2020年2月16日日曜日

2月13日の行動参加者より

暖かった13日の宮下公園前での行動は、ホテル開設のために邪魔とされ切られてしまったケヤキのあった場所で、リトル宮下ガーデンからの抗議でスタートしました。そこはリトル宮下ガーデンがあった場所でもあり、伐採の際に置いていた台車を壊されるという被害も受けました。三井不動産のために公園を壊し周囲の木まで切ったことを許さない、仲間の台車に二度と触るな!と渾身のスピーチ。



その後、いつもの美竹通りとの交差点に移動。宮下公園がショッピングモールになり誰でも入れる場所ではなくなること、流行りの物を買ったり使うことを誘導される仕組みのおかしさやそれがもう飽和状態なことを指摘するなど、次々とみんなでマイクを持って訴えました。
ここは人通りも多く、ビラを受け取り話を聞く人たち、抗議の段ボールメッセージを写真に撮る人もいて、注目の高さを感じました。
昼ご飯はそこでラーメンライスを作って美味しく食べる。叉焼風ハム、卵、ネギもやしたっぷりのせ。お新香付き。

本日の行動はもう1つ。
美竹公園に更に監視カメラを4台つけること対して集めた、設置撤回・工事中止の署名を渋谷区役所に提出しました。
総務、土木部緑と水・公園課をまわり緊急申入書を読み上げ、渡すのですが、「電話しないといけないので手短にお願い」とか、「担当者がいなくていつ帰って来るかわからない携帯電話も持っていないから連絡つかない」と逃げ腰の人が続出。中村・公園プロジェクト担当課長(美竹公園・宮下公園を担当)から連絡するように改めて要請しました。
 (渋谷区役所は職員がいつ、どこに行って、何時に戻る予定なのかわからない、この時代に連絡つかない、という仕事の仕方を本当にしているのなら改めるべき。この言い方は以前も聞いたことあり)

今回、香港からの取材もあり、やり取りを数人が撮影していたのですが、職員は何度も何度も「撮影を止めてください。庁舎内規則です」と強い口調で交渉の邪魔をしました。公園にいる私たちのプライベートはたくさんのカメラで監視するのに、公務中の仕事の場を撮影されるのは断る、そのおかしさを指摘され黙る職員もいました。
(そういえば、区の説明会などで「後姿を撮影、録画します。ご了承ください」と言われますよね。あまりにも勝手で一方的です。トラブルを防ぐためにも渋谷区は庁舎内規則を改めるべきでは)

防災課では、野宿者にとって雨も雪も暑さも災害であると言うこちらと、それらを災害とは考えていないと言う職員とで話は平行線のままでしたが、これは繰り返し訴えて行きたいところです。
仲間の一人が言った「一度でも野宿すればわかる」の意味を誰もが知った方がいい。
長時間の行動を終え、みんなでお茶を飲みながら集約していると夕方のチャイムが鳴り、いつの間にか陽が延び春が近づいているのを感じました。

1 件のコメント:

  1. 2/13 抗議デモに参加させていただきました。仲間達の熱気溢れるマイク演説、渋谷区役所に対しての抗議は本当に野宿者達の全ての声をぶつけたものでした。三井不動産の極悪非道の極まりない工事、渋谷区役所による野宿者の監視や排除。あまりにも、話しは聞かない、無関心みたいな役所の対応には怒りがこみ上げてきました。まだまだ、何一つ解決していません。今後も仲間達と共に戦っていく所存です。それには、まだまだ、仲間達の数が必要です。どうか、皆さんで声をあげて、戦ってまいりましょう。

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