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2021年4月9日金曜日

3月22日 東京都産労局、輪番仕事の交渉(ねる会議)

 2020年、新型コロナウイルスパンデミックという未曽有の事態の中、東京都は、山谷の玉姫職安を窓口とした東京都特別就労対策事業(輪番)を2か月間休止。事業を利用して就労する多くの野宿者、失業者にとってこれは文字通り死活問題で、私たちは何度も東京都に赴き、事業を所管する産業労働局に対し休業補償や安全対策を踏まえた上での事業再開を訴えた。


そして昨年に引き続き、来年度の事業について私たちの要求をたたきつけるべく私たちは再び東京都に交渉を申し入れた。交渉には山谷からも加勢していただき総勢20名で臨んだ。


担当職員として現れたのは産業労働局就業推進課長ニシカワ、シマネ、コンドウの3名。これは昨年来続いていることだが、交渉をするのに、冒頭から「敷地の中に入るな」と私たちを公道上に追いやるところから始まった。やり取りの内容はこのあと詳述するが、東京都はこれ以外にも、簡単なデータさえも教えない、文書での回答を拒否する(最終的に撤回)、労働者の発言のたびに嘲笑するなど、終始、目に余る侮蔑的な態度を繰り返した。

私たちは、負けずに道路にどっかりと座り込み、最後まで要望を強く訴えた。

交渉は事前に送付した要望及び質問書に沿って進められた。



まず、1つ目の項目について東京都は「休業補償をしろというのはどういう意味だかわからない」「我々はその立場にない」「仕事を止めていたのは事実だが、我々としては働いていただいた分お支払するというのが事業の趣旨なので、やらなかった分を休業補償するという考えはない」と回答した。

東京都の判断で仕事を止め、働く機会をなくしておいて、働いた分しか払いませんとは何だ!皆の怒りが沸き起こりさっそく紛糾する。

4月7日から6月7日まで事業を休止していた分の予算は、バスを増便するなどのコロナ対策に使われたという。労働者に還元されてないではないか。

では、2020年度は予定の51,000人区の雇用を実施できたのか。今年度の就労者数は何人だったのか。怒りを押さえながら、客観的な数字を訪ねると、「申し上げられない」「お答えできない」の一点張り。これは交渉以前の問題だ。

しまいには「特就事業の原資は都民の皆さまの税金。予算が余ったからといって、こちらの予算をこちらへというわけにはいかない」とわけのわからないことを言い出す。

そう、おっしゃる通り税金でやっている事業だからこそ、それが妥当か否かを判断するためにきちんと情報を開示する必要がある。それを拒むとは何事か。そのうえ、その理屈であれば労働者を雇用するための予算をバスの増便に使っていることこそおかしいではないか。

さらに、改めて文書で回答するよう申し添えるとこれも拒否。

要望・質問の1つめからこの調子で、事業を利用する野宿者・日雇い労働者をまるで一個の人間として認めない不誠実な態度に先が思いやられる。


2つ目の項目について。特別就労対策事業の仕事は公園、港湾、道路の3種類がある。冒頭の33,440人というのは、公園と港湾の人区数であることが知らされた。年間の総人区数がこの数字まで減らされたわけではないことにやや安堵したのもつかの間、東京都曰く「公園と港湾の分は2割ほど減っている」という。2割減った主な理由は8月の休業。賃金単価は変わらず、8月に事業を実施しない分、他の月で補う考えもないという。また、道路がその分多く出るのかという質問には「入札に影響を与えるので」と回答を避けた。

昨年、私たちは、この事業による賃金は失業者にとって貴重な収入源であることを伝えたはず。8月の1カ月間、事業を休止することによる働いている人への影響は試算・検討しなかったのか。これは項目の3つ目にあたるが、これに対しては「労働者の安全を考えてのことだ」と回答した。

確かに、コロナ対策も熱中症対策も必要なことで、労働者の安全のためと言えば聞こえはいいが、そのために仕事を減らされ、何の補償もなければ飢えて死ぬ。東京都は、要するに自分たちの責任の範囲内で人が死ななければよいとしか考えていないのだ。


