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2011年4月26日火曜日

4月30日(土)ナイキ化反対ピクニックします

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2011年4月30日正午ナイキ化された「みやしたこうえん」オープン?!
宮下公園ナイキ化反対!ピクニック行動!!
AntiNIKEpark! PICNIC action!!!

みんなの宮下公園を返せ!みんなでピクニック行動を行います。
ぜひ、ご参加ください。

■■2011年4月30日(土)■■
昼のピクニック: 10時半 「オープン?!なんてクローズド!!」
夜のピクニック: 17時半 「公園施錠?!なんてクローズド!!」
集合場所: まずは美竹公園に集まってください。
 
http://www.mapion.co.jp/m/35.6586958333333_139.705488333333_9/

震災、津波、原発問題にマスメディアの情報が集中している中、渋谷区とナイキは5月中旬オープンを前倒しして、今月4月30日正午に、ナイキ化された宮下公園がオープンさせる予定です。
みんなの公園を返せと声をあげましょう。

そして今回さらなる、問題も発覚ました。
◆公園に門をつけて夜間閉鎖し、施錠する?!
 数日前まで公園課は、施錠は考えていないと答えてきました。ところが、今月上旬に桑原区長によって、夜間は公園の出入り口を22時半に閉めて施錠するということが決まりました。当面の間は18時半に閉めるとのこと。公園の機能が損なわれることを、その上それについて審議をせず1週間ほどの期間で即決したという信じられない事態です。特に余震が続く今、公園を閉鎖するという渋谷区の判断にまったく同意できません。
◆名称を「みやしたこうえん」にして、ネーミングライツ基本協定を強引に締結?!
 わたしたちはこのネーミングライツ基本協定によって、ナイキ化された改造工事すること、広告として公園を使うことに反対してきました。そしてナイキは昨年10月に名称をこれまで通り「区立宮下公園」とする、とプレスリリースしました。元の名称にするということは、昨年8月に締結されたネーミングライツ基本協定自体を取り下げるということになるはずです。しかし、宮下公園で生活していた人の小屋を予告なく強制撤去し、工事は推し進められてきました。そして先日4月22日公園課は、「公園の名称を『みやしたこうえん』(ひらがな)にした、これ以上は言えない」と話しました。まったくこれについては4月15日発行の区報でも報告されていません(区報では「新しい宮下公園がオープンします」と載っていました)。どうやら急遽、改造工事を認めさせるため、ムリヤリ辻褄を合わせたということになるようです。

こういったこと全て桑原区長とナイキだけで決定しています。わたしたちは桑原区長とナイキが公園を私物化することを許しません。

私たちはこれまで以下のことで宮下公園のナイキ化を反対してきました。
●この計画の決定に民主的なプロセスがなく、手続きが不透明なこと。
●ネーミングライツ基本協定によって公園が宣伝に使われることや、この協定書に公園全体の性質を変える改造工事計画が含まれていること。
●公園内の有料施設を増やすこと。
●この計画によって、公園から野宿者を追い出し、街からスケーターを追い出すこと。
●公園はみんなのものにもかかわらずナイキや桑原区長、一部議員がこの計画を水面下で進め、公共の場を問うことなくデザインした公園であること。
●渋谷区はこのナイキ化工事の理由に「女性や子どもの安全のため」とも発言し、そもそも大企業やより大きな権力が公共の場を支配することによって、力を奪われる人たちを生み出すということを隠蔽していること。
●特定された利用を強いられ、公園の多目的な利用が困難になること。
●この計画に反対してきた利用者たちが宮下公園で「みんなの公園をつくる」という取り組みを行っている中、突然園内にいた人たちや物を暴力的に排除し、このナイキ化工事をおし進めたこと。
(守る会などは、渋谷区対して4月21日、国賠の提訴もしました。)


これらの理由により、宮下公園のナイキ化を反対します。みんなでピクニックをしましょう! 
・今後ブログに、ピクニック行動の追加情報があるかもしれません。ご注目ください。
***セーファースペース***
 わたしたちは、さまざまな立場の人たちが集まり、できるだけ共にこの行動を行うために、セーファースペースの呼びかけをします。全ての人が安心できる場をつくるということはとても難しく、わたしたちにはそのような場を準備できませんが、ここで気になることや困ったことを聞くという取り組みを行い、できるだけ共同で安心できる場を作れるように目指していきたいと思っています。行動中に、困ったこと、気になることがあれば緑の腕章をつけている人に声をかけてください。よろしくお願いします。
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2011年4月24日日曜日

4月23日24日アースディに「守る会」が参加しました

日本で、一番が来場者が多いイベントと言われているアースディに参加しました。
23日はあいにくの荒天でしたが、24日は晴天。多くの人が、宮下公園で今起こっている問題に関心をしめしていました。スケーターですがナイキ化には反対です、という人や、立場的に表立って反対ができませんが応援しています、という人などもいました。

2011年4月23日土曜日

4月22日の公園課との話し合いで分かったこと

公園課は、4月から小沢課長が退任し藁谷(わらや)課長に変わっていました。
公園課窓口で交渉していましたが、公園の夜間施錠を決めた不当な手続きなどが発覚し、区役所屋上で、じっくりと藁谷公園課課長、原田職員(後ろに、関口土木部参事)と話し合いを持つことになりました。

