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2009年10月8日木曜日

10/9(金)宮下公園で野宿の仲間に公園課が回答!

明日10/9(金)、宮下公園において、野宿の仲間からの質問に公園課が回答する場が持たれます。公園課が、宮下公園で暮らす野宿の仲間全体に開かれた形で話をするのは、7 月末に行われて以来、2ヶ月ぶりとなります。関心を寄せてくださる多くの人々がこの交渉に参加していただくようお願いします。 * 時間:1:00集合、公園課との交渉は1:30から * 場所:宮下公園のフットサル場横、渋谷駅寄りの場所 この間、宮下公園は集会などでの使用ができなくなり(9/1以来)、同じ渋谷区では区役所地下の駐車場で野宿者締め出しのための工事が強行されつつあります。一方、9/27のデモには240名の人々が参加し、ナイキ化反対の声を上げました。宮下公園のナイキ化に反対する声は、広がりつつあります。私たちは、公園で暮らす人たちと定期的に話し合いの場を持ち、公園での生活の中からの切実な声として、9/29に質問状を区役所公園課に提出しました(添付のファイル参照)。 宮下公園のナイキ化問題は、私企業による公共地の買い取りという側面と、そこで野宿する人々の暮らしを守るという側面の両要素が不可分に結びついています。多くの人々が参加することで、この問題への社会的な関心の高さを示せます。大人数の応援は、役所に対するプレッシャーになりますし、野宿する仲間へはなによりも大きな力です。多くの方達のご参加をお願いします。

2009年10月7日水曜日

宮下公園サマーフェスティバル 落ち穂拾いアフターパーティ

宮下公園サマーフェスティバル落ち穂拾いアフターパーティ 日時:10月9日(金)19時より 場所:Cafe★Lavanderia (新宿区新宿2・12・9広洋舎ビル1F、03-3341-4845) 入場無料(1ドリンクオーダーいただければありがたい) 長崎も今日も、じゃなくて、やっぱりMIKE(みんなの宮下公園をナイキ化計画から守る会)のサマーフェスは雨だった。MIKEのイベントはいつも雨。しかも今年(8月29日30日)は台風ー。それで、残念ながらいくつかの予定が吹き飛んでしまった。おしい。そこで、宮下公園の現状報告やアイデア作戦会議をしつつ、それらの企画を復活! パーティ! ラバンテリーアに皆集合! 上映: 長居青春酔夢歌 (佐藤零郎) -東京初上映。長居公園テント村に住み込んで撮った力作。強制排除される時、テント村は芝居で抵抗した! スパゲッティ (いちむらみさこ) -代々木公園発、爆裂ムービー などなど DJ: MAKOSSA&SHINFUTATSUGI なんとかDJs 主催: みんなの宮下公園をナイキ化計画から守る会

