「ねる会議」は、 宮下公園で寝ることをきっかけに、2017年初頭から、野宿者としての生活や人権を守り、たたかいとるために、渋谷・新宿などで野宿者を中心に活動しています。
「ねる」場所を守る作戦や考えを「ねる」ための会議、が団体名の由来です。
Twitter https://twitter.com/nerukaigi
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2008年7月29日火曜日
みんなのメッセージ
皆様から多くのメッセージが寄せられています。ありがとうございます!
メッセージは随時更新していきますので、どうぞご覧ください。
「公園で暮らす人の生活を破壊するナイキ化には反対です。」(攝津正)
"I have been reading your reason to protect Miyashita Park Becoming Nike Park and I found it full of right, therefore, I manifest my solidarity to your cause. Its seems to be a social and historical park that identify your life's. in these sence, should be recommendable to respect the social and historical impact of that park leaving it as Miyashita Park, therefore I would like to end saying "NO MONEY, NO FUN, NIKE PARK IS WRONG, Let history be preserved!"(Albino Forquilha)
「公共空間は、あらゆる立場の人々に開かれていてこそ、豊かなものになることができます。一企業の運営に委ねられてしまったならば、その大前提が掘り崩されてしまうことは、火を見るより明らかです。それは、公共空間そして公共性の死を意味します。よって、ナイキによる公園の私営化に対して反対します。そして、公園の運営が、それを必要とする人々の対話によって実現されることを、切に望みます。」(原口剛)
「みんなが自由に使える公園が有料になって、公園という名の商業施設になるということは、公園を使う人が限られてくるということです。みんなの公園ではなくなります。それは街にとって、長い目で見たらとってもとっても!!もったいないことですよ。渋谷のような大都会にこそ、自由な公園が必要なのです。」(西口 陽子)
「私はただ座っていたいだけ。宮下公園はそれができる貴重な場所です。何かをしてくれると言うのなら、ただ何もしないでいられる場所を残しておいてください。」(篠崎智子)
「行政の力で計画的な排除を断固反対します。」(神田修)
「渋谷で育ちました。今でも家族が住んでいます。宮下公園にはよく行きます。はでさはないけど、あの線路ぞいにながーくあるのがいいんですね。渋谷の喧噪とすぐそばなのにほっとします。まったりとすごせます。
いつだったかサウンドデモという形のデモの前の集会では、細長い公園のあちこちにいろいろな「溜まり」ができて、こんな使い方もあるのかとうれしかったです。縁日とかもできそう。
渋谷区はなぜ公園までも「民営化」しようとするのか?確かに駅近くてお金もうけをするのにはいいのかもしれませんが、公園までもお金を払う施設になったら、今までそこを利用してた人たちは行くところがありません。「ナイキ」のイメージもすっかり悪くなった。
宮下公園はみんなのものです。このままの形(できればしきられたフットサル?場)もない、以前の形にもどしてほしいです。」(京極紀子)
「渋谷駅前のスターバックスは、その店舗での売り上げよりも、人通りが多く、図らずとも様々なメディアに登場できてしまえる場所に、店舗をデカデカと構える事での宣伝効果を狙って、あそこに作られた、と言われています。
おそらく、今回の「ナイキ公園」も、同じような狙いがあるのでしょう。なので、いくらフットサル場だのカフェだのを設けるのだとしても、それはただの立体的なナイキの広告だと考えていいと思います。「ナイキ公園」の利用者は、自分が「利用している」つもりであっても、実際は、ナイキの広告のエキストラとして無賃労働させられてしまうことになる、どころか、逆にお金を払わされてしまう。もし、「ナイキ公園」なるものを作りたいのであれば、ナイキは施設利用者に賃金を支払うべきです。
大企業のなりふり構わぬ利益追求のおかげで、人が労働させられることもなく、ただその人として、ノホホンと在ることの出来る場所が、自分の親しみのある地域で、次々に奪われていくことに腹が立っています。
宮下公園のナイキ化計画に大反対です。」(成田圭祐/IRREGULAR RHYTHM ASYLUM)
「ナイキ公園に反対する理由は、大勢の非と行き交う渋谷という場所を、渋谷という場所に関わる人間をほんとうに大事したいと思ったからです。
ナイキ公園にしてしまえば、そのときは儲かるかもしれません。しかし、その土地が培ってきた地縁やコミュニティという目に見えない、お金では数えられない財産をまた一つほんとうに失ってしまいます。
