8月1日、 新宮下公園整備事業の実質的な開始である宮下公園の解体が始めら れた。私たちは、新宮下公園に抗議するために、 朝9時から宮下公園前で抗議をした。
7月25日の三井不動産による「申入書」の受け取り拒否、 宮下公園整備事業準備室による差別発言などを受け、 改めて現場で工事についての説明と中止の申し入れを行うというの が主旨であった。
私たちのマイクによる呼びかけにかかわらず、 三井不動産や工事を受注している竹中工務店の責任者は出てくる気 配がなかった。大階段近くの出入り口を堅く閉ざしたまま、 その門扉の向こう側に警備員と竹中工務店と思われる人間がずらり と立ち並んでいる。しかし、 彼らも私たちの問いかけに黙したままだった。私たちは、 解体工事の掲示に記させている竹中工務店の問い合わせ先に電話を かけた。しかし、説明を行わないと言い放ち、 一方的に電話を切った。
三井・竹中が私たちに行ったのは、 歩道橋や公園内からのビデオ撮影を無断で繰り返すことだけだった 。
ナイキジャパンは申入書を少なくとも受け取り回答したことがある し、2010年にナイキの工事を受注した東急建設は、 現場責任者が現場で説明を行った。もちろん、 それらは不十分なものでしかなかったが、 今回の三井不動産および竹中工務店の不当さは際だっている。 このような企業が、公共性のある事業を行うことは許されない。
「宮下公園の解体工事着工に野宿者ら抗議」
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