2021年2月26日金曜日

2月17日、長谷部区長に高らかに抗議(ねる会議)



 昨年11月の幡ヶ谷のバス停での女性野宿者殺害事件、そして、雨雪などの悪天時の避難場所、についてねる会議では長谷部区長に申し入れをしてきた。しかし、いずれの回答も字面は一見丁寧に見えるが、自らの責任について不問にして、私たちに対する悪意が透けて見える内容であった。

2017年の宮下公園での排除、2019年の仮庁舎での排除など長谷部区長は野宿者の人権を軽視してきた。そのような首長の態度が野宿者に対する差別を助長するものであることは、私たちは骨身にしみて感じている。

当日集まった14名で区庁舎前で長谷部区長に出てきて話し合うようにトラメガで呼びかけた。「区長と野宿者排除を語る会」と書いた段ボールをかかげて、あとは区長におでまし願うだけという設定だ。ワイヤレスマイクの電波が混線して区庁舎内のスピーカーで私たちの区長批判が流れていたようで、あわてて関係ない課長が飛び出してきた。あとは、警備員が正面玄関に立ち並ぶばかりで主賓は雲隠れ。

一方で、ビラの受け取りは好調。応援の言葉を送ってくれる方も何人もいた。おかしいことはあきらめずに声をあげることは大切だ。

1時間くらいアピールした後は、時計台で「ハセベにカツ丼」を調理してみんなで食べた。これは、がっつりうまかった。

 ※なお、長谷部区長からの回答については、近日、詳細な批判とともにブログにアップします。

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