1月31日 宮下公園前 三井行動報告
三井不動産・渋谷区による宮下公園の野宿者追い出し/商業化について抗議の情宣を行いました。三井(31)をひっくり返せ、とばかり毎月13日が恒例ですが、諸般の都合で新年は31日になりました。小春日和のなか、近くの公園で「怒りのイカレーヤード宮下うどん」をワイワイいいながら調理。レイヤード・ミヤシタパークなどという意味不明な施設名および施設に、イカとカレーに怒りをこめて黄金色に煮えたぎるカレーうどんで対抗、と鍋をかき回す手にも思わず力がこもります。さて今回は、いつものルイ・ヴィトンやアディダス前から趣向をかえて、渋谷駅に近い「しぶや横丁」の入り口付近で情宣しようと向かったところ、、、しぶや横丁の各店舗のテーブルが邪魔で歩きにくい。明らかに以前にまして幅をとっています。一応、この場所は公園敷地なんですけど、、、。年末年始、宮下公園が不当に閉園している時に、渋谷区公園課は、しぶや横丁前は通路として確保するが(閉園中なので)立ち止まったらいけない、などと困惑することを言っていましたが、もはや通路としても不便な状態。どこまで商業施設を優先するつもりなのでしょうか? そもそも、あわててこの部分を公園の範囲にした(2020年7月28日)のは、テーブルなどの物件が道路法に抵触しないよう、商業施設側の便宜をはかっただけなのでしょうか?私たちが、メッセージを掲げて情宣をはじめたところ、宮下公園パートナーズ(公園の運営管理をしている三井不動産などの合資会社)の方々が注意にきました。私たちの話が耳障りの良くない人もいるでしょうが、通行の邪魔にはなっていません。それより、あの出っ張りすぎなテーブルやイスをどうにかした方がいいのでは? 公園なんだから、せめて店の客以外も座れるようにしてほしい。テーブルはガラガラでしたよ。カレーうどんが冷めないうちに、みんなで食べました。いやーうまい。マイルドなカレーに怒りも忘れそう、、、。カレーの匂いに誘われたわけではないでしょうが、いつもより多くの人が立ち止まって訴えを聞いてくれました。みかんを差し入れしてくれた方も。また、以前、イラク反戦や反原発デモのために宮下公園に来ていたという方が、変わり果てた公園の姿に呆然とされていました。私たちがアピールしている対面は、のんべえ横丁の裏側でした。町になじんできた、のんべえ横丁も、きらびやかなミヤシタパークのせいで浮いて見えます。また、のんべえ横丁へ行ける小道が複数ありましたが現在は隔絶されています。開発したい場所を取り残された場所であるように感じさせるのもジェントリフィケーションにおける資本の戦略でしょう。きっと私たち、野宿者の姿も街の中で浮いて見えるでしょう。しかし、場所も人も歴史があり生きています。どっこい生きてる、カレーうどんです。16名(うち2名とびいり)参加で1時間きっちりとアピールしてから、日が陰り急に冷え込んできた宮下公園前を後にしました。
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