Translate

2023年7月18日火曜日

報告会とおやつ

日時 2023年7月22日(土)20時~22時
場所 神宮通公園北側
主催 ねる会議

======

応援に集まっていただいた皆さんへ

 昨年10月25日、渋谷区が野宿者を追い出すため秘密裏に計画した、美竹公園の強制封鎖がありました。その後、美竹公園のテントや荷物に対して、行政代執行手続きが始まりました。12月13日、強制排除の危険を感じたわたしたちは神宮通公園へ避難しました。ところが渋谷区は、翌14日、職員と警備員など約100人で神宮通公園にまでおしかけ、野宿者6名とねる会議の全ての荷物を横奪する前代未聞の暴挙を行いました。しかし、わたしたちは公園で尊厳のある生活を諦めませんでした。また襲ってくるかもしれない渋谷区を警戒しながら、神宮通公園が封鎖されないようにゲートに泊まり込み、トイレのある公園南側の夜間施錠を阻止し、荷物を取り返し、渋谷区に抗議をしました。

 渋谷区の暴力的で大がかりな野宿者排除に、わたしたちだけでは対応できず、広く応援を呼びかけました。各地の野宿の仲間や学生、地域住民、また遠方からも、たくさんの方々が現場に集まることで、渋谷区政の、野宿者への態度や公園のあり方を問うこととなりました。

 今年2月1日、渋谷区は神宮通公園のゲートを開放しました。わたしたちは、渋谷区職員に説明を求めても無視され、大勢の職員や警備員に長時間囲い込まれ、大切な荷物を奪われるなどトラウマ的な経験をしましたが、野宿者も居て24時間開放されている公共の公園を取り返すことができました。そして、6人の野宿者は、警備員に監視される日常をようやく脱して、日雇いなどの仕事にでかけるなど生活を立て直していきました。

 一方、渋谷区はプレスリリースで地域住民との亀裂をあおり、今でも野宿者の荷物に貼り紙をすることがあります。そのため、野宿者が命をつなぐ場所を守り、仲間たちと共に居られる場を作る闘いは続いています。

 応援に集まっていただいた皆さんへ、美竹公園・神宮通公園の野宿者の状況について報告会を開きます。ささやかな夏のデザートも作ります。ぜひ、ご参加ください。

=====

【おやつ】フルーツ寒天ゼリーなど

みんなで作ります。お茶・お菓子もアリ。

【報告会内容】

①美竹公園・神宮通公園、これまでの経緯 

②問題点 「まちづくり」によって野宿者排除。地域の襲撃事件を誘発など

③何をしたか 渋谷区との話し合い(公園課・まちづくり課)、情報公開、選定委員会の審査員へ手紙、ヒューリックへ話し合いの申しいれ、など

④渋谷区の暴挙 2022.10/25~2023.2/1

⑤抵抗や抗議 監視行動、南側(トイレ)開放、神宮通公園越年後の寝場所確保、地域住民からの申し入れ、など

⑥2月1日公園利用禁止の解除、これからのことなど。

======

※野宿者の生活の場です。プライバシーなどには配慮してください。

※お酒の持ち込みはご遠慮ください。

※無断の撮影・中継はお断りします。




0 件のコメント: