4月13日交渉で授けた宿題の回答を聞くために、 4月26日に再び、緑と水・ 公園課と新宮下公園等事業についての交渉を持ちました。
今回は、新任の石川公園課課長と藁谷公園プ ロジェクト推進課長の二人が相手。
石川課長は世田谷区からの転任とのことで、 主に藁谷課長が今回も回答しました。が、藁谷課長、 予想をはるかに超えるとんでも発言を連発!
●三井不動産が新宮下公園は公共工事ではない、 と言ったことについて
→三井はそんなことは言っていないと言っている
では、公共工事だと認めたのか
→そういうわけでもない
渋谷区として、どう考えているのか
→厳密には公共事業ではない、民間に任せた事業、 工事中は渋谷区の公園ではない
三井が言っていないとシラを切っているが、当日の録音でどっちが正しいか確認しようと迫ると慌てた様子。 公園をつくる工事が、公共事業ではない、 とは自治体としてのプライドがないのだろうか。 公共事業だからこそ、議会で議決もし予算もつけているのだろう。誰が聞いてもおかしな話だ。
●三井不動産が野宿者・ 支援者の申入書を受け取らないと言っていることについて
→権利関係者の申し入れしか受け付けないと三井は言っている、 会社の方針だから仕方がない
事業に対しての意見をする窓口がどこにあるのか
→今は公園ではないから、受け付ける窓口はない
窓口がない、との開き直りには呆れた。 PPP事業というのは利用者や区民を無視する手法だと開き直った に等しい。しかも、 前任者が渋谷区としては申し入れを受け付けると明言したことさえ翻している。こんな事業、とうてい認めることはできない。
● 三井不動産との打ち合わせなども情報公開できるように文書として 残していただきたい
→三井は文書を残しているのでは。竣工後に文書をもらえると思う
それでは遅い。なぜ区として文書を作成しないのか
→そんなこと普通しない
事業計画はいつの間にか変更を重ねている( ホテルが1階増えたり、駐車場スペースが増えたり)。 手続きや経過の透明性、正当性を担保するために、 文書を残し情報を公開するのは当たり前のこと。藁谷課長は、 新宮下公園のための課長なのだから、 責任をもって任を果たすべき。改めて、追求した結果、 この件については善処するそぶりを見せた。
三井不動産のやりたい放題に渋谷区は意見するどころか、 追認するばかり。よっぽど三井が怖いのか? との声も交渉の中であがりました。 おかしなことだらけの新宮下公園等事業。 野宿者追い出しから工事が始まったことを私たちは忘れてはいませ ん。 6月から始まる新築工事に向けて抗議の声をぶつけていきましょう 。
●5月14日(月)10時美竹公園 または 11時築地うねめ橋公園集合
三井不動産抗議行動!ぜひご参集ください
●5月31日(木)宮下公園をかえせ!三井不動産抗議デモ
11時常盤公園( 常盤橋公園ではありませんので、おまちがえなく!) 12時デモ 出発
(常盤公園はJR「神田」駅南口、JR「新日本橋」駅2番出口、 東京メトロ銀座線・半蔵門線「三越前」駅A8出口からいずれも徒 歩5分程度)
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