宮下公園整備事業準備室なるものがある。 三井不動産に宮下公園のことについて尋ねると、 ここから折り返し連絡がくる。しかし、同準備室がある場所も、 運営しているのが誰なのかも答えようとしない謎の多い組織である 。判明したのは、同準備室の宮下公園担当というオノ・ ムラタ両氏とも三井不動産の社員ではないということだけだ。 わたしたちは三井不動産の人間と話しているつもりだったので、 これには驚かされた。竹中工務店なのかも答えようとしない。
同準備室のムラタ氏と電話でやりとりしている中で、ムラタ氏が「 野宿者やその支援者からの申し入れは受け取りません」 と発言した。その前後のやりとりは以下である。
---「(3月27日宮下公園に)鋼板たてているのはあなた方でしょ」
ムラタ「うーん、難しいところですね」
---「難しいではなくて、はっきりしているでしょ」
ムラタ「鋼板たてたことが、 あなたに何かご迷惑かかったたんですか?」
---「ぼくたち、会としてしゃべってしているんですよ」
ムラタ「どちらの」
---「宮下公園ねる会議」
ムラタ「はーん、ご趣旨は?」
---「もともと宮下公園で住んでいる野宿の方と一緒に」
ムラタ「宮下公園に住んでいる?宮下公園って公園ですよね」
---「そういった方々と一緒にやっている活動です」
ムラタ「宮下公園の利用者ということですか?」
---「利用者ともいえます」
ムラタ「利用者ですよね。 住んでいるなんてことはおかしいですよね」
---「あなた、 公園の事業をやろうとしている人にしては認識が低いと思うけど、 日本の大都市の公園で野宿の方が住むという実態はあるわけですよ 」
ムラタ「実態はあるんでしょうねぇ。住んでいるというか、 いるんですからねぇ」
---「だから、そういう方々と一緒にやっている活動。で、 あなた方が3月27日にたてた鋼板によって被害を被っています」
ムラタ「被害。ほーなるほど」
---「だから、 そういったことについての申し入れはしたいわけ」
ムラタ「うーん、受け付けません」
---「それは何でですか?」
ムラタ「はい、受けません。必要がないからです」
---「必要がない理由を言ってください」
ムラタ「わたしどもとしては、 必要がないとしか判断のしようがない」
---「どうして?」
ムラタ「今、うかがった会として、●● 様が条例に基づく近隣の対象外であるということですね」
---「ぼくがさきほどから説明したところは、 近隣だからという話ではないんですよ」
ムラタ「あくまでも条例というものがありまして」
---「いいですか、 あなたがた建てた鋼板によって被害を受けたんだと主張したわけで すよ」
ムラタ「それはわたしどもとしては、 被害を与えたという認識ございません」
---「それは改めてほしい」
ムラタ「それは改められる内容だと思いませんし、 それは認識のちがい」
---「あなた、よく分かってないだろ」
ムラタ「よく分かっている分かってないじゃなくて、 認識のちがいですから、 それはちがうところでお訴えをなされたらいかがですか?」
---「認識のちがいって、あなた、今、 状況を把握したばかりじゃないの」
ムラタ「あなたがたは、 以前の宮下公園で寝泊まりをしていたその権利を主張されているわ けですよね」
---「権利も主張しています」
ムラタ「それは違うところでご主張ください」
---「なんでですか?」
ムラタ「 わたしどもはそういった主張を受け入れる部署ではございません」
---「主張といえばそうだけれども、あなたがた、 まさに今から新宮下公園つくろうとしているんでしょ」
ムラタ「いえいえ」
---「かつ、あなたがたが立てた鋼板で追い出されたんだよ」
ムラタ「そういう認識はないので」
---「認識してくださいよ、ちゃんと。 認識が足りないんじゃん、あんた。いい加減にしてください」
ムラタ「いい加減にはできません。 失礼なこと言わないでください」
---「失礼なことは言っていない」
ムラタ「難しいようでしたら、 お電話を切らせていただきますけれど」
---「難しくないよ」
ムラタ「そうですか。どうぞ」
---「申し入れしたいというのを、、」
ムラタ「お断りしていますよね。 そういった団体の方からの申し入れは受け付けません。以上です」
---「そういった方って、どういった方ですか?」
ムラタ「今、お話されましたよね。ご自分たちの団体の趣旨を」
---「言いました」
ムラタ「ですので、 そういった趣旨の方からの申し入れ書は受け付けませんというのが 回答です」
---「では、あなたの答えたのは、 野宿者あるいは野宿者の支援をやっている団体からの申し入れは受 け付けないとおっしゃったわけ?」
ムラタ「はい、そうです。おっしゃるとおりです」
---「これ録音してますよ」
ムラタ「間違いない認識です。はい」
---「じゃ、あなた方は、はっきり言って差別だよ」
