行動で、男性の相談窓口がないことが発覚! ~渋谷区またもやダイバーシティのうそ

住民基本台帳を基準とした定額給付金は、住民票がない多くの野宿者たちへ届いていません。一方、総務省は、世帯主である配偶者や親族の暴力から避難している人には、避難先での住民登録がなくても、居所の自治体で、被害の「確認書」を申請し、世帯主に居所を知られずに給付を受け取れる特例措置を設けています。これは、児童虐待やDVの被害者支援の運動の成果でしょう。ところが先日、この対象となる野宿者が、渋谷区で「確認書」の発行を断られたという事が起こりました。
ある野宿者が「確認書」を発行してもらおうと、6月中旬、ねる会議メンバーのひとりと渋谷区福祉窓口を訪れました。しかし、DV被害相談は女性と子どもに限っており、そのため男性には「確認書」を発行できないと言われました。耳を疑うような返答でした。相談は女性・子どもだけと限定していること、それ以外の人たちはどこで確認書を発行しているのかも伝えられないということに、唖然としました。
ダイバーシティを謳う渋谷区が、特定の性別の相談を断っているという…。当該の方は「この(避難者のための)やり方、女の人だけなんだぁ。」と、うつむいてしょんぼりしていました。
すぐにねる会議のメンバーたちは、渋谷区が男性の「確認書」を発行するのはどこなのか協議するよう、給付金課と福祉課に申し入れました。
そして渋谷区からは、男性の「確認書」は、東京都ウィメンズプラザの男性相談で発行すると連絡がありました。確かに、東京都ウィメンズプラザは渋谷区にあります。しかしなぜ? 渋谷区には所管のダイバーシティセンター・アイリスがあるのに、そこでも男性の相談を受け付けていないのか? まったく謎でしたが、その時は、当該の方になるべく負担がかからないように、とにかく給付金の手続きが進むようにと、ウィメンズプラザの男性相談に連絡してみようということになりました。ねる会議のメンバーが、予約方法など調べてみるとウィメンズの男性面談相談は、週一回一時間だけでした。慌てて当該の方はねる会議のメンバーと電話しました。しかし、男性相談は8月下旬まで予約がいっぱいとのこと。それでは期限に間に合わない! 電話口では「渋谷区さんに確認書を発行してもらうように言ってください」と伝えられました。当該の方と、メンバーはすぐに渋谷区福祉事務所へ向かい、ほんとうにウィメンズプラザと連携して決めているのか?予約でいっぱいってことですよと、窓口にうなだれて訴えました。すると、すぐに確認します、と相談係長。そして、とうとう尋ねました。「ダイバーシティセンター・アイリスではやってないんですか?」すると、「アイリスにはそのような体制はないんです」ということでした。
閉口。
その日は福祉事務所を後にしました。
渋谷区は、こんな体制でダイバーシティを掲げていたのか?
そして、あちらこちらとたらい回しにされ、給付金担当課長が謝罪し、結局、「確認書」は給付金担当窓口で受け付けられることになりました。専門の相談員との面談で手続きが行われないことは不安ですが、ひとまずこの当該者へ「確認書」は発行され、給付金が給付されるに至りました。
 
渋谷区には男性相談窓口がない。このことからは、被害相談が必要な人を、女性や子どもと限定し、渋谷区が、暴力や、暴力の連鎖を防止しようと考えていないことが明らかです。閉ざされた家族関係の中では、同性のパートナー間、成人している子から高齢の親へ、兄弟姉妹、親族間で、さまざまな暴力が起こりうるでしょう。
路上や公園に留まる野宿者たちは、家族と連絡を取りたくない為に生活保護の受給ができないと考える人も少なくありません。保護申請の審査には親族照会があるためです。連絡が取れない理由は様々でしょうが、中には、親からの暴力を受け続けて育ち、家族中が暴力的な関係となってしまっていることもあります。成人した自分が高齢の親を殴りそうになるところから家を出て来た人たちもいます。
家庭内での男性被害を無いことにする、もしくは、それぐらいたいしたことではないと矮小化することは家父長制への執着からかもしれません。
 今回の事態を受けて、ねる会議は4団体と共に、渋谷区へ苦情申し立てを行いました。回答が来たらまた報告します。