●お忙しい中恐縮ですが、賛同署名よろしくお願いします。
● 賛同署名の第一次集約は 2014 年 8 月 31 日迄です。下記メールまたは住所に、お名前(団体名)・肩書・ご連絡先・お名前(団体名)の公表の可否、についてお知らせください。
●2014年9月16日火曜日(昼12 時 渋谷区総合庁舎時計塔 集合)、抗議文及び賛同署名を渋谷区の担当部署に提出する行動に取り組みます。こちらにもご参加いただければ幸いです。
●PDFファイルにて、抗議文・賛同署名用紙がダウンロードできます。http://tinyurl.com/muqoy2y
野宿生活者有志
みんなの宮下公園をナイキ化計画から守る会
渋谷・野宿者の生存と生活をかちとる自由連合
ちかちゅう給食
〒150-0011東京都渋谷区東1-27-8-202
メール sibuyanet@gmail.com
以下、抗議文
****************
渋谷区区長 宛
渋谷区土木清掃部緑と水・公園課長 宛
渋谷区宮下公園の防犯カメラ設置に対して抗議し、 ただちに撤去することを求めます
渋谷区は、2014年7月、区立宮下公園の広場などに防犯カメラを設置しました。緑と水・公園課は、地域住民から「安心・安全」な公園管理の要望があったため、防犯カメラ設置の対策を行ったと説明しています。しかし、すでに今回の防犯カメラ設置が公園利用への不信感を募らせており、公園管理委託会社フィード職員は、公園で段ボールを敷いて休んでいた利用者に対して「防犯カメラで見ているぞ」と発言し、承諾を得ずにみだりに写真撮影するなど、抑圧的な態度で過剰な管理を行っています。緑と水・公園課は防犯カメラの記録データを外部に出さない、警察にわたさないと言っていますが、まったく信用することはできません。
わたしたちには、公園でプライバシーを侵害されずに過ごせ、監視されない権利があります。宮下公園は、これまで集会場やデモの発着所として多くの団体によって利用されてきました。防犯カメラの設置は表現活動を抑圧し、継続的な監視は園内での行為を委縮させ、表現の自由を損ないます。
また、渋谷区は「安心・安全」を口実に夜間施錠することで公園利用者を排除しています。公園は地域住人やさまざまな立場の利用者のコミュニケーションの場としても機能します。渋谷区がなすべきことは、公園利用者に「犯罪」の容疑をかけ監視するのではなく様々なコミュニケーションができる場を開いていくこと、それについて近隣住人へ理解を求めることです。
渋谷区はこれまで、野宿生活者を公園から強制排除し、寝場所を突然封鎖するなど、多くの貧困者の生存を脅かしています。2011年のナイキジャパン社と渋谷区による宮下公園のリニューアルは、野宿生活者を排除し、園内に有料のスポーツ施設を建設し、広場など無料で利用できる空間は狭くなりました。さらに、2020年オリンピック・パラリンピックや2019年ラグビーW杯に向けた宮下公園の再改修工事や、商業スペースを含む区役所庁舎の改修工事、などが予定され、渋谷区は、民間活用と商業主義に基づいた公共空間の再開発を押し進めています。誰でもいられるはずの公共空間が、お金を使わなければいられなくなるような場にかえられようとしています。また、宮下公園近隣の美竹公園も夜間閉鎖をし、交番を設置し、区役所仮庁舎を設置しようとしています。そのような公園に対する渋谷区の姿勢は、多様な公園利用者の利用を制限し公園の機能を軽視するものです。 安心や安全は、監視や排除を伴う再開発によって得られるものではありません。むしろ、このような監視は、公園利用者や近隣住人の暮らしを大きく脅かすものです。
私たちは、渋谷区に宮下公園の防犯カメラ設置をただちに撤去することを強く求めます。
2014年 8月 10日
野宿生活者有志
みんなの宮下公園をナイキ化計画から守る会
渋谷・野宿者の生存と生活をかちとる自由連合
ちかちゅう給食
〒150-0011東京都渋谷区東1-27-8-202 TEL03-3409-5525