ムラタ「それを差別というのか区別というのか、 ちょっと私も分かりませんけども。回答としては、 今のでけっこうです」
---「けっこうなの?」
ムラタ「はい」
---「あなた、この」
ムラタ「回答しましたので、次に行ってください」
---「あなたは、宮下公園整備事業準備室の宮下公園を担当する方ですよね?」
ムラタ「さようでございます」
---「その認識を述べちゃったわけですよね」
ムラタ「そうですね。準備室としての見解です。正式な」
---「 野宿者および野宿の支援する人からの申し入れは受け付けない」
ムラタ「はい」
---「そうなんですか?」
ムラタ「はい」
---「これ、すごい社会的問題になると思う」
ムラタ「どうぞ、けっこうです」
---「どうぞなの?」
ムラタ「それが、わたくしどもの正式な回答ですから。 他のことございますか。承ります」
---「はぁ。ひどいね。ひどい差別だと思うよ。 それは指摘しておきます」
ムラタ「どちらに。どちらに指摘しておくんですか?」
---「あなたに指摘したんです」
ムラタ「ああ、分かりました。甘んじて受けさせていただきます」
同準備室のムラタ氏と電話でやりとりしている中で、ムラタ氏が「
---「(3月27日宮下公園に)鋼板たてているのはあなた方でしょ」
ムラタ「うーん、難しいところですね」
---「難しいではなくて、はっきりしているでしょ」
ムラタ「鋼板たてたことが、
---「ぼくたち、会としてしゃべってしているんですよ」
ムラタ「どちらの」
---「宮下公園ねる会議」
ムラタ「はーん、ご趣旨は?」
---「もともと宮下公園で住んでいる野宿の方と一緒に」
ムラタ「宮下公園に住んでいる?宮下公園って公園ですよね」
---「そういった方々と一緒にやっている活動です」
ムラタ「宮下公園の利用者ということですか?」
---「利用者ともいえます」
ムラタ「利用者ですよね。
---「あなた、
ムラタ「実態はあるんでしょうねぇ。住んでいるというか、
---「だから、そういう方々と一緒にやっている活動。で、
ムラタ「被害。ほーなるほど」
---「だから、
ムラタ「うーん、受け付けません」
---「それは何でですか?」
ムラタ「はい、受けません。必要がないからです」
---「必要がない理由を言ってください」
ムラタ「わたしどもとしては、
---「どうして?」
ムラタ「今、うかがった会として、●●
---「ぼくがさきほどから説明したところは、
ムラタ「あくまでも条例というものがありまして」
---「いいですか、
ムラタ「それはわたしどもとしては、
---「それは改めてほしい」
ムラタ「それは改められる内容だと思いませんし、
---「あなた、よく分かってないだろ」
ムラタ「よく分かっている分かってないじゃなくて、
---「認識のちがいって、あなた、今、
ムラタ「あなたがたは、
---「権利も主張しています」
ムラタ「それは違うところでご主張ください」
---「なんでですか?」
ムラタ「
---「主張といえばそうだけれども、あなたがた、
ムラタ「いえいえ」
---「かつ、あなたがたが立てた鋼板で追い出されたんだよ」
ムラタ「そういう認識はないので」
---「認識してくださいよ、ちゃんと。
ムラタ「いい加減にはできません。
---「失礼なことは言っていない」
ムラタ「難しいようでしたら、
---「難しくないよ」
ムラタ「そうですか。どうぞ」
---「申し入れしたいというのを、、」
ムラタ「お断りしていますよね。
---「そういった方って、どういった方ですか?」
ムラタ「今、お話されましたよね。ご自分たちの団体の趣旨を」
---「言いました」
ムラタ「ですので、
---「では、あなたの答えたのは、
ムラタ「はい、そうです。おっしゃるとおりです」
---「これ録音してますよ」
ムラタ「間違いない認識です。はい」
---「じゃ、あなた方は、はっきり言って差別だよ」
ムラタ「それを差別というのか区別というのか、
---「けっこうなの?」
ムラタ「はい」
---「あなた、この」
ムラタ「回答しましたので、次に行ってください」
---「あなたは、宮下公園整備事業準備室の宮下公園を担当する方ですよね?」
ムラタ「さようでございます」
---「その認識を述べちゃったわけですよね」
ムラタ「そうですね。準備室としての見解です。正式な」
---「
ムラタ「はい」
---「そうなんですか?」
ムラタ「はい」
---「これ、すごい社会的問題になると思う」
ムラタ「どうぞ、けっこうです」
---「どうぞなの?」
ムラタ「それが、わたくしどもの正式な回答ですから。
---「はぁ。ひどいね。ひどい差別だと思うよ。
ムラタ「どちらに。どちらに指摘しておくんですか?」
---「あなたに指摘したんです」
ムラタ「ああ、分かりました。甘んじて受けさせていただきます」
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