そして4つ目の項目についても、環境省による暑さ指数WBGTを持ち出してきたが、そうであれば、雨天と同じくその指数を超えた日だけ休業するというやり方もできるはず。木陰の多い公園などの現場を増やすことについても、「調整できなかった」「難しい」と繰り返すばかり。1か月、収入をなくしてしまう労働者の深刻さに対して、あまりにもやる気のない東京都の姿勢が露わになった。


話がここまで来たところで、東京都が私たちに「今年度、番号の回りが非常に早かった。それはなぜなのか知りたい」と唐突に質問してきた。番号の回りが早いというのは、事業を利用する労働者が少なかったということを意味する。何か嫌味のつもりだったのかもしれないが、皆からは口々に今の特別就労対策事業の労働環境の悪さが語られた。

例えば、昨年、事業が止められたり仕事が減らされたりした結果、やっていけなくなり生活保護を受けた人がいる。また、監督からの暴言・パワハラなどで行けなくなった人がいる。休憩時間は減らされ、作業はきつくなり、ついていけなくなった人がいる。東京都は先ほど来、労働者の安全を配慮すると言っているが、状況はそれに逆行しているのだ。

交渉に臨んだ人の中からも、監督から「お前もう来るな」と言われたという声があがると、ニシカワは「そういう話は聞いたことがない」と目を丸くした。一方でコンドウは「監督がちゃんと見ていないから、もっとちゃんと仕事させろとは言っているんだ」とシマネに耳打ちしていた。

話題は自ずと7つ目の項目に入る。労働者の埋もれた声を聞く回路を作るべきなのではないか。これについては「工夫させていただきます」「苦情があるたびに業者には伝えます」

「まず実態を把握するように努めたいと思います」とやや前向きな回答があった。


続いて6つ目の項目、就業後の現地解散を認めてほしいという要望について東京都は「この事業は山谷の労働者を対象にしているからそれはできない」と回答した。山谷の労働者だって仕事が終わったら山谷に帰るか、どこかへ寄り道をするか、自由なはずだ。それに馬場職安、深川職安を閉鎖してしまったいま、山谷以外の地域から就労している労働者がたくさんいることは周知の事実。15時までの労働時間を超えて拘束されるのはおかしい。

就業後の現地解散は、皆にとって、最も身近で切実な問題だけにひと際たくさんの声があがった。

怒りの声に押されて「我々は今日一日誰が最後まで仕事をされたのか把握しなければならない」と苦し紛れに東京都は言ったが、賃金を支払い、手帳を返してもらう時点でそれはできる。そもそもそんなこと業務時間内にやるべきだ。まるで理由になっていない。

逆に、どうしても送迎バスを強制するのであれば15時に山谷に帰着して解放しなければおかしい。15時を超えて指揮命令下に置かれ拘束される根拠がない。と追及すると、今度は「拘束ではない」という。自由なのか?ならバスには乗らないぞ!まったく支離滅裂だ。

民間の就労においても、通勤、例えば集合時間の強制などをめぐっては争議や訴訟も起こっている。引き続き追及が必要だ。


最後に、要望及び質問書にはなかったが、特別就労対策事業の予算規模について訪ねた。現在、予算要求されている額は例年と同じ12億程度。バス代が例年より多くかかるわけだから、人区数が減らされることになる。それはおかしいと改めて強く抗議した。人件費から削るなんてもってのほかだ。東京都は予算の維持ではなく人区数の維持をするべきだ。コロナで失業者があふれている今、維持ではなく増員しなければならないくらいではないか。


最後に、改めて文書での回答を要求し、逃げるように去っていく東京都の3人の背中に「また来るぞ!」「仕事増やせ!」と皆して思い思いの言葉を投げつけ、交渉を終えた。


2021年2月27日土曜日

2月20日 JOC前でオリンピックに抗議!

