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2024年12月8日日曜日

2024年12月1日あいりん労働福祉センター強制排除に関する声明

12月1日早朝、突然、寝床から追い出されて二度と戻ってこれなくされた人たちは、どんなに悔しかっただろう。どんなに嫌な思いをしただろう。
夜明けごろに仕事などに出かけて戻ってみたら、高く白い鋼板に自分の居場所を囲われていた人は、どんなに呆然とし腹が立っただろう。
大阪市の自立支援課にその場で誘導されて、福祉施設を利用することになった人たちは、どんなに不本意な思いを抱えていることだろう。

わたしたちは渋谷で同じようなことを経験し、また間近に立ち会ってきた者である。
悔しく、嫌で、呆然とし、腹が立ち、不本意な思いを抱え続けている。
わたしたちはあなたたちとともにいる。
追い出されたまま一人になっている人もいるだろう。施設で孤独になっている人もいるだろう。
わたしたちはあなたとともにいる。

今回の強制執行を申し立てた大阪府、執行に際して福祉局が協力した大阪市、府と連携して職員を派遣した厚労省大阪労働局、府からの依頼で管理職を派遣した西成区、当日現場にいた約130名のこれらの公務員、大阪府警、強制執行を実行した大阪地裁第14民事部、警備会社、そしてセンター再開発を支持してきたすべての組織・個人、
恥を知れ

大阪市福祉局自立支援課や西成区総合企画課などが野宿している人に声がけしていたことや、まして当日に福祉の受付をしたことは免罪符にはならない。
福祉は脅かしながら取らせるものではない。

わたしたちは、センターで暮らす人たちやそれを支える人たちがセンターを自分たちの場所として守ってきたことを決して忘れない。

2024年12月7日 ねる会議



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