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2011年9月24日土曜日

■宮下公園フェンス前上映会■

一年前の宮下公園上映と渋谷の再開発、それぞれ思うことなどについて共有する場を作りたいと思います。

■宮下公園フェンス前上映会■
日時: 2011年9月30日(金)19時~21時くらい
場所:「みやしたこうえん」中央階段付近

渋谷区とナイキが宮下公園を封鎖し一年がたちました。現在公園は、夜間施錠や有料施設などによってスポーツ公園になっています。夜間施錠撤回やナイキ化計画の不当性の追及のため抗議行動や国家賠償請求裁判など「みんなの宮下公園をナイキ化計画から守る会」は、公園を取り返すための活動を続けています。
9月30日19時~、夜間閉鎖された公園の前で、昨年の全面封鎖、行政代執行などの映像を投影します。
その後、渋谷の再開発の情報共有や、宮下公園ナイキ化反対に関わりのある人たちやグループから、感想やそれぞれの活動について共有をする場を作りたいと思います。
できるだけ様々な立場の人たちが参加できるように、セーファーなスペースを目指したいと思います。
どうぞご参加ください。
※雨天順延
※無料です。カンパ歓迎。
※お茶やお菓子を用意しています。 ※状況によって中止・中断する場合があります。

主催:みんなの宮下公園をナイキ化計画から守る会
連絡先:08031270639
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上映会報告(2011・10・3)




18時30分の閉鎖を依然として継続している宮下公園で、クライミングウォールの道路に面した背面に映像を投影しました。昨年9月15日の公園全面閉鎖から9月24日の行政代執行をへて、「みやしたこうえん」がリニューアルオープンするまでを中心にした宮下公園のナイキ化に抗議する映像に、多くの道ゆく人も足を止めて、見入っていました。その後、オープンマイクのアピールもしました。
ご参加いただいた方々ありがとうございます。

2011年9月20日火曜日

9月19日「 No Nukes! All Star Demo」と「さようなら原発デモ」の出向かえ行動

9月19日に、宮下公園前を脱/反 原発の2つのデモが通りました。デモの主旨に共鳴して、また宮下公園の問題をしってもらうために、守る会の有志のメンバーで、デモの応援と出向かえを公園前の歩道で行いました。「さらうなら原発デモ」の出向かえには、「 No NukesAll Star Demo」の参加者の方々も合流して、盛大にアピールしました。

(映像リンク http://bit.ly/qdOzwy

2011年9月15日木曜日

宮下公園閉鎖から1年


一年前の今日、2010年9月15日の早朝。渋谷区は、宮下公園の中で生活していた人を暴力的に公園の外に追い出す突然の強制排除を行い、宮下公園を全面封鎖しました。そして9月24日には「行政代執行」を行い、宮下公園のナイキ化工事を強行しました。

現在、わたしたちはその正当性を問うために渋谷区を相手どり国家賠償請求訴訟を行なっています。

現在のナイキ化された「みやしたこうえん」は、有料のスポーツ施設が公園のかなりの面積を占め、そのためお金に余裕のある特定のスポーツ愛好者以外が楽しめる空間は非常に限定的なものとなってしました。
また、かつては24時間誰もがアクセスできた公園は夜間施錠されることとなり、更に「節電」を口実に閉園は18時30分となっています。

公共の場所であるはずの公園で、8月にはナイキと 渋谷区共催のイベントが行われ、公園を利用したナイキの営業活動が夜間まで行なわれました。公共の財産を自社のキャンペーンに利用しようとする私企業と「公共」に考えが及ばない行政が、みんなの大切な場所を、そこで過ごせるはずの自由な時間を、都合よく私物化しています。

私たちは、かつての宮下公園でたくさんの人たちが集っていた様子を忘れていません。私たちが知っている人も知らない人も多様な人たちが公園を多様な目的で使っていました。

みんなの公園を「みやしたこうえん」に改造した彼らの破綻は自ずから訪れるかもしれません。それでも、私たちは変わらずこの現状を突き崩す運動を続けてきました。
宮下公園の「ナイキパーク」化は再開発の端緒であると桑原渋谷区長が言った通り、東急による巨大ビル「ヒカリエ」オープンや渋谷センター街が「バスケットボールストリート」に変わるなど街 の開発は加速しています。またアルゼンチンでも現在、歴史あるカフェが閉鎖されナイキショップに変わるという状況で反対の声があがっています。

まだ何も終わっていません。

2010年9月15日から一年。

私たちが闘い続けていくことを、今いちど、多くの人たちと確認していきたいと思います。

NO NIKE PARK!!