2009年10月4日日曜日

共同声明・署名用紙09年版

宮下公園を「宮下NIKEパーク」計画から守るための共同声明をつくりました。 第一次集約の締切りは10月18日です。 よろしくおねがいします。 --------------------------------------------------------------------- 「宮下NIKEパーク」の命名権契約と改造工事の撤回を求める共同声明への賛同をお願いします  8月27日に渋谷区とナイキ社との間でネーミングライツ契約が非公開に調印され、9月1日付けの渋谷区ニュースの第一面には、ナイキにより改造された宮下公園の完成予想図が掲載されました。いま、宮下公園は多国籍企業ナイキに売り渡されようとしており、数々の問題点に答えが出されないまま工事の強行が画策されています。これに対し、私たちは10月の半ば、開催中の渋谷区議会にあわせた大規模な抗議行動を準備しています。  それにあたり以下の声明を準備しました。取り組みに心を寄せて下さる多くの皆さんからの賛同をお願いします。個人/団体両方からの賛同を受け付けます。氏名または団体名を公表していいかどうか、合わせてお知らせ下さい。賛同金は不要です。 この共同声明への賛同を大募集中です! 賛同していただける方は個人、団体名、公表の可否、メールアドレス(非公開)、をご記入の上、下記のFAXか、Eメールにお知らせ下さい。個人名で肩書きを公表いただける場合は肩書きもお願いいたします。なお、共同声明は渋谷区やナイキにも提出します。 メール用フォーマット お名前/団体名: 肩書き(個人の場合): 公開可否: メールアドレス(非公開): 賛同の集約先: みんなの宮下公園をナイキ化計画から守る会 東京都渋谷区東 1-27-8-202 TEL 080-3127-0639 FAX 03-3406-5254 MAIL: minnanokouenn@gmail.com 署名用紙は以下のアドレスからダウンロードできます。 http://www.scribd.com/doc/20577211/%E5%A3%B0%E6%98%8E%E6%96%87%E3%83%BB%E7%BD%B2%E5%90%8D%E7%94%A8%E7%B4%99 -------------------- 以下声明 ------------------------ 「宮下NIKEパーク」の命名権契約と 改造工事の撤回を求める共同声明 2009年8月27日、渋谷区長とナイキジャパン社長の間で区立宮下公園を「宮下NIKEパーク」とする命名権売却の調印式が非公開で行われ、9月1日には渋谷区報に完成予想図が掲載されました。工事期間は9月~2010年4月とされ、十分な説明がなされないまま、公園の作り替えが行われようとしています。私たちは、この計画に関して主に4つの理由から撤回を求めます。 (1)宮下公園の公共的な価値を奪う計画内容 今回の改造工事では公園内に新たに有料のスケートボード・ロッククライミングなどの施設を設け、公園名が「宮下NIKEパーク」に変わります。すでにできているフットサルコートを含めると、公園の大部分をナイキ商品販促のための施設が占めることになり、実質的に利用者はスポーツ施設に関心のある人、つまりナイキジャパン社の潜在的顧客に限られます。本来、多面的な機能をもち老若男女が消費せずに憩える「公」園の価値が奪われ、商売を優先する一企業の意のままに変質されてしまいます。 (2)民主主義的な手続きを無視したずさんなプロセス この計画は単なる命名権契約の範囲を大きく逸脱し、公園の中身の改造にも踏み込んだものです。にもかかわらず、渋谷区政はこの1年間、基本プランの公開を行なわず、市民からの意見の募集もせず、驚くべきことに区議会での議決すら経ずに区長と一部の議員のトップダウンで計画を実行に移しました。公募や競争入札が行われておらず、数ある企業の中からナイキジャパン社が選ばれた経緯についても情報の公開を拒んでいます。 (3)野宿を強いられる人々の追い出し 現在、宮下公園で野宿を強いられている約30名は、ナイキ化工事を理由に住まいを奪われようとしています。ナイキジャパン社・渋谷区とも、これらの問題について十分な説明や対応策を提示しておらず、当事者は不安を感じています。 昨年以降の世界的な経済危機のもと、仕事・住まいを失う人々が大量に生み出されており、東京都下の炊き出しには、前年を大きく越える数の人々が集まっています。行政窓口はこの事態に対応できていないにもかかわらず、都内各地で炊き出しをつぶし、同じ渋谷区では区役所駐車場で夜を過ごす約40名を10月にも締め出す計画が進められています。このような状況のもとで宮下公園を含めた公共空間は、経済的・社会的な排除を受ける流動的貧困層の避難場所としての機能を実質的に果たしています。公園から野宿者を追い出すことは、直面する当事者の問題だけにとどまらず、仕事・住まいを失ったすべての人々の生命を著しく危険にさらす行為です。 (4)グローバリゼーションの典型としてのナイキ化計画 いま、ナイキジャパン社が宮下公園で行っているのは、公園の社会的、地域的、倫理的な次元を無視し、公共空間を、制限なく商品を販売するための場として意のままにすることです。規制緩和のなかで、議会での議論や情報公開などの正当な手続きが省略され、貧者の排除が強行されます。この、地球のすべての空間を市場原理に従わせ、あらゆる活動を市場と商品に変換しようという動きは、宮下公園だけでなく日本や世界各地で進行しています。一握りの多国籍企業による社会全体の再編であるグローバリゼーションの進行、このような動きに私たちは反対します。