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2022年12月18日日曜日

有無を言わせぬ排除は「ハウジングファースト」や「福祉」の対極にある行為である

日本におけるハウジングファースト事業の第一人者であり、同事業を渋谷区で始める際に長谷部区長から参考人として呼ばれた、稲葉剛氏(立教大学客員教授、つくろい東京ファンド)が、渋谷区の美竹公園などでの所業を評する記事を「毎日新聞政治プレミア」に執筆している。

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なぜ公園に排除の「壁」を築くのか

https://mainichi.jp/premier/politics/articles/20221213/pol/00m/010/011000c 

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以下に引用する。

・行政が野宿者に「排除か、住宅か」という二者択一を迫る姿勢は、ハウジングファーストの理念とは対極にある行為である。

・「自己決定権の尊重」はハウジングファーストの大前提であり、排除と支援策をセットにすることは、野宿の当事者が行政に対して持っている不信感を増幅させるものであり、問題の解決を遠ざけるものである

・区は引き続き、「ハウジングファースト」を軸とする「福祉的アプローチ」をおこなっていくとしているが、有無を言わせぬ排除は「ハウジングファースト」や「福祉」の対極にある行為である、ということは繰り返し強調しておきたい。

・「ダイバーシティ&インクルージョン」を掲げる長谷部区政は、石原都政ですら回避した強制排除という道を選択してしまった。その責任は大きい。

引用ここまで

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渋谷区、長谷部区長の所業は、ハウジングファースト理念に泥を塗るものであることは明らかだ。

福祉を語る資格なし。


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