たとえば。かつてバブルと呼ばれる時代に多くの高層マンションやアパートを建て、その結果多くの公園や空き地が日本の企業によって潰されてゆきました。
しかしそのうちどれだけのマンションが実際に住まわれ、人々に愛されてきたでしょうか。その多くが投資目的であって、しかも今となっては売ることすらままならない資産と化しているのが現状です。そして地域の人間が集う場所を減らすことで地域の力をますますそぎ落としていくのです。
ナイキ公園に反対する理由は上のような80年代の失敗を繰り返すことを避けたいからです。
目に見えない人とのかかわりをこわしたくないからです。
空き地を壊すのは森を壊すのと同じくらい酷いことです。空き地はその地域の人間関係をつなぐ磁場の役割を果たしているのです。
この問題に対して、渋谷に住む人達、渋谷を訪れる人はどうか注目してほしいと思います。」(栗田隆子/有限責任事業組合フリーターズフリー)
「公園はみんなのものだ!一企業が、独占するのを許さないぞ!」(大竹香奈子/女性ユニオン東京)
「渋谷駅の周りを歩いて唯一オアシスと言える公園をナイキに好きなようにしたとして必ず数年後後悔することになる。渋谷区は宮下公園だけでなく、その周辺も含めもっと真剣に考える必要がある。」(by 戸田)
「都内に立入禁止の空間が増殖して行くSF的空想を刺激されたりします。取り敢えず金を払わ無ければ入れ無い場所の何処が「公」園なのでしょうか。」
「宮下公園は地域社会のもの、そして現在、野宿生活をせざるを得ない人たちの避難所です。野宿生活をしている人々は、怠惰や好みで宮下公園を利用しているのではなく、ぎりぎりの選択で利用せざるをえないのだと思います。その生活の場を奪うのは人道にもとる行為です。野宿生活者には、公助によるシェルターなど、今後さまざまな支援が必要です。
しかし、宮下公園が、いつでも誰でも利用可能な憩いの場であることを変えてはいけません。特に公共の場が、区民の意志を反映しないまま、一企業の利益追求の手段になることは許せません。ナイキが介入しなくても、宮下公園で健全なスポーツを行なえることを区は目指すべきです。よって、私は「みんなの宮下公園をナイキ化計画から守る会」の趣旨に賛同し、宮下公園を利用制限のある公園ではなく、みんなが利用できる公園であることを望みます。」(松本美香子/大学院生)
「最近、立場の違う人は、話し合うどころか出会うチャンスさえなくなってる気がします。会社員、市民活動家、野宿者、学生、母親、老人、子ども・・・いろんなひとが共有できる公園の貴重さは、なくして気がつくのでは遅すぎる。公共空間なしに、都市も民主主義も存在できません。」(本山央子/アジア女性資料センター事務局長)
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8月12日追加:
「公共空間を私物化する権利は誰にもありはしない。勝手な真似は許されない。ナイキと渋谷区がやろうとしていることは犯罪である。犯罪者は法廷で裁かれるであろう」(井形和正)
"nike - just don´t do it!!!" (Benjamin Richter/UeberPartei)
"Park is a free space! A park is a home! A park is for the people!" (Siggy/Dissent! Germany)
"No to the corporatization of public spaces! City belongs to the multitude!
Reclaim the streets!" (Ignacio J Minam)
"Parks are some of the only green & free public spaces in cities. They should be preserved and managed by citizen groups, not sold to large corporations at a profit by political elites. The actions of Shibuya and its mayor, as well as Nike's complicity in this deal, are sociopathic attacks on the public commons. I express my solidarity towards keeping the park free and run by the public for the public." (Jamie Bartels)
"ALL THE BET AND KEEP IN TOUCH LIVE , LOVE & LAUGH." (Mike/Unimandal collective)
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9月21日追加:
「どこへ行ってもお金がなければ立ち止まることさえ出来ないなんて、おかしな話だと思います。ただでさえどこへ行っても自由になれない社会なのに。ありとあらゆる空間という空間を商業的にするなんて許し難いことです。」(山下恵里奈/大学生)
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