 


2月20日(土)、「ねる会議」は、オリンピック災害おことわり連絡会(おことわリンク)が主催するJOC前での抗議に参加しました。

JOCなどがつくった「ジャパン・スポーツ・オリンピック・スクェア」なるビルには私たちとしても深い因縁があります。 

このビルの敷地は、以前は明治公園の一部(こもれびテラス)であり、国立競技場建設のために公園から強制排除された野宿者たちが暮らしていた場所でした。2016年10月に、こもれびテラスは公園廃止して野宿者たちは移転を強いられました。

それだけではなく、霞ヶ丘アパート立ち退きも含めた、この地区での大再開発の動きには、代々木公園脇にあった岸体育会館(JOC,日体協)の移転先を探していたJOCの意向が大きく影響しています。

さて、「ねる会議」としては、こもれびテラス(明治公園)を取り返すべく、また野宿者排除を強行するオリンピックの廃止を求めるため、現地にむかいました。こもれびテラスの大部分は、現在はビルの公開空地になっています。芝生の上に、五輪マークやクーベルタン、嘉納治五郎などオリンピック関連の彫刻がまばらに散らばる空間ですが、この日は立ち入り禁止との掲示。その上、寝転び、ピクニック、飲食など禁止という張り紙までする念の入れよう。

まずは、JOC前の道路でマイクリレー。様々な観からオリンピックの問題が指摘されていました。

そして、「ねる会議」が昼から作っていた「ヤメモリ丼」の寸胴鍋を乗せた台車を先頭に、テントもかつぎながら公開空地へ乗り込みました。大慌てする警備員たち。私たちは、すぐさま芝生に座ってメシをモリ出しました。今回は汁だく親子丼。警備員たちが、ここで調理しないでください(調理はしていないけど)、とか食事をしないでください、とか大声でくりかえす。そんな時、警備を指示していた背広姿の男性が、だれも触れていないのに、アイタタタ、と叫びながら芝生の上にオーバーアクションで倒れました。さらには、(寛一)お宮のポーズで「倒された、アイタタタ」とアピールしているのには呆れかえりました。すぐに、転びこうぼうはやめろ、みんな見ていたぞ、下手な演技はやめろ、との声。大根すぎる! 寝転び禁止ですよ! 


その後、待機していたらしい警官たち30名くらいが突如登場。「排除!排除!」と棒を振り回し始めました。身体をつかんで移動させようとしてきます。せっかくの「ヤメモリ丼」をひっくり返えされた方も。どうしてくれる!! ラッパさん(歌手)はマイクを奪われましたが、オリンピック批判を地声で歌いつづける。大混乱の中、もくもくとメシをくう人も。そう、私たちにとって、メシを食うこと、寝ることは、抵抗です。



そもそも公開空地は「歩行者等が、日常自由に通行又は利用できるもの」。高さ規制や容積率を緩和するかわりに、高層ビルの不利益について市民に埋め合わせするものであるから、自由に利用できなくてはおかしい。しかも、もともと、ここは公園です。

ふたたび道路上での抗議に戻り、福島の罹災者や明治国賠原告団からのアピールなどが行われました。入国管理局が収容所で拘留している外国の人たちへの人権侵害が、オリンピックによって増大したとの報告もありました。抗議を終えようとした時、さきほど下手な演技をした男性がいたため、大勢で詰問しました。名前と役職を確認したところ、警備の責任者とのこと。JOCや日本スポーツ協会(旧、日体協)は、こんな卑劣なマネをする人間を責任者にしているようです。これがスポーツマンシップなのでしょうか?

その後、おことわリンクが呼びかけた五輪に対する抗議署名を提出するため、みんなでビル正面に向かいました。しかし、入り口前はチェーンで封鎖。

転び男が再登場

しかも、またもや転んだ男が出てきて「受け取れません」と答えました。署名受け取り拒否!? どこまで傲慢なのでしょうか。多様な意見を受け入れるふりをして、オリンピックに関して自分たちに都合がよいことしか耳を傾けないのは、森喜朗の先般の女性蔑視発言にもいえることでしたが、JOCにしても、その精神は骨の髄まで染み渡っているようです。

オリンピック解体!また来るぞ、とシュプレヒコールをあげてJOC前を後にしました。




 

2021年2月26日金曜日

2月17日、長谷部区長に高らかに抗議(ねる会議)



 昨年11月の幡ヶ谷のバス停での女性野宿者殺害事件、そして、雨雪などの悪天時の避難場所、についてねる会議では長谷部区長に申し入れをしてきた。しかし、いずれの回答も字面は一見丁寧に見えるが、自らの責任について不問にして、私たちに対する悪意が透けて見える内容であった。

