Translate

2020年5月8日金曜日

5月8日、渋谷区福祉課交渉報告

金子福祉課長と10名ほどで庁舎外で距離を取りつつ交渉をした。
4月22日からガクッと減少している福祉窓口の食料http://minnanokouenn.blogspot.com/2020/04/blog-post_28.html )は、GW前に、おかゆがビスケットになる場合もあるとわずかな改善はしたものの、カロリーも内容も貧弱すぎるものだ。もっと増やすように、との私たちの要求に対して、金子福祉課長は、出来ることを出来るはん囲で、と渋った回答。課長の話では、食料をもらう人が、一日10人ほどから60人~90人に増えている、ということだ。それだけ食料を必要としている。金子課長は、非常食は単価が高いとして、ついには、防災課の備蓄食だけではなく福祉課予算で食料を買うことを検討する、と言った。当然の判断だろう。早急に質・量とも充実させていただきたい。
次に、シャワー。現在、渋谷区では仕事か病院の前にしか使えない。金子課長によれば、利用者は2日に1人ほど。金子課長は、みなさんが毎日入るためのシャワーではない、という。しかし、新宿区の福祉では2日一回シャワーを使わせているし、厚労省がコロナ予防のための新しい生活様式として〈シャワーをあびる〉ことをすすめている。仕事・病院の前でなくても使わせろ、と迫ったが、金子課長は、厚労省の通知にあわせてシャワーを使えるようにするという考えは現在はない、と言う。
さらに、金子課長はお湯や水の使用量が増えるので福祉課だけでは決められないとセコいことを言う。3つあるシャワーを稼働(現在、1つしか使っていない)させても大した額にはなるまい。衛生管理のために、だれでもいつでも利用できるようにしていただきたい。新宿区にできるのだから渋谷区にできないわけはない。
次に、洗たく機。福祉窓口で、小分けの洗剤を提供しているという(それ自体あまり知られていない)。しかし、どこで洗濯すればいいのか? 厚労省は、コロナ予防として、すぐに衣服を洗たくすることも推薦している。分庁舎内にある洗たく機は、課長の話によると、委託している清掃業者のものだという。だったら、渋谷区清掃事務所にたくさんある洗たく機を使えるようにしていただきたい。
また、特別定額給付金について野宿者に案内する窓口を福祉課につくるように要望した。
来週金曜までに検討した内容について電話を貰うことになっているので、また報告します。

0 件のコメント: