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2017年7月29日土曜日

7月7日付け長谷部健区長より回答について


わたしたちが、6月26日に手交した「抗議及び質問及び要求」について、7月7日付けで長谷部健区長より回答がきた。


●面談要求への回答について
区長の回答は、これまでの多忙を理由にしたものではなく「関係団体へ直接お会いすることをお伝えしてきたところですが、これまでお断りになられてきた経緯があります」とある。意味不明である。たしかに、わたしたちと協力関係にある団体が2015年に区長からヒヤリングや面会の要請を受けたが、その団体が趣旨を聞き日程調整を求めたところ、区長に無視されたことがある。そもそも、区長が会うことを求めてきたのならば、わたしたちの面談要求について諸手をあげて喜ぶべきだろう。わたしたちやわたしたちの協力関係にある団体は、昨年末から一貫して区長との面談を要求しているのである。

●「抗議」への応答がないことについて
長谷部区長は、わたしたちの文書における「抗議」の部分について何らの回答も行っていない。「抗議」は、区長本人の発言に対して行ったものであるから、第一に応答があってしかるべきである。応答しないのなら、抗議内容を認めたということになる。「質問」の部分は、区長と面談する際に、抗議への応答のみならず、それの前提となる事柄もやりとりできるように事前に示したものである。長谷部区長回答は、「質問」のみに答え、「抗議」への応答がないことでも、不十分なものである。

●質問への回答について
Aの野宿生活者の社会的背景について「複雑な背景」とだけでは答えになっていない。複雑な背景について、長谷部区長はどのようなものがあり、それについて、どのように考えているのかを質問しているのである。現在の政治・経済をどのように認識しているのか答えられないようでは、政治家とは言えない。
Bの民間支援団体の活動についても「独自」とだけでは回答になっていない。そのような活動の意味・位置づけを行政がどのように考えているのか誠実に回答すべきだ。
Cの3月27日野宿生活者追い出しについての回答が「公園等で生活を続けることをゴールと考えるものではありません」ということならば、区長がゴールとしないものについては、その生活を破壊し人権を無視してもいいと考えていることになる。これは怖ろしい考え方だ。区や区長が勝手にゴールと決めたものに合わない人間を排除していいならば、それは恐怖政治である。なお、渋谷区の福祉の現状については、「抗議」の5で述べている。
Dの公園閉鎖にあたっての三井との経緯についての回答は、これまで渋谷区が広報してきたことでしかない。詳細を聞くために質問しているのである。なお、これらの渋谷区見解について批判は「抗議」の4ですでに述べている。
Eの定期借地権契約する以前から三井が公園を独占利用していたことの法的根拠については、回答していない。
Fの「不法に設置された工作物」とした物は、渋谷川遊歩道沿いのテント、との回答である。笑止千万である。主に、これらのテントを設置したのは、2011年2月当時の渋谷区公園課である。宮下公園内に生活している野宿者を移転させるために、渋谷区公園課が、渋谷区の選挙ポスター掲示板などを利用して設置したものである。長谷部区長は、渋谷区自らの行いを「不法」と断ずるつもりか?

わたしたちは、改めて長谷部区長への面談を要求する。
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