2017年の宮下公園での排除、2019年の仮庁舎での排除など長谷部区長は野宿者の人権を軽視してきた。そのような首長の態度が野宿者に対する差別を助長するものであることは、私たちは骨身にしみて感じている。

当日集まった14名で区庁舎前で長谷部区長に出てきて話し合うようにトラメガで呼びかけた。「区長と野宿者排除を語る会」と書いた段ボールをかかげて、あとは区長におでまし願うだけという設定だ。ワイヤレスマイクの電波が混線して区庁舎内のスピーカーで私たちの区長批判が流れていたようで、あわてて関係ない課長が飛び出してきた。あとは、警備員が正面玄関に立ち並ぶばかりで主賓は雲隠れ。

一方で、ビラの受け取りは好調。応援の言葉を送ってくれる方も何人もいた。おかしいことはあきらめずに声をあげることは大切だ。

1時間くらいアピールした後は、時計台で「ハセベにカツ丼」を調理してみんなで食べた。これは、がっつりうまかった。

 ※なお、長谷部区長からの回答については、近日、詳細な批判とともにブログにアップします。

2021年2月1日月曜日

1月31日 宮下公園前 三井行動報告

 


三井不動産・渋谷区による宮下公園の野宿者追い出し/商業化について抗議の情宣を行いました。三井(31)をひっくり返せ、とばかり毎月13日が恒例ですが、諸般の都合で新年は31日になりました。

小春日和のなか、近くの公園で「怒りのイカレーヤード宮下うどん」をワイワイいいながら調理。レイヤード・ミヤシタパークなどという意味不明な施設名および施設に、イカとカレーに怒りをこめて黄金色に煮えたぎるカレーうどんで対抗、と鍋をかき回す手にも思わず力がこもります。
さて今回は、いつものルイ・ヴィトンやアディダス前から趣向をかえて、渋谷駅に近い「しぶや横丁」の入り口付近で情宣しようと向かったところ、、、しぶや横丁の各店舗のテーブルが邪魔で歩きにくい。明らかに以前にまして幅をとっています。一応、この場所は公園敷地なんですけど、、、。年末年始、宮下公園が不当に閉園している時に、渋谷区公園課は、しぶや横丁前は通路として確保するが(閉園中なので)立ち止まったらいけない、などと困惑することを言っていましたが、もはや通路としても不便な状態。どこまで商業施設を優先するつもりなのでしょうか? そもそも、あわててこの部分を公園の範囲にした(2020年7月28日)のは、テーブルなどの物件が道路法に抵触しないよう、商業施設側の便宜をはかっただけなのでしょうか?

私たちが、メッセージを掲げて情宣をはじめたところ、宮下公園パートナーズ(公園の運営管理をしている三井不動産などの合資会社)の方々が注意にきました。私たちの話が耳障りの良くない人もいるでしょうが、通行の邪魔にはなっていません。それより、あの出っ張りすぎなテーブルやイスをどうにかした方がいいのでは? 公園なんだから、せめて店の客以外も座れるようにしてほしい。テーブルはガラガラでしたよ。


カレーうどんが冷めないうちに、みんなで食べました。いやーうまい。マイルドなカレーに怒りも忘れそう、、、。カレーの匂いに誘われたわけではないでしょうが、いつもより多くの人が立ち止まって訴えを聞いてくれました。みかんを差し入れしてくれた方も。また、以前、イラク反戦や反原発デモのために宮下公園に来ていたという方が、変わり果てた公園の姿に呆然とされていました。私たちがアピールしている対面は、のんべえ横丁の裏側でした。町になじんできた、のんべえ横丁も、きらびやかなミヤシタパークのせいで浮いて見えます。また、のんべえ横丁へ行ける小道が複数ありましたが現在は隔絶されています。開発したい場所を取り残された場所であるように感じさせるのもジェントリフィケーションにおける資本の戦略でしょう。きっと私たち、野宿者の姿も街の中で浮いて見えるでしょう。しかし、場所も人も歴史があり生きています。どっこい生きてる、カレーうどんです。

16名(うち2名とびいり)参加で1時間きっちりとアピールしてから、日が陰り急に冷え込んできた宮下公園前を後にしました。

 

