再三に渡り話し合いを求めてきた「行政代執行法にすら依らない」小屋の無断撤去の件の経過報告です。担当者が逃げ回り、また電話での問合せにも返答をしないために、10月8日(金)に公園課に交渉に行きました。その折、小澤公園課課長が交渉途中に逃げてしまい、かわりに出てきた関口土木部参事が、「正式に話し合いの場を設定する」「話し合いの日時の提案は10月13日(水)の午後3時にする」と、約束をしました。
その言葉を信じて、13日約束の時間に行ってみると、なんと「話し合いはできない」との返事。なぜできないのか、聞いてみると「事実の認識が異なるので」との返答。では、どこの認識がちがうのか、と聞くと「分かりません」。撤去の事実がなかったということか、と聞くと「答えられません」。だれの決定なのか、と聞くと「区の考えです」。区長の決定ということでいいのか、と聞くと、念仏のように「区の考えです」。では、この件の窓口はどこなのか、と聞くと「窓口はありません」。文書で回答してください、というと「できません」。完全シャットアウト。これが、渋谷区の対応なのか、あまりのことに腹立ちを通り越して狐か狸に化かされたような気持ちに。工事をするために、強引に住む場所を奪っておいて、その当事者が何度も訪れても話し合いに応じようとしない。このような渋谷区の姿勢は、行政として到底許されるものではない。
わたしたちは断固抗議し謝罪と現状復帰を求め、追求の手をゆるめるつもりはありません。
土木課を後にしたその足で、今度は総務課に行って、きちんとした話し合いの場を総務として作るように要求した要望書を柴田総務部長宛で手渡しました。総務課は、わたしたちの10月1日(金)小屋撤去、9月20日(月)植木都市基盤整備調整担当副参事の言動、についての質問にたいして「土木部で回答する」と言った責任もあります。18日(月)総務部に電話で確認してみると、「区で供覧中、区議会中でなかなか調整ができない、今週中には返事をする」とのことでした。
事態の重さを自覚し、真摯な回答を早急にすることを渋谷区に重ねて要求します。
*詳細の区とのやりとりを確認できるように、音声ファイルをエントリーする予定です。
*10月25日総務課に電話で要望書の回答を求めたところ、「土木部としても総務部としても話し合いの場を設定しない。「抗議声明などを読んだところ意見がちがうので話し合うことはできない。」との返答でした。意見がちがうからと話し合いができないならば、渋谷区に話し合いというものは存在しないとのことなのでしょうか。さらに、私たちが文書で要望したので文書で返答をください、といったところ、検討するとのことでした。29日に電話をしてみると、土木部としても総務部としても文書での回答はできない、との返事でした。渋谷区の一連の対応に、強く抗議します。
*10月13日の関口土木部参事とのやりとりをテキスト化しました。(12月19日)
区 3時までに連絡する、という事だったでしょ。
N 3時まで待ってくれ、とおっしゃったのはそちらの方ですよ。なにを言ってるんですか。
区 とりあえず、じゃまになるから。(移動する)
O はいはい。