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2020年3月3日火曜日

渋谷・美竹公園の監視カメラ設置に反対するデモへ!―オリンピック・パラリンピックのための治安管理を許さない―

3月7日(土)13時半集合,14時デモ出発
渋谷区立美竹公園(渋谷1-18-29)に集まってください

※新型コロナウィルス感染予防のため、集会および講演(稲本誠一さん)は中止にいたしました
主催  ねる会議
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 渋谷区立美竹公園。20年以上にわたり共同炊事(炊き出し)の場所であり、野宿者の寝る場所であるこの公園に、渋谷区は、今年度中4台監視カメラを設置しようとしています。区はハロウィーン対策を皮切りにして415台もの監視カメラを公園や商店街などに設置するため予算を計上し、すでに各地で作動してます。その目的として警備受託者のセコムと結んだ仕様書によれば「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催を控え」、「渋谷区基本構想の重点項目『区民や来街者の安全・安心の確保』が喫緊の課題」としています。また「受託者は区からの要請をうけた場合は、指定された公園に速やかに駆けつけ、現地状況に応じた対応を行うこと。」とあります。監視カメラの設置は、今年開催されようとしているオリンピック・パラリンピックのための治安対策であることに間違いありません。
 美竹公園を含む場所においては渋谷区、東京都による再開発計画が浮上しています。同公園のうち、区役所仮庁舎設置のために利用されていた部分は、新庁舎移転、仮庁舎解体後も使用ができない状態です。隣接の交番には監視カメラがつけられており、その上さらなるカメラの設置は、過剰警備であり、共同炊事への妨害に他なりません。
 人が生存していく上で必要不可欠な条件は食べることと寝ることです。これまで官民一体となって押し進められてきたジェントリフィケーションにより寝場所を奪われきた野宿者にとって、監視カメラの設置はまさに生存そのものを脅かすものであり、重大な人権侵害です。
 公園は誰でも自由に利用できる公共の場所のはずです。仕事休みの憩いの場であり、集会やデモといった表現の場として機能してきました。しかし監視カメラの設置によってその姿が覗き見られ、プライバシーが侵されてしまいます。
 私たちは生存や人権を奪い取る監視カメラの設置を絶対に認めません!多くの皆さんもともに反対の声をあげてください!

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