「ねる会議」は、 宮下公園で寝ることをきっかけに、2017年初頭から、野宿者としての生活や人権を守り、たたかいとるために、渋谷・新宿などで野宿者を中心に活動しています。
「ねる」場所を守る作戦や考えを「ねる」ための会議、が団体名の由来です。
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2009年6月19日金曜日
6月18日区議会傍聴
(画像はSriniさんよりメールで送ってもらったアートワーク。)
6月18日、守る会のメンバーが区議会に傍聴に行きました。
★概要★
宮下公園は1953年開設、1966年の全面改修で下が駐車場、上が公園の現在の形態となった。40年以上経ち老朽化。1万808平米
★経緯★
・昨年2008年2月、関係団体(スケートボード場、ロッククライミング場を誘致する会)よりスポーツ施設建設の要望。(2009年2月嘆願書1000名署名)
・同じく2008年2月これまでほぼ前例のない取り組みのためノウハウを持ったスポーツ関連企業3社に相談。2社よりネーミングライツの提案。(ナイキ外の企業名は明かせない)
・2社から提案を受けて後、またまた2008年2月、どの企業と手を結ぶか検討すべく選定委員会設置。選定委員は学識関係者3名(弁護士、会計士、経営コンサルント(個人名は出せない)、行政関係者3名(総務部長、企画部長、土木部長)のメンバーからなり候補企業を精査。選定基準は財務、社会貢献、企業イメージ、安定運営。
・選定委員会は2回会合をもち、2008年3月7日ナイキジャパンに決定。ナイキに決定した理由としてはバスケットコート寄贈などの積極的な社会貢献、10年安定を見込める。(ナイキとの契約は未締結。一年1700万円、10年契約予定)
・ちなみに先日6月13日の区長の発表まで区議らにも計画は伏せられていた。その理由としては相手が民間企業であり慎重に契約内容が整うまでは守秘義務などあり表に出せなかった。野党区議が議会・区民を軽視しすぎと強く抗議。
・改修費用は全額ナイキが負担。具体的な金額は出せない。わからない訳ではない。野党議員から、資料の提示もしくは金額を明らかにする場を別途もつべきとの意見。
★整備計画内容★
・新たに公園南側(今テントが密集している部分)にスケートボード場1100平米、南東にロッククライミング場(高7.5m×幅4m)、公園北側(原宿側)に舗装した集会スペース1600平米(現在は1300平米)を新設。バリアフリーとして南西にエレベーター明治道り側に新たに階段新設。
・フットサル場は人口芝張り替えトイレは便器改修、塗装。
・公園外周のフェンスも全面改修ライト・ベンチは配置計画進めている。
・管理事務所周辺はウッドデッキを設置。
・スポーツ施設は渋谷区が管理運営(教育委員会、土木部)
・維持管理費はネーミングライツの収入より。
→野党議員より、都市公園法12条に違反するのではないかという指摘。「スポーツ施設設置の条項に違反してないので、違反していない」という答弁。
施設及び公園内に広告や企業名を出すのか?
→都市公園法(?)・都条例に基づき、施設及び公園内には広告を出さない。
★今後の予定★
地元への説明会7月初旬
工事説明会8月中旬
工事期間9月~来年4月
来年5月開設目指す
★ホームレス★
現在32名が生活してると認識。
誠心誠意説明、福祉・土木部連携し対応。施設計画に理解求める。
与党派(推進派)区議から「ホームレスの方々への理解については慎重に対応して欲しい」との意見。
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