2014年11月7日金曜日

11月5日、渋谷区水と緑・公園課との交渉報告!

11月5日11時から、水と緑・公園課との交渉をしました。公園課は、吉武課長以下5名が対応してきました。
まず、神宮通公園の夜間施錠について。
町内会の要望によって、年末年始の越年をさせないために施錠を考えた、とのこと。公園の夜間施錠をするな、という要望を私たちはこれまで何度も言ってきました。なぜ、町内会の要望だけが優先されるのか。また、公園のトイレを深夜労働している多くの人も使っているというと、トイレだけの使用は公園利用ではない、公園のトイレは公園を使っている人のためにある、という現状をまるで認識していない呆れた返答でした。トイレを使うことだって立派な公園利用です!。
次に、神宮通公園に設置されている監視カメラについて。
10月23日の公園再開からカメラが駆動しているとのことでした。吉武課長はトイレにいたずらが多いから設置したと説明しましたが、カメラは公園全体を俯瞰できる2Fの高さにあります。利用者全体を監視する機能と意図があることは明らかです。
次に、宮下公園の監視カメラについて。
神宮通公園のカメラは公園施設を撮影することが目的だと言い訳しましたが、宮下公園のカメラは広場に向かっています。施設がないと追及すると、年末年始の越年の取り組みを理由にあげました。公園課は越年などの野宿者支援活動を監視するためにカメラを設置したことを認めました。また、FIDOが「カメラに写っているぞ」などと脅かしてきたことについて聞いたところ、公園課としてFIDOに厳重に指導したと課長は言っていました。しかし、その内容を聞くと「利用者に失礼な言動のないように」と言ったといたって曖昧、、、。
カメラの映像について、吉武課長は警察に提供することもありえる、とも言っていました。プライバシーや政治的な活動に対しての懸念がさらに増した返答でした。
次に、美竹公園の仮庁舎建設について。
工事中についても、公園機能を確保するように要望しました。また、他部署との調整はまだとのことでしたが、公園課として防災の観点からもきちんとした主張をするように求めました。しかし、課長は、公園機能より仮庁舎の建築が優先されると言うなど、公園を守る気概が感じられませんでした。
美竹公園は2600人もの一時集合場所として想定されているとのこと。その代替を考えないといけないと課長が言ってました。しかし、どこにその場所をつくるつもりでしょうか。また、神宮通公園の夜間施錠も合わせて、災害時の集合場所が失われることについては、吉武課長は「大丈夫です」と3回くらい繰り返していました。しかし、付近の町会長に公園の鍵を3つくらい渡した、と言うばかりで、その3つを誰が持っているのか確認すらしていませんでした。そんないい加減な話で、本当に災害時に対応がうまくいくと考えているのでしょうか?呆れました。
宮下公園等整備事業について。
現在50%くらい進んでいるという曖昧な返事。思ったより応募した企業が少なかった、という話でした。(東急グループが有利な出来レースだからじゃないの??)。

公園の夜間施錠、監視カメラ設置、野宿者の生命を脅かす公園の利用制限、野宿者の排除を前提とした公園整備に断固反対します。

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