● 賛同署名の第一次集約は 2014 年 8 月 31 日迄です。下記メールまたは住所に、お名前(団体名)・肩書・ご連絡先・お名前(団体名)の公表の可否、についてお知らせください。
●2014年9月16日火曜日(昼12 時 渋谷区総合庁舎時計塔 集合)、抗議文及び賛同署名を渋谷区の担当部署に提出する行動に取り組みます。こちらにもご参加いただければ幸いです。
●PDFファイルにて、抗議文・賛同署名用紙がダウンロードできます。http://tinyurl.com/muqoy2y
野宿生活者有志
みんなの宮下公園をナイキ化計画から守る会
渋谷・野宿者の生存と生活をかちとる自由連合
ちかちゅう給食
〒150-0011東京都渋谷区東1-27-8-202
メール sibuyanet@gmail.com
以下、抗議文
****************
渋谷区区長 宛
渋谷区土木清掃部緑と水・公園課長 宛
渋谷区宮下公園の防犯カメラ設置に対して抗議し、 ただちに撤去することを求めます
渋谷区は、2014年7月、区立宮下公園の広場などに防犯カメラを設置しました。緑と水・公園課は、地域住民から「安心・安全」な公園管理の要望があったため、防犯カメラ設置の対策を行ったと説明しています。しかし、すでに今回の防犯カメラ設置が公園利用への不信感を募らせており、公園管理委託会社フィード職員は、公園で段ボールを敷いて休んでいた利用者に対して「防犯カメラで見ているぞ」と発言し、承諾を得ずにみだりに写真撮影するなど、抑圧的な態度で過剰な管理を行っています。緑と水・公園課は防犯カメラの記録データを外部に出さない、警察にわたさないと言っていますが、まったく信用することはできません。
わたしたちには、公園でプライバシーを侵害されずに過ごせ、監視されない権利があります。宮下公園は、これまで集会場やデモの発着所として多くの団体によって利用されてきました。防犯カメラの設置は表現活動を抑圧し、継続的な監視は園内での行為を委縮させ、表現の自由を損ないます。
また、渋谷区は「安心・安全」を口実に夜間施錠することで公園利用者を排除しています。公園は地域住人やさまざまな立場の利用者のコミュニケーションの場としても機能します。渋谷区がなすべきことは、公園利用者に「犯罪」の容疑をかけ監視するのではなく様々なコミュニケーションができる場を開いていくこと、それについて近隣住人へ理解を求めることです。
渋谷区はこれまで、野宿生活者を公園から強制排除し、寝場所を突然封鎖するなど、多くの貧困者の生存を脅かしています。2011年のナイキジャパン社と渋谷区による宮下公園のリニューアルは、野宿生活者を排除し、園内に有料のスポーツ施設を建設し、広場など無料で利用できる空間は狭くなりました。さらに、2020年オリンピック・パラリンピックや2019年ラグビーW杯に向けた宮下公園の再改修工事や、商業スペースを含む区役所庁舎の改修工事、などが予定され、渋谷区は、民間活用と商業主義に基づいた公共空間の再開発を押し進めています。誰でもいられるはずの公共空間が、お金を使わなければいられなくなるような場にかえられようとしています。また、宮下公園近隣の美竹公園も夜間閉鎖をし、交番を設置し、区役所仮庁舎を設置しようとしています。そのような公園に対する渋谷区の姿勢は、多様な公園利用者の利用を制限し公園の機能を軽視するものです。 安心や安全は、監視や排除を伴う再開発によって得られるものではありません。むしろ、このような監視は、公園利用者や近隣住人の暮らしを大きく脅かすものです。
私たちは、渋谷区に宮下公園の防犯カメラ設置をただちに撤去することを強く求めます。
2014年 8月 10日
野宿生活者有志
みんなの宮下公園をナイキ化計画から守る会
渋谷・野宿者の生存と生活をかちとる自由連合
ちかちゅう給食
〒150-0011東京都渋谷区東1-27-8-202 TEL03-3409-5525
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