2020年8月26日水曜日

宮下公園に入れないとはどういうことだ!? 8月13日三井不動産抗議行動報告~27日交渉告知



ゲリラ豪雨は去ったものの暑苦しい木曜夕方、宮下公園前で恒例の三井行動にとりくんだ。いつものヴィトン前に行くものも、向かいのアディダス前のほうが広くていいなあと移動。階段にゾロゾロ集まってる警備員たちの姿に、なんか雲行きが怪しいぞ、なんなんだ?と思ったが、まさかその後あんなことになるとは・・・
「公園に高級ブランドもホテルもいらない」横断幕やプラカードをたくさん出して、ビラくばりアピールをいつもどおり敢行。立ち止まって聞いていく人、チラシをもらう人多数。異変が起こったのはそのあとだ。情宣を終えて、さて、宮下公園で夕涼み、スペシャル飯「ス・タバスコ丼」をスタバ横の芝生でゴロゴロしながらみんなで食べようと、エレベーターに向かったところ、あちこちから走ってくる何人もの警備員。なんと、エレベーターの前に立ちふさがられた!



 
理由を聞いてもウンともスンとも言わない。宮下公園に行けないじゃないか!区立公園なのになんで入れないんだ?と聞いても無言。しかも、公園管理者の「宮下公園パートナーズ」ではなく商業施設の警備員だ。こんな区立公園ありえないぞ! しまいにはエレベーターの電源を落とし停止させる暴挙。エスカレーター、階段に回ってもやはり走ってきて封鎖する。20時スギ、もちろん開園時間内。屋上の宮下公園が、たくさんの利用者で賑わっている最中でのこと。ありえない!
かなり抗議したがあまりに腹が減ったので、そのままエレベーター前の地べたに座ってメシ。元々は大階段があった辺りだ。駅に続くギラギラ横丁に負けないくらいおしゃれなスパイシー・タコライス風どんぶりで、ひとときの南国気分を味わった。
この宮下公園入れない事件、「ツイッター」などで三井不動産はおかしい!という声がまたたくまに飛び交っている。宮下公園のあまりの変貌ぶりに驚き、注目してくれる人たちがたくさんいる。私たちはいままでどおり、宮下公園を本来の誰でも利用できる公園として使っていこう、ということで、盆休み明けの8月17日、さっそく何人かで渋谷区公園課に聞きにいくことにした。
いつも忙しいと逃げ回っている中村公園課長、そして明石公園整備主査が在席。待つこと30分、ようやく受付に出てきた。明石「宮下公園パートナーズから報告を受けてはいる」我々「パートナーズじゃないぞ、商業施設の警備員だった」中村「公園に入れないのはおかしい。事実確認して回答する。誰に電話すればいい?」公園が利用できないという一大事なのに相変わらずの軽いノリ。電話じゃなくて疑問に思っているすべての人の前で説明するよう求めた。
なお、公園課長とのやり取りの中で、宮下公園1Fわきの緑道、野宿の仲間のブルーシート小屋が並びバイク駐輪場のあった場所、現在は「渋谷横丁」で賑わっている場所が、実は宮下公園の一部らしいことが判明。ということは、渋谷横丁の店外にせり出したテーブルや椅子は公園設備なのか?
さらに公園課からの帰り、宮下公園前を通った仲間が、「宮下公園パートナーズ」が公園の注意事項を列挙した例の赤い看板を剥がしてまわっている場面に遭遇。渋谷区公園課から何か指示があったのか、それとも慌てて証拠隠滅か??
「宮下公園入れない事件」のみならず、三井不動産に占領された宮下公園は不可解なことばかり起こっている。あらためて追及する必要がありそうだ。

中村公園課長が8月27日(木)18時15分、宮下公園に説明に来ることになった。
18時からアディダス前で打ち合わせをするので、渋谷区・三井不動産が不当だと思う方はお越しください。
きっちり問いただそう。




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