Translate

2018年10月29日月曜日

10月25日(木)渋谷区にあれこれ質問してきました


渋谷区側の出席者:(写真左から)
公園プロジェクト推進担当・藁谷課長、
土木部管理課・吉武課長、
庁舎プロジェクト推進担当課・田山課長、
緑と水公園課・石川課長


朝11時、渋谷区の関係部署の役人がせいぞろいしたところで、まずは新宮下公園について苦情。「竹中工務店にお渡しした申し入れ書を三井不動産がつき返してきた。おかしいぞ」「建設ヤメロ」とあらためて申し入れを行い、工事の進捗状況をたずねると、藁谷課長「詳しくはワカンナイ」「見た感じ、いま床つくってるんじゃない?」、住民訴訟を起こされてることについても「特に意見はナイっす」と相変わらずヘラヘラした態度だった。

次に、年明け2019年1月に予定されている渋谷区役所のひっこしについて、田山課長に根掘り葉掘り質問。メインのひっこし作業は1月12~14日の三連休。第1庁舎は残し、生活福祉課はそのまま、第2庁舎などにある中央保健相談所を1庁に移す。第2・第3庁舎はリース会社に借りている(解体費用込み)、移転終了後に撤去となるが、年度を越えるかも。時期は決まっていない、との回答。
第2庁舎敷地の所有者・東京都との協議は「私はリース終了までの担当ですので」、美竹公園をどうするかについても公園課の石川課長が「まったくの白紙」「更地になってやがて返ってくるということしか分かっていない」と。まだ何も決まっていないのはおかしくないか?また隠してない?との質問に、「公園として元の敷地を確保しなければならないという事は、トップに確認しています」と回答。解体工事中もいまの美竹公園を存続するのか聞くと「それが出来るのが一番いいですね」「公園は当然使っていただけないといけない」「ただしどうしても安全を考慮して少し狭まるかも知れない」「公園全体を囲って工事、というのは現時点ではまったく考えていません」とのこと。
とはいっても約束破りは渋谷区の常套手段。これ以上公園を使えなくするのは絶対にやめてほしい、影響のない解体計画にしろ、これまでのようにいきなり工事を始めるとか絶対にナシだ、継続して話し合いをきちんと行なうよう、強く申し入れた。田山課長も「渋谷区全体にかかわることですので責任を持って伝えさせていただきます」とのこと。田山課長も石川課長も、藁谷課長に比べればそりゃあ丁寧ではあるものの、肝心なところでは自分は明言できる立場にナイからうんぬんと、なんとなく逃げ腰。しっかり頼みますよ!
ちなみに出来立てホヤホヤの渋谷区新区庁舎、19日付『都政新聞』によればいま世間を騒がせている「KYB問題」でなんと、KYB子会社が製造した免振ダンバー4本を使っていることが判明したようだ。「不適合かどうかは確認が必要」「速やかに安全に開庁できるよう、(KYBに)対応を求めていく」(庁舎建設室)らしい。ほんとに移転できるのか?
そして、土木部管理課長主管にちゃっかり昇進していた吉武課長に、美竹通り高架下にプランターが置かれ監視カメラが設置されたことについて質問。貴重な寝場所がまた奪われていることについて問うと、「福祉がきちんと対応した結果、場所が空いたのでプランターを設置して環境改善をしました」と、とうとうと述べる吉武課長。陽の当たらないところに花を植える理由は?枯れるだけだろうと言うと、「植物があった方が快適な歩行空間になるかなと思いまして~」とややシドロモドロ。プランターを置くのはよくて人は居ちゃいけないのか?排除プランターではないのか?撤去しろ!と徹底追及。「分かりました、次の質問は?」と、分かったのか分かってないのか分からない相変わらずのテキトウな対応だった。

ほか、神宮通公園の一向に始まらない植栽工事について、補植して緑を増やす、これから設計作業に入りますと石川課長。では、何で今まで囲っていたんだ?スカスカに刈り込んでおきながら今度は植える工事?これも野宿者排除ではないのか?掃除も手抜きしてないか?と追及、抗議した。
このかん明らかに渋谷の街中から公共スペースが削り取られてきているのは誰の目にも明らかです。あらためて交渉の場を持ち、しっかりと追及していきます。