2021年1月30日土曜日

1月25日 渋谷区に対して申し入れをしました

 渋谷区長谷部健区長

渋谷区防災課行廣勝哉課長


申し入れ


野宿者のために、雪、雨風をしのげる場所を開放してください。


 現在、新型コロナウィルス感染症緊急事態宣言が発令されています。これによって、経済活動が制限されているにもかかわらず、適切な行政支援や生活保障がないために、多くの人たちが野宿状態にあります。

 渋谷区では毎年、寒さの中で、野宿者たちが亡くなっています。冬の間、一晩でも、雪や雨、風に当たって過ごすことは、体力を奪われ、死に至ることがあります。野宿者が少しでも雨風しのげる場所があれば、救える命があったはずです。現在、区が管理する屋根のある場所が、充分に用意されていません。それどころか、渋谷区はこれまで公園を突然封鎖し野宿者のテントや荷物を排除してきました。これについて、第二東京弁護士会が「人権侵害に該当する」として区に勧告しています(2018年)。この勧告を無視するように渋谷区はその後も、仮庁舎の取り壊しにともない、少しの雨ならしのげていたスロープ下の寝場所を、2019年6月2日朝突然閉鎖し、そこにあった野宿者の荷物を撤去するという、同じやり方で野宿者を排除しています。公共の場所を追い出された野宿者たちは、街のビルの軒下や地下にもぐるしかなく、民間警備員とのトラブルも生じることとなっています。

 これらのような状況を、渋谷区は見て見ぬふりをするのではなく、野宿者のために、夜、雨風をしのいで過ごせる場所を、開放してください。今年は例年に比べて寒いと言われています。野宿者にとって冬の雪、雨、風、低温は、命が危ぶまれる大災害です。冬の間、庁舎内の一階を開放する等、人命優先の対応を早急に求めます。


ねる会議



2020年12月6日日曜日

生き抜くことがたたかいだ! 2020-2021 渋谷越年越冬闘争にご支援を

  あっというまに今年もまた厳しい冬がやってきます。区役所が閉まる年末・正月休みの1週間、路上での生活を余儀なくされている仲間たちで集まり、越年越冬闘争に取り組みます。皆で力を合わせて、少しでもあたたかい年越しができるよう、準備を進めています。

 2020年は、新型コロナ感染症の世界的流行で東京でも緊急事態宣言が発令、夏に予定されていた東京オリンピック・パラリンピックが延期になるなど、予想しなかったことが次々と起こりました。ステイホームが叫ばれるなか、野宿者のための炊き出しがあこちで中止され、繁華街のお店ものきなみ閉店、図書館などの公共施設も長期間にわたり利用休止するなど、路上で暮らす野宿の仲間にとっても長くきびしい状況が続いています。住民票がないために、野宿者は政府からの給付金も受け取れない、そのような差別的状況もあからさまになりました。

 コロナ禍という、きびしい中ですが、再開発だらけのこの渋谷の街で、みんなで生きのびるために、ことしも越年越冬闘争に取り組みたいと思います。生き抜くことがたたかいだ! 仲間の命は仲間で守る! ご支援・ご注目・カンパをよろしくお願いいたします。

●越年期間 2020年12月28日(月)夕方 ~2021年1月4日(月)早朝

渋谷区立 美竹公園(渋谷駅から徒歩8分、宮下公園交差点からすぐ) 

※12/29より連日15時集合で共同炊事、集団野営。

※マスク着用、手洗い他、新型コロナ感染症対策にとりくみます。ご協力お願いいたします。


●カンパご支援お願いいたします! 受付期間 2020年12月 ~ 2021年3月 

今年はコロナ対策上、振込での「現金カンパ」がもっとも有難いです。よろしくお願いいたします!


★ 渋谷越冬実 銀行口座 

みずほ銀行 浅草支店(店番号618)口座番号1019075 シブヤエツネンエツトウトウソウ

※昨年は「のじれん」銀行口座でしたが、今年は渋谷越冬実の口座へ直接お願いします。

★ゆうちょ 郵便局 ※のじれん口座

郵便振替口座 00160-1-33429 のじれん(「越冬カンパ」とお書き添えください)

※毛布購入や、発電機などのレンタル代、食材・物資購入に充てます。

※現金カンパは、美竹公園現地では、基本的に会計担当がいる時以外お受け取りが難しいです。お手数ですがなるべく振込にてお願いいたします。

●物資カンパお願いします!