いくつか判明したことがあります。

1、<公園全体の夜間閉鎖の件>
公園全体が夜間封鎖されるということは4月15日に区報・区HPなどで初めて告知されました。これについて公園課の説明によると、今月4月上旬の地域商店会などによる「要望」を受けて急遽区長が決定したもの、とのこと。たった1、2週間で決まったということになります。
要望したのは、個人ではないと答えるものの、はっきりした団体名は明らかにしませんでした。
「守る会」は、ナイキ化自体を取り消せ、とずっと要望しているし、夜間施錠反対についても、当然要望しつづけてきたことです。そして、何度も公園全体の施錠はしないと公園課に確認をとってきました。2010 年3月24日の住民説明会においても夜間閉鎖の話しはなかったし、2011年3月23日の都市環境委員会分科会においてさえ報告されませんでした。今回の夜間封鎖は公園の根幹に関わる重大な事案であるにもかかわらず、まったく審議されないまま桑原区長が滑り込みで決定したことになります。

2、<夜間閉鎖の方法>
公園の出入り口に門(180センチ)を設置してそれを閉めた上で施錠するとされています。
公園課は、「侵入者」を防ぐために門を閉め施錠すると言っていました。しかし、門を閉めることによって利用者を「侵入者」に変え、人々を公園から締め出すことになるのです。夜間においても、公園は憩いの場であるべきだし、宮下公園には多くの通行者がいたことは、公園課自らも認めていました。
そもそも、公園は24時間誰でも立ち入り多目的な用途に使用できるものです。
未だに余震が続き、大きな誘発地震が懸念されている中で、公園の夜間の出入りを禁止し、その上施錠までする、、まさに現状に逆行するものです。
「守る会」は、ただちに夜間閉鎖を再検討しやめるように強く要望しました。

3、<公園の名称>
区立宮下公園の通称名は「みやしたこうえん」になるとのことです。
今回の話し合いで、はじめて明らかになったことです。4月15日の区報や区HPの告知においても、記されていません。ネーミングライツ協定、という体裁を守るためにドタバタで決めた苦肉の策にしかすぎません。

4、<公園全体の管理委託>
公園内の管理はFIDO、になるとのことです。(門の開閉や、掃除なども含め)
FIDOは、宮下公園のネーミングライツのナイキジャパン以外の唯一の提案事業者です。
2008年3月7日に開かれた「ネーミングライツ選定委員会」でFIDOは落とされました。
落選理由として「将来の安定性について不安が払拭できない」「企業としての社会的活動の取り組み状況などについては、関連企業を含めて実績はほとんどない」とされた会社が、どうして指名され選ばれることになるのでしょうか。
そもそも、渋谷区が公募をしてもいないのに、2008年2月にナイキジャパンとFIDOが渋谷区に宮下公園のネーミングライツを提案したことを含め、渋谷区とナイキ、そしてFIDOには、何らかの背後関係や政治的なやりとりがあるのではないか、との疑念がますます濃いものになりました。

2011年4月15日金曜日

4月21日(木)宮下公園の行政代執行に対する国家賠償請求裁判、提訴!

2010年9月15日の公園全面封鎖、9月24日の行政代執行の損害賠償を中心にして、ナイキ化計画そのものの問題点や公園や公共の意味や表現の自由を問い直す国家賠償請求裁判、いよいよ提訴します。
被告は、渋谷区(代表者区長 桑原敏武)です。

また、下記のとおり、提訴報告記者会見を行います。
●記者会見の日時場所
2011年4月21日(木) 午前11時00分~ 司法記者クラブ
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追記<記者会見>の模様
弁護士から裁判の意義と概略について、その後原告のそれぞれの立場からナイキ化の問題点、野宿者の置かれている問題、公共性や表現の自由、フェンス設置時に受けた暴力などについて主張しました。記者からの質問も、様々に飛び出しました。

問題含みの「宮下公園」4月30日(土)12時オープン

大慌てで改造していた宮下公園が4月30日にオープンするそうです。
http://www.city.shibuya.tokyo.jp/news/oshirase/miyasita_open.html

渋谷区のHP上の告知に
「開園時間8時30分~22時30分(注)節電のため当面の間、18時30分まで」とあります。

今まで公園課長が「夜間閉鎖の予定はない」と明言していたにも関わらず、平然とその言葉をひっくり返しています。また、いうまでもなく、夜間閉鎖は、公園としての機能を大きく損なうものです。
大震災が起こった後に行政がすることとはとても思えません。

「公園のリニューアルオープンに伴い、多くの公園利用者の来園が予想されるため、撮影及び集会等での利用は6月末日までできません。」とあります。

公園における集会の自由を制限、軽視するものです。集会などの場は確保されている、との今までの公園課等の説明を自ら反古にするものです。

オープンを前にして、宮下「ナイキ」公園の問題が、ますます明らかになってきています。

追って、情報や行動予定などをブログに載せていくので、ご注目ください。