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2019年10月25日金曜日

渋谷区における台風19号の野宿者の避難施設受け入れについての詳細報告

■ 10月11日(金)17時頃 防災課
 ねる会議の呼びかけで集まった人たちが、防災課に対して、翌日の台風19号時に区の避難所が野宿者を受け入れるよう要求。まず、防災課職員のコウノ氏が応対。
・17時時点で、対応は会議にて検討中。
・翌日(12日)朝には公表できる。
その後別の職員がやってきて、私たちに次のとおり伝える。
・自主避難施設を3ヶ所用意する。すでに公表されている。地域交流センター恵比寿/ひがし健康プラザ/YCC代々木八幡コミュニティセンター
・野宿者を受け入れる。
・ 開放時間は12日10時から、台風がおさまるまで。夜は越すだろう。
・毛布と多少の飲食料の準備はある。
・「帰宅困難者の受け入れ」ではない。地震等と違い事前に予測できるものだから。
・担当の課長は防災課長。
また、自主避難施設3ヶ所のリストを紙で受け取る。

私たちから防災課に
・災害の際、行き場所がない者がいる、ということを想定してくれ。
・代々木公園のサービスセンターに避難について聞いたところ、渋谷区に相談してくれ、と言われている。
・何かあったらまた来ます。

渋谷区サイト内に「区内在勤者等、区民の方以外の利用はできません」という記載があることを知る。
https://www.city.shibuya.tokyo.jp/anzen/bosai/hinan/2019_jisyuhinan_00001.html

Web Archive:
https://web.archive.org/web/20191014004620/https://www.city.shibuya.tokyo.jp/anzen/bosai/hinan/2019_jisyuhinan_00001.html

すでに役所は窓口を閉めていたため、18:20頃に防災課に電話。
下記3点を伝える。
・野宿者も自主避難施設が利用できることを念押し。
・現地スタッフにちゃんとした対応をするよう連絡するよう念押し。
・サイトの「区民の方以外利用できない」との記載を改善するよう要求。

19時頃に防災課に念押しの結果を聞くために電話。
・避難施設での野宿者受け入れについては防災課長、部長に確認をした。
・避難施設(この時は3か所)で野宿者をうけいるように職員に周知をした。
・「区民」(以外は利用できない)という文言については、そのままだが検討はする。

自主避難施設について、野宿者用ビラを作成し近辺の野宿者に配る。
夜、自主避難施設が10ヶ所+3ヶ所(要配慮者対象)に増えていることを知る。
また、23区内で「区民以外おことわり」の明記は渋谷・港だけとのこと。


■ 10月12日(土) 10:05 渋谷区内
渋谷区のスピーカーにて、「避難準備・高齢者等避難開始」のアナウンス。自主避難施設名も含む。


■ 10月12日(土)@ 神南小学校
マークシティでビラ撒き後、野宿者を含む2名で10時に神南小学校へ。正門開けて入る。
校舎入り口付近にて渋谷区職員が出てきて、「渋谷区民ですか?」
前日の防災課への申し入れの話を伝えると、そのまま待たされる。
その後、副校長(PTA会長同席)が出てきて、次の発言。
「学校は原則、地域住民だけ」
「 防災課の上の方に確認したが受け入れできない」「恵比寿、ひがし、YCC(当初の3ヶ所)は受け入れる」「今なら雨も酷くなく移動できる。移動困難な状況で来られたら受け入れる」

苦情を申し入れた上でいったん引き上げ、隣の渋谷区役所へ。
一階で待たされ(15分後)、防災課職員6名が出てきて、次の発言。
「 神南小学校に行きましょう、大丈夫ですから」「教育長にも、ウチの上でも決定がでましたので大丈夫です」
神南小学校に再び行く。
防災課から 副校長へ「教育長から決定がでましたんで、区民以外も受け入れてください」
副校長しぶしぶ受け入れる。防災課が一室を用意することを提言すると、副校長は、人数が少なくて管理できないと抗弁。
体育館に案内される。30分ほどして、館内を衝立で<区民・区民以外>に分ける。
16時、飯セット配布。400gのリゾットが3つ/クッキー/500cc 水
朝6時半に2人は退出。
避難者は25名。犬も2匹いた。


■ 10月12日(土)@ YCC代々木八幡コミュニティセンター
朝11時ころ、野宿者2名で行く。
名前・住所・電話番号を記載させられる(他の人の記載内容が見える記入用紙だった)。
住所を「XX公園内」としたところ、受付担当者にどういうことかを聞かれる。
前日の防災課への申し入れの話を伝えたところ、 避難所職員が受付内で検討して、受け入れることになる。
12:15くらいに、野宿者7人が避難。受付で「今後の野宿者は、ひがし健康プラザに行ってほしい」と言われる。
豪雨の中移動はきびしい、ここでも受け入れてほしい、神南小も受け入れたと聞いている、と要望する。
「ここで受け入れる事は聞いていない。(本部に?)ちょっと聞いてみます。」と職員が言う。
協議の上で「どの避難所も野宿者を受け入れることになった」と知らされる。
野宿者は、部屋ではなく、奥の廊下のパイプ椅子で待たされる。
13時ころ、職員に部屋のことを尋ねると「もっと人がきたら部屋を準備しようとしている」と言う。避難のための部屋が満員なのかを聞くと「地域の高齢者や障碍者のために用意している」と言う。「イスにずっと座っているのはきついので場所をつくってほしい」と要望する。職員は、「昨日から聞いていれば準備も出来たんですが」と言う。野宿者の避難については、今朝、初めて聞いたとのことだった。
14時に部屋が準備されたので移動する。
部屋は十分の広さがあった。

食事は、クッキー(ブロックタイプ)4本、クッキー、水。寝具は薄手の毛布とマット。
職員は深夜まで働いていた。

野宿者合計11名避難。
 「外にいたら大変だった、避難できて良かった」との声が野宿者から出ていた。

翌朝6時~片付け、7時すぎに退出。
(ここの避難者は合計77名。)
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2つの避難施設についての報告でした。
今後、聞き取りによる報告、防災課との交渉の報告をしたいと思います。

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