カイロ、使い捨てマスク、毛布(洗濯済みのもの)、寝袋、テントマット、ヨガマット、雨よけ用テントターフ ※集団野営に使用

インスタントコーヒー、砂糖・しょうゆ・味噌 ※共同炊事にて使用

★郵送・宅配 送り先住所

①150-0011 東京都渋谷区東1-27-8-202 のじれん気付 渋谷越冬実 

※備考欄に「留守の場合はドア前」とお書き添えください

②越年期間中 12/29(火)~1/3(日)15じ30分以降

150-0002 東京都渋谷区渋谷1-18−29 美竹公園気付 渋谷越冬実

★連絡先 nojiren [a] live.jp  ※aを@にかえて下さい


2020-21 渋谷越年越冬闘争実行委員会(渋谷越冬実)

2020年12月3日木曜日

12月6日緊急 殺害されたホームレス女性を追悼し、暴力と排除に抗議するデモ


11月16日、渋谷区幡ヶ谷で、60代の女性が、いつも明け方までの時間を過ごしていたバス停付近で、近所に暮らす住民男性の暴行により殺害されました。
加害者は暴行の理由について「ボランティアで清掃をしており、お金を渡して退いてほしいと頼んだが断られた」「痛い思いをすればいなくなると思った」と供述しています。
 これは紛れもなく、ホームレスの人を、快適で安全であるべき街の中には存在すべきでない異物として排除しようとする、差別的動機にもとづくヘイトクライム(憎悪犯罪)です。
これまでにも多くのホームレスの人々に対する暴力やいやがらせが繰り返されてきました。わたしたちは、このヘイトがひとり加害者だけの問題でなく、社会全体に広く蔓延しているという事実を認め、ともに闘うために、追悼と抗議のデモ行進を行います。
 亡くなった女性は、路上生活になるまではスーパーの販売員などをして働きながら生活していたと報道されています。会社に所属していること・結婚していることを「標準」とするような日本の生活保障システムの中で、非正規雇用の単身女性は特に経済的に不安定となりやすく、高齢や病気ともなれば、貧困に陥るリスクはいっそう高まります。
さらに、社会福祉による生存権の保障は、個人の当然の権利であるにもかかわらず、生活保護窓口で家族への照会が行われるために、福祉につながることのできない人たちも多くいます。
 そしていま、新型コロナウイルス感染症が拡大するなか、より多くの人びとが生活の不安に直面しているにもかかわらず、政府は「自助」「共助」を強調し「公助」へのアクセスを制限しようとしています。助けが必要でも声をあげられず、生活の不安におびえる人たちが互いに連帯するよりも、より弱いとみなす人を攻撃するような風潮がいっそう強まるのではないかと、わたしたちは強い懸念を覚えています。
 ホームレスの人たちを排除することで安全な街、安全な社会はつくられません。
わたしたちひとりひとりが弱さと不安を抱えていると同時に、それぞれに尊厳と権利をそなえた存在であることを認識し、連帯にもとづく社会の仕組みを作るため、排除と差別に対してともに立ち向かっていきましょう。

★日時:2020年12月6日(日)
17:00~ 代々木公園ケヤキ並木通り公園通り側に集合・アピール
(東京都渋谷区神南2丁目1 https://maps.app.goo.gl/TzkAhgP7FDaucGUb6
18:00~ 公園通りからデモ出発
※プラカード、キャンドル、ライトなど各自ご用意ください。

★よびかけ団体 ノラ/アジア女性資料センター/ねる会議/ふぇみん婦人民主クラブ

★賛同団体も募っています。こちらのフォームからご記入ください。https://forms.gle/dpSDSnkYH2Kdkf7J9
フォーム記入が難しい場合はajwrc@ajwrc.orgまでご連絡ください。
 
★当日歩くデモに参加できない方は、ツイッターデモにご参加ください。
#渋谷区ホームレス女性殺害に抗議する
#野宿者に対する排除と暴力を許さない
のハッシュタグをつけて、一緒に